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てんとうむしのシーソー

ひたすら高い所を目指し

シーソーの上を

行ったり、来たり

何故か癒されます…

♦用意するもの

ストロー、クリップ、洗濯バサミ(2個)、セロテープ、シーソーを置く台(コップや大きなヨーグルトのカップなど)
(クリップが無い場合は爪楊枝や針などでも作れますが、安全でシーソーの可動性が良いクリップの使用をおすすめします。もし針を使われる場合は、怪我をしないように注意しましょう)
てんとうむしのてんてんちゃん
高家博成/さく 仲川道子/さく
絵本紹介文

 

てんとうむしの習性

みなさんは、野原にいるてんとうむしをじっくり観察したことがありますか?草にとまったてんとうむしを見ていると、草の先のひたすら高い所を目指して登り、一番先端から空高く飛び立つ姿がよく見られると思います。

てんとうむしを漢字で書くと「天道虫」。ここで言う「天道」とは太陽神、つまり「お天道さま(おてんとうさま)」のことです。高い所を目指してのぼり、太陽に向かって飛んでいく…そんなてんとうむしの習性が名前の由来なのです。

このページで紹介するてんとうむしのシーソーでは、この習性をとてもよく観察することが出来ます。シーソーを高い方へとのぼり、その重みでシーソーが下がると、くるっと反転してまた高い所を目指してのぼっていく。途中、横にそれたり飛んでいってしまうこともあるけれど…きっとおもしろい発見が出来るでしょう。

 

♦作り方

手順1 手順2 手順3

手順4 手順5
1、折れ曲がったクリップを伸ばす。
2、ストローの中心(後でバランスの微調整をするので大体で構いません)にキリなどで穴を開ける。
3、ストローの穴にクリップを差し込み、両端を洗濯バサミで挟む。
4、セロテープを貼って、シーソーの左右のバランスをとる。
♦
セロテープの貼る位置を左右にずらしながらバランスをとると楽ですよ。
5、シーソーを、台(裏返したコップなど)の上に乗せて完成。
♦
なるべくシーソーの角度が急になるような台を選びましょう。

♦シーソー遊びで感じたてんとうむしの個性

シーソーの写真

今回のシーソー遊びのために捕まえたてんとうむしは「ナナホシテントウ」3匹。多少、色や大きさの違いはありましたが、どのてんとうむしも間違いなくごく普通に見かける「ナナホシテントウ」。捕まえた時は、それぞれの間にあまり差異は感じられませんでした。ところが、てんとうむしのシーソーに乗せてびっくり。反応が3匹とも違ったのです。シーソーが下がった途端くるっと反転して高い所を目指し、下がっては反転、下がっては反転と文字通りシーソーを繰り返すタイプ。歩いているうちにシーソーが下がったとしても気にせずに下の方へ歩き、行き止まりまできてから反転して高い所を目指すタイプ。何度やっても途中で飛んでいってしまうタイプ。シーソーに乗せるたびに、決まってそれぞれが独自の反応をするのです。それは、見た目それ程変わらない3匹のてんとうむし達の中に「個性」を感じた瞬間でした。

高い所を目指すのがてんとう虫の「習性」ということなので、作ったシーソーの傾き具合が影響したのかもしれません。お腹の空き具合なども関係しているのかも?とにかく、それぞれで違った反応を見せてくれたてんとうむし達に感動しました。

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