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【分類】 | 爬虫綱、有鱗目、カナヘビ科 |
【生息地】 | 平地から低山地まで広く生息 |
【体長】 | 16〜25cm程度 |
【食性】 | 昆虫、クモなど |
北海道、本州、四国、九州および周辺の島々に分布する日本固有種です。写真を見て、「カナヘビ?、トカゲじゃないの?」という方…そうなんです。庭でよく見かけるこの生き物、正式にはニホンカナヘビといいます。トカゲの仲間なんですが、正真正銘のトカゲ(ニホントカゲ)とは違うまったくの別種なんです。見分け方としては、身体に光沢がありツヤツヤとしているのがニホントカゲ。ニホンカナヘビは光沢が無く、カサカサとした身体をしています。
私は、小さい頃、この生き物を「トカゲ」だと教えられました。なので、絵本で初めて「カナヘビ」という言葉を目にした時、ヘビの仲間かなんかかな?と勝手に想像していました。ところが、絵を見るとどうも違う…。これは、トカゲ??そこで、調べてみて初めて知ったのです。光沢があるのもカサカサしたのも同じ「トカゲ」なのではなく、それぞれ「ニホントカゲ」と「ニホンカナヘビ」なんだと。
ツヤツヤ肌の「ニホントカゲ」、カサカサ肌の「ニホンカナヘビ」。あなたは、どちらが好みですか?