…「きゅる」の物語とお気に入りの絵本を紹介しています…

サイトマップ | 著作権について

home きゅるの話 絵本紹介 プロフィール リンク メール
タイトル一覧
その1 とうげのまちぶせへ この画面を閉じる

 

『その2 しゅくばはずれのけっとう』

飯野和好/作

前作でやつがしらのごんべえからの刺客「きゅうりのきゅうべえ」をやっつけ、旅を続けるあさたろうに、再びごんべえの魔の手が迫ります。今度の敵はごんべえ自身。道中、あさたろうの荷物を盗もうとして、あさたろうに懲らしめられ改心した旅のお供「にんにくのにきち」と共に、ごんべえを迎え討ちます。あさたろうは「ねぎ汁の吹き矢」、にきちは「にんにくの粉の目つぶし」。対するごんべえは「つるりん小いもの地獄攻め」。目の前には深い谷底へとつながる崖。決闘の行方やいかに?

『その3 人情渡し舟』

飯野和好/作

あさたろうは、旅のお供「にんにくのにきち」と共に三日月を見ていました。三日月を見ると思い出すのは、小さい時に遊んでくれた父「ながきち」の事。父の眉毛の上には、三日月の傷の跡があったのです。今頃どこにいるのやら…。そして次の日、あさたろうは行き倒れの娘を助けた事をきっかけに、ある旅の男と出会います。娘のピンチを救った後、三度笠に顔を隠し名乗る事もせずに立ち去った謎の男。その後、同じ渡し船に偶然乗り合わせたあさたろうが見た男の素顔。それは、紛れもなく父「ながきち」なのでした。

『その4 火の玉・おてつのあだうち』

飯野和好/作

前作で父親と出会いながら声をかけられずに別れてしまったあさたろう。旅のお供「にんにくのにきち」と共に「むろあな村」へとやって来ました。むろあな村には父の敵を探しながら村のために力を尽くしている「おてつ」という娘がいました。偶然、おてつの父の敵である「灰かぶりの豆ぞう」という悪者の悪だくみを聞いてしまったあさたろう。おてつに力を貸し、おてつは見事敵討ちを果たすのでした。そして、そんなあさたろうにも幸せが…。騒ぎを聞きつけやって来た父「ながきち」と、今度こそ本当の再会をするのでした。

『その5 いそぎたびそばがきげんえもん』

飯野和好/作

父「ながきち」と別れ、やって来たのはとろろ飯が名物の宿場町。腹を空かせて道に倒れていた芸州広島の浪人「そばがきげんえもん」と出会い、盗まれた財布を取り返してあげるのでした。その財布はとても大切なもの。何故なら家老一味の悪だくみを暴く大事な手紙が入っていたのです。ホッと一安心。「さて、それでは」と、別れを告げようとしたその時、目の前に現れたのは悪の手先「冬瓜組」。げんえもんに斬ってかかります。あさたろう、にきちも助太刀に入り、悪をこらしめるのでした。

『その6 みそだまのでんごろうのわるだくみ』

飯野和好/作

豆味噌作りで有名な八丁村へとやって来たあさたろうとにきち。にきちが用事で出かけてしまったので、あさたろうは一人で村を歩いていました。すると、道端にしゃがみ込んで泣いている男の子が…。男の子の名前は「まめきち」。「味噌だまのでんごろう」という悪者に家をめちゃくちゃにされたのです。まめきちの家は「まるまめや」という大きな味噌屋。それを商売敵のでんごろうが偽の証文を作って押しかけ大事な味噌とまめきちのお姉ちゃんを奪い去っていったのでした。こんな悪事をあさたろうが許すはずがありません。その夜、あさたろうはでんじろうの屋敷に忍び込むのでした。

『その7 さんぞくまつぼっくりのもんえもんのなみだ』

飯野和好/作

人助けをしながら旅を続けるあさたろう。おじいさんの荷物を背負い、東海道の難所「鈴鹿峠」を歩いていました。そんなあさたろうに忍び寄る山賊一味の魔の手。茶店に立ち寄ったあさたろうの前に現れたのは、店員の姿をした山賊一味の一の子分「からすうりのきんぞう」。そうとは知らず、すすめられるがままにお茶を飲んだあさたろう達は、強烈な眠気に襲われるのでした。捕らえられたあさたろう達。ところが、山賊のお頭「まつぼっくりのもんえもん」は、あまり乗り気ではない様子。その胸に秘めた思いとは?…まつぼっくりのもんえもんの心に、あさたろうの正義の心が応えます。しばらく顔を見せなかった「にんにくのにきち」も活躍しますよ。

『その8 にんにくにきち はしる!』

飯野和好/作

今回は、旅のお供「にんにくのにきち」がメインの物語です。あさたろうの話はちょっと一休み。さて、「その6」の話の中であさたろうに置き手紙を残して姿を消したにきちが「その7」で姿を現すまで、一体どこで何をしていたのでしょうか?以前の話を読んで疑問に思っていた方は、今回でその謎が解けますよ。

舞台は桑名の宿外れの料亭「しろたまや」。そこに生き別れとなった母親がいることを聞いたにきち。さっそく料亭を訪ね、母親に自分の正体を明かします。最初は警戒されながらも、必死に語り続けるその姿に、母の心の疑念も晴れ、無事感動の再会を果たすのでした。ところが、そこへ悪のこんにゃく玉のもんじ一味が現れ…

『その9 あめのつちやまきゅうべえのおもい!』

飯野和好/作

東海道は土山の宿。旅を続けるあさたろうとにきちは、雨宿りするため、道端にあったお堂に立ち寄りました。すると外から、悪事を企む怪しげな輩の声が聞こえてくるではありませんか。しかも、その悪党達から用心棒の先生呼ばわりされていたのは…きゅうりのきゅうべえ!

それは『その1 とうげのまちぶせ』に登場した謎の浪人。あさたろうに懲らしめられたはずのきゅうべえが何故ここに…どうやらきゅうべえは、あさたろうを探し求めて東海道を渡り歩いて来た様子。仕返しのため…それとも…?

 

このページの先頭へ
home
©Daisuke.All Rights Reserved.