ー絵本紹介用ー
ー今日の読み聞かせ用ー
ーお気に入り絵本用ー
斉藤洋/作 森田みちよ/絵
たぬきさんに化け方を教わったぶたのぶたぬきくんの話。この絵本はシリーズになっていて、いろいろ読んだ。次男(7才)のお気に入りのシリーズだ。読み聞かせでは、長女や長男からも笑い声が聞こえてきて、なんか嬉しかった。
白土あつこ/作・絵
「ようかいえん」に入園したタヌキの「ばけた」の話。妖怪が出てくる絵本は、読み聞かせでウケがいい。子供達が興味深そうに聞いている。物語の中に出てくるようかいえんの園歌「ようかいえんのうた」の楽譜が巻末に掲載されているので、楽器が弾けたり歌が上手な人はどうぞ。
恩田陸/作 樋口佳絵/絵
岩崎書店「怪談えほん」シリーズの絵本。このシリーズの中では、かなり怖さを感じる絵本だった。夜、鏡の中をじっと見るのが怖いと思う人はいるだろう。そんな鏡の中の世界に対する怖さが、不気味な絵で強められ、大人でもぞくっとしそうな場面があった。刺激が強いなと思ったので、後で、せなけいこ作の『くずかごおばけ』も読んで中和しておいた。
川村たかし/文 梶山俊夫/画
「日本の民話絵本」シリーズ。いたずらばかりしているくろぎつねを、お坊さんがこらしめる話。うまいことだまして、見事にきつねから「ばけてぬぐい」を取り上げるのだが…だまされたことを悟ったきつねの反応が秀逸。「やられたらやり返す」というようなありがちな展開からかけ離れた驚きの結末だった。
青山邦彦/作・絵
個性的で魅力あふれる部屋がいっぱいの楽しい建物の話。何年か前に読んだときは、姉弟そろってピエロの家族が作った部屋が好きだと言っていたが、時は流れ…それぞれ好きな部屋が変わっていた。長女はお菓子やさんが作った部屋、長男は時計職人が作った部屋。やはり、いろいろな理想があるようで、子供達の話を聞いていておもしろかった。
今西祐行/作 沢田としき/絵
お互いに相手のことをよく知らないがために戦を始めてしまった二つの国。ある兵士が吹いた土の笛の音をきっかけに心を通わせることに。それは戦場の塹壕の土で作った土の笛。その笛を吹きながらお互いの肩に手を置き涙する二つの国の兵士の姿からは、その音色が聞こえてきそうなぬくもりを感じた。
庄野ナホコ/作
「ルッキオとフリフリ」シリーズ2作目。楽しみにしていた2作目ということもあり、子供達が嬉しそうに読み聞かせを聞いていた。相変わらず行動や言動はくだけているけれど…やっぱり2匹は魅力的な存在だ。私も読んでいて楽しかった。
かとうあじゅ/作
「じっちょりん」シリーズ4作目。とても小さくてちょっと不思議な生き物「じっちょりん」の生活を描いた物語。このシリーズには、細かく描き込まれた絵の中からハートの形を探すというお楽しみがある。今作では、絵の中からじっちょりんの仲間達を探すというお楽しみに変わっていたが、やっぱりハートの形もあった。
きねかわいつか/ぶん 近藤薫美子/え
森の奥の切り株に作られた虫達のホテルを舞台にした絵本。たくさんの部屋にたくさんの虫。見開き2ページを使って細かく描き込まれたホテルの全景とともに物語はすすみ、この部屋ではこの虫が、あっちの部屋ではあの虫が…と、読むたびにいろいろな発見があった。子供が喜ぶ絵本。
ダニエル・カーク/さく わたなべてつた/やく
『としょかんねずみ』シリーズ第4作目。としょかんねずみのサムと、友達のサラ、2匹の冒険物語。今作では、図書館の外にある博物館へと行く。久しぶりの『としょかんねずみ』シリーズの読み聞かせだったが、子供達の反応はなかなかよかった。
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