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♠ 『きょだいな きょだいな』

長谷川摂子/作 降矢なな/絵

「あったとさ あったとさ ひろいのっぱら どまんなか…」野原にあるのは巨大なピアノ、せっけん、電話などなど。そこへ子供が100人やってきます。そして、ピアノの上で鬼ごっこしたり、せっけんの上ですべりっこしたりと、とにかく話のスケールも巨大なんです。絵も迫力満点で、読み応えのある絵本です。

繰り返しのある絵本。言葉も調子良くまとめられ、読み聞かせしているうちについつい言葉のリズムに乗ってしまいます。そんな親の姿を見てか、子供がとても気に入って、何度も読むようにせがまれた絵本です。

 

『くろくんとふしぎなともだち』

なかやみわ/さく・え

散歩の途中、くれよんのくろくんはバスに出会いました。走っている所が見てみたい!でも、バスは道が無いと走れないと言います。そこで、くろくんが画用紙に道を描いてあげると、バスはその道の後をついて走ってくれました。次の日、同じ場所には船がいました。そして、そのまた次の日他のくれよん達と一緒に行くと、そこには新幹線がいました。走っている所が見たいのですが、新幹線は速くて危険だからダメだと言います。他のくれよん達は納得しません。なんとかして走らせようとするくれよん達。そして、とうとう大変なことが起こってしまうのです。

くれよんのくろくんシリーズ。かわいらしい絵と、子供の遊びに密着した話の内容は、さすが人気シリーズだなと思います。

 

『にわとりのおっぱい』

山本省三/作

にわとりにおっぱいはありますか?あったような、無かったような…。鳥小屋で絵を描いていた1年2組のみんなは、突然の雨のために教室で絵の続きを描くことになりました。ところが、にわとりにおっぱいがあったかどうか思い出せません。疑問はクラス中にふくれあがります。ひよこは赤ちゃんだからおっぱいを飲むはず。いや、くちばしでお母さんが痛がるから無いはず。いろいろな思いを胸に、子供達は再び鳥小屋へと向かうのでした。

疑問から始まり、考え、経験して得た知識は、教えられた知識とはひと味違う大切な財産になりますよね。にわとりにおっぱいがあったかどうか、この絵本には書かれていません。それもまた作者のメッセージなんだと思います。

 

『がいこつさん』

五味太郎/作

がいこつさんは、何か忘れている気がして目を覚ましました。ちゃんと思い出さないと眠れそうにありません。目覚ましのセット?洗濯?電話?手紙?思い浮かぶのは、どれもこれもがいこつさんには必要の無いものばかり。あれこれ悩んだあげく、トイレの鏡を見た時、やっと思い出しました。そこに映っていたのはきれいな歯。寝る前にしなくてはいけないこと…もちろんわかりますよね。

五味太郎さんの絵本は面白い絵本が多いですよね。この絵本には、ひねった面白さがあります。がいこつさんの不思議なキャラに惹かれながら、最後はなるほどねと納得させられました。

 

同じ名前見つけた
『ゆきのひのようちえん』

こわせたまみ/さく 秋里信子/え

幼稚園に雪が積もりました。雪合戦をして雪うさぎを作って、とても楽しい一日でした。みんなが帰った後、ゆうちゃんが忘れ物の手袋を探しに園へ戻ると、なんと昼間作った雪うさぎ達が雪合戦をしていました。その中にはゆうちゃんの手袋をはめた雪うさぎもいます。ゆうちゃんは手袋をそのまま貸してあげると、一緒に仲良く遊びました。その夜、雪うさぎ達はとけてしまいましたが、楽しい思い出となって心の中に残りました。

子供が大好きな雪遊び。自分の作った雪だるまがとけているのを見ると、とても悲しかったのを覚えています。この絵本では、雪うさぎ達はとけてしまうのではなく、雪のお山に帰っていきます。子供にやさしい絵本です。

 

同じ名前見つけた
『わすれんぼ・ちびくん』

マイク・ギビー/作 バーバラ・ナッシムベーニー/絵 くどうなおこ/訳

自分の名前を忘れてしまった茶色のちび犬くん。首輪には名前が書いてあったはずなのに、その首輪も見つかりません。ちび犬くんは町へ出てみんなに名前を聞いてまわりました。知り合いの犬に出会うたび、少しずつ自分のことがわかっていきます。そして、最後にたどり着いた自分の名前は…どうやら、彼の顔にある特徴的な白いぶちに関係がある名前だったようです。

繰り返しのある絵本です。最後のページでひょこっと現れてコメントするねずみくん。よく見るとページのあちこちにかくれていました。

 

ひらがなの絵本
『はらぺこゆうれい』

せなけいこ/作〕

中国の『幽明録』という書に出てくる話をもとにした絵本。おなかをすかした幽霊が、知り合いに聞いた方法でなんとか食べ物にありつこうとします。しかし上手くいかず、とうとう墓場で倒れてしまいました。それを見かねたえんま大王が鬼を使いによこしましたが、幽霊の身体は文字通り吹けば飛ぶようなありさまでした。鬼のくしゃみに吹き飛ばされてしまった幽霊を、えんま大王は夜空に漂うほうき星にしてあげたのでした。

せなさんが後書きですすめていた『幽明録』を読みました。不思議な話が多くて楽しめます。『幽明録』の中では、怖がらせることに失敗した幽霊が、3度目に成功してたくさんの食料を手に入れます。そしてそれ以後、怪しいことを繰り返したという話で終わります。それを、失敗したままの幽霊をえんま大王がほうき星にしてあげるという話に脚色した所。原作以上のユーモア、そしてあたたかさが加えられていて好きです。

 

ひらがなの絵本同じ名前見つけた
『だいちゃんとうみ』

太田大八/さく・え

小川で獲った川エビをえさにして、海でキスや鯛を釣る。昼ご飯は釣り上げた魚の刺身、飯ごうで作ったみそ汁、そして「みなめし」。みなめしとは、みなという貝の身が入ったご飯のこと。もちろんその貝も海でとったものです。昼ご飯の後は、くすのきの上に作ったやぐらに登り海を眺める。この絵本には、自然と向き合い共生するたくましい子供達の姿が描かれています。

潮干狩り、つくしとり。朝早く起きて樹液に集まるクワガタ探し。今でも自然とふれあう機会はたくさんあります。1979年、こどものともで発行され、1992年にこどものとも傑作集として発行されたこの絵本。そこに出てくる風景には、どうしてもそれ以上の時間的な距離を感じてしまいます。このような話が、現実とかけ離れすぎてしまわないように、子供にはいろいろな体験をさせてあげたいものです。

 

『あしたは月よう日』

長谷川集平/〔作〕

1995年1月17日、火曜日早朝に淡路・神戸などを襲った阪神・淡路大震災。この絵本には震災前の神戸に住む、ある家族のありふれた休日が描かれています。もちろん、その時はまだ大地震が起こることなど想像もしていません。特別なことは何も無い日曜日。父親は仕事の疲れを癒し、子供はどこかへ連れていけとねだる、そんな平凡な日曜日。笑ったり怒ったりしながらも、当たり前のようにみんながいる日常…それが幸せなんですね。

とてもまじめなテーマなんですが、子供には大ウケです。大笑いして聞いていました。何故?それは、鼻くそやおならなど子供のつぼを刺激するような内容が、関西弁で語られているからです。話を笑いながら聞いている子供の顔を見ていると、いつまでもこの幸せが続きますようにと自然に思います。

 

♠ 『きょうはなんてうんがいいんだろう』

宮西達也/作・絵

おおかみのウルはおひるね森でたくさんの子豚達が昼寝しているのを見つけました。なんて運がいいんだろう!とても一人じゃ食べきれそうもありません。そこで、友達の家へ友達を呼びにいきました。ところが、逆にごちそうしてもらい、おみやげまでもらってしまいました。次の友達にも、そのまた次の友達にも…。その夜は、みんなからもらったおみやげで楽しい夕食になりました。…って、何か忘れてませんか?どうやら、一番運が良かったのは子豚達だったようです。

裏表紙の絵がとても好きです。もう夜になってしまったのに、まだ子豚達がいると信じて疑わないような表情のウルが、なんともかわいいです。

 

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