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『ちゃんがら町』

山本孝/作・絵

駄菓子屋「よもだや」には大きな鈴がぶら下がっています。店に集まってきた子供達の前で、「よもだバァ」がその鈴を「チャンガラー」と鳴らせば、あら不思議。地面が揺れて、店の外はたちまち別世界。そこは、人間とは少しだけ違う人達が住むチャンガラの町。子供達はチャンガラの町の子供達といつものように待ち合わせをして、不思議で楽しいひと時を過ごすのでした。

今も町にある駄菓子屋を見る度、昭和の時代へタイムスリップしたような気分になります。探検、秘密基地、ブリキのおもちゃ、わらの山。チャンガラの町は、そんなレトロなにおいに包まれた素敵な町でした。

 

♠ 『11ぴきのねことあほうどり』

馬場のぼる/著

11ぴきのねこがコロッケ屋を始めました。晩ご飯は売れ残ったコロッケ。来る日も来る日もコロッケ、コロッケ…。たまには鳥の丸焼きが食べたい。そんな時、1羽のあほうどりがコロッケをもらいに店へとやってきました。ねこ達の目が光ります。大歓迎でコロッケをごちそうしてあげると、国にいる10羽の兄弟達にも食べさせてあげたいと言いました。ということは、全部で鳥の丸焼きが…いや、あほうどりが11羽。ねこ達は大喜びでその国へと向かいました。しかし、そこで待っていたのは…。

親子共々気に入っている絵本。話の展開がとても良く、後半には読み聞かせをしていて自然に盛り上がっていく文章構成もあり、おすすめの一冊です。

 

『けばけば』

きたがわゆうじん/ぶん むらかみたかし/え

「けばけば」には友達がいません。身体にたくさんの色を持っていて、みんなから気持ち悪いと思われていましたが、本当はとてもやさしい心の持ち主でした。色がみんなと違っていじめられていたひよこや、赤い色を無くして困っている太陽などに身体の色を分けてあげました。その度にけばけばの身体の色は減っていきましたが、みんなが喜んでいることがとても幸せでした。やがて、すべての色をあげてしまったけばけばは、身体からすべての色が無くなり、そして白い雲になりました。幸せな気分でいっぱいの雲になりました。

作者は、人気アコースティックデュオ「ゆず」の北川悠仁さんです。やさしい気持ちになれる絵本です。

 

『ドラゴンマシーン』

ヘレン・ウォード/作 ウエイン・アンダースン/絵 岡田淳/訳

ある日、本物のドラゴンが飛んでいるのを見たジョージ。それ以来、ジョージはいろいろな場所でドラゴンを見るようになります。やがて、ジョージがえさをあげたことによってドラゴンがまとわりつき始め、まわりでイタズラし始めました。このままではみんなに見つかって、ドラゴンがひどい目にあってしまう。そこでドラゴンが住む国へとドラゴンを連れて帰ることにしたのです。ジョージが作ったドラゴンマシ−ンで。

全体的に暗く悲しい感じがして、読み聞かせにはどうかな?と思います。ただ、そんな感じが気にならないほど気に入った絵がありました。満月を背景にジョージが作ったドラゴンマシーンで空を飛んでいる絵。とても印象的です。『ハウルの動く城』に登場するあの城のように、がらくたを寄せ集めて出来たようなドラゴンマシーン。きっと子供の心に残る絵だと思います。

 

同じ名前見つけた
『やねのうえのもも』

織茂恭子/作

何も悪いことしてないのに何で私ばっかり怒られるんだろう?私のこと嫌いなの?お父さんに理不尽な怒られ方をしたももは、屋根の上に一人いました。でもいつだって時間が過ぎれば、優しいお父さんに戻って仲直り。そこにいるのは笑顔いっぱいの楽しい親子です。…だって、やっぱり家族ですから。

親子のきずなを感じます。でも、普段から子供とよく話し、よく遊び、信頼されていないとこうはいきませんよね。いずれにせよ、子供を叱るときは、まず話をしっかり聞いてあげるべきでしょう。

 

『がたたん たん』

やすいすえこ/作 福田岩緒/絵

文章はほとんどありません。灰色で描かれた電車の乗客達が、ささいな出来事を通して段々とカラーに変わっていきます。少女のひざから逃げ出した猫を少年が捕まえてあげたり、おばあちゃんが落とした毛糸玉をみんなで拾ってあげたり…。今まで関係が無かった人々の間に、少しずつつながりが出来て心が通い合っていく。そんな時、冷たく感じた電車内の空気にあたたかな色が広がっていくのです。

今は、親切でしたことが逆に大きなお世話と思われたりすることが多くなってきました。でも、絵本が伝えるこの感覚は大事にしていかなければと思います。第12回絵本にっぽん賞受賞作品。

 

『ぼくのうちに波がきた』

キャサリン・コーワン/文 マーク・ブエナー/絵 中村邦生/訳

オクタビオ・パス/原案

海水浴に来ていた少年のことをすっかり気に入ってしまった波が、少年の家までついてきてしまうという奇想天外な物語。この波は気分屋で、とても気性が激しく、明るく楽しそうな雰囲気で始まる絵本が、最後には少し寒気がする位怖い雰囲気へと変わっていきます。その変わり様が、波の持つ美しさや力強さ、そして荒々しさを見事に表現していました。

この絵本はオクタビオ・パスの短編小説『波と暮らして』を原案として作られています。機会があれば、ぜひその小説も読んでみたいと思います。

 

『おもちのきもち』

かがくいひろし/作・絵

生まれ変わったら、おもちになってみたいですか?やめた方がいいですよ。どうやら、おもちでいるのは大変そうです。ペッタンペッタン頭を何度もたたかれては、のばされ、ちぎられ、あんこをつけられたり、ひどい時には納豆まみれになることも。この絵本の中の逃げ出した鏡餅の気持ち…わかります。

表紙のインパクトで手に取った絵本。何となく昔話風にまとめられ、読みやすい絵本です。

 

『しゃっくりがいこつ』

マージェリー・カイラー/作 S.D.シンドラー/絵 黒宮純子/訳

がいこつ、おばけ、コウモリのベッドに、ヘビが絡み付いたテーブル。全体的に暗い色使いで、怖い雰囲気いっぱいの絵本…と思いきや、かなり面白いです。特に、しゃっくりが止まらなくなったがいこつとおばけのやり取りがとても愉快で、楽しんで読める絵本です。

子供にウケが良かった絵本。何度も読んでとせがまれました。

 

『ともだちひきとりや』

内田麟太郎/作 降矢なな/絵

キツネとオオカミのおれたちともだちシリーズ。今回はいつも言い争いばかりしているイノシシとイタチの仲を取りもってあげる話です。いらない友達ひきとります…。威張りちらしてイタチとけんか別れしたイノシシから、干し魚と引き換えにイタチをひきとっていった二人。その日からイタチは二人と遊ぶことになりました。その楽しそうなイタチの姿を見て、最初は強がっていたイノシシでしたが、次第に心が変化していきました。どうやら威張りんぼうのイノシシも大切な何かに気付いたようです。

ガキ大将タイプのイノシシと、そんなイノシシが大好きなイタチ。きっと普段はイタチのことをイノシシが守ってあげたりしているんだろうなと思いながらも、やはり威張りすぎるのは良くないですね。お互いに好きだから一緒にいて、守り守られ癒し癒され共感し合う。友達ってどちらが上とか下とかではないはずですから。

 

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