ー絵本紹介用ー
ー今日の読み聞かせ用ー
ーお気に入り絵本用ー
庄司三智子/さく
韻を踏んだ言葉、七五調、そこから生まれるリズミカルな文章。文章の中には、いろいろな太鼓の擬音が乱れ飛ぶ。やり過ぎではと思うくらいだったが、どんどん気分が高揚してくる。読み聞かせでは、実際に太鼓の音が響いているような気さえした。読み聞かせ後、子供達は自分の行動に合わせて、リズミカルな擬音を口ずさんでいた。この絵本は心に「響く」絵本だ。
山本孝/作・絵
子供達のお気に入りの絵本。何回も読まされた。やっぱり、子供達は「ごっこ遊び」が大好きだ。だから…読み聞かせの後は、しばらくにぎやかになる。眠る前、布団の上で読み聞かせをしたとしても、やっぱりしばらくは騒がしい。まあ、しょうがないか…
大島妙子/作
病み上がりの長男(7才)が選んだ絵本。弱虫な子犬マイロが、ある出来事を通して、少しだけたくましくなる物語。始まりはよくある感じ。ところが、いきなり緑色のへんてこな生き物が登場して、びっくり。かいじゅうの登場は意外だったが、全体的にほのぼのとした穏やかな絵本だった。
フィリップ・C・ステッド/文 エリン・E・ステッド/絵 青山南/訳
冬眠前のクマと動物達のやり取りが、なんともまったりとしている。読み聞かせしながら、思わずあくびをしてしまった。絵も優しく、内容もほのぼのとしていて…この絵本は、眠る前の読み聞かせに向いていると思う。
伊藤文人/絵・文
今回は次男(5才)が選んだ絵本。さかさ絵の絵本だ。長男(7才)も興味津々。絵をひっくり返すたび、違う絵が現れてびっくりしたり喜んだり…時には、違う絵が見えてこなくて悩んだりしていた。頭の体操にもなるかもしれない。
新井悦子/作 野村たかあき/絵
「いたいのいたいの」を山奥の鬼へと飛ばす話。急に痛みが飛んできた鬼はたまったものじゃないが、この鬼がなんとも心優しい鬼で、人間に同情し助け舟まで出してくれる。そんな鬼の優しさが物語をとても温かくしてくれていた。最後までほのぼのと上手にまとめられた絵本。
いとうひろし/〔作〕
船長になるという夢を持ったへんたこさんの話。たこが船長になっている表紙の絵と「へんたこさん」という言葉の響きから、おもしろおかしい絵本を想像していたのだが…結構しっかりした内容の絵本だった。しかも、なかなか感動的な物語だ。子供達も本の世界にひき込まれるようにじっくり聞き入っていた。
さとうわきこ/さく・え
「ばばばあちゃん」シリーズ。雨を降らし続ける意地悪な雷様達に腹を立てたばばばあちゃん。雷様達を懲らしめるためにとった行動がなんともばばばあちゃんらしくてよかった。空から大量の雷様と雲が落ちてくるシーンが圧巻だった。
エリック・カール/さく もりひさし/やく
ごきげんななめのてんとう虫が、ページをめくるごとにいろいろな動物に喧嘩を売っていく。だんだん大きくなる相手。それとともにページも文字も大きくなる。迫力がよく伝わってくるしかけだ。さらに右上に描かれた時計もすすんでいく。最近時計の見方が気になっている次男(5才)は、この時計に夢中だった。
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