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『ふゆのまほうつかい』

ジュリー・モンクス/さく 代田亜香子/やく

雪が降る日。窓の外はまるで魔法がかかったみたいに真っ白な雪景色。雪の世界へ飛び出した子供達の上、雪はくるくる回りながら踊り、手のひらにのせた雪はすっと消えていく。木の枝が雪の上に落とす影はシカの角のようで、雪の積もった丘はシロクマのふかふかの背中のよう。雪が演出する魔法の世界は、いつだって子供達の心をワクワクさせるのです。

2004年、イギリスのBest of Illustration賞受賞絵本。やわらかなタッチで描かれた、目と心にやさしい絵本です。

 

同じ名前見つけた
『ジロがなく』

山下ケンジ/作・絵

ジロはどんなことがあっても、決して鳴かなかった。いや、鳴けなかった。それは彼の鳴き声のせいだった。カラスに育てられたジロ。彼にとって親の声はカラスの声だったのです。小さい頃は、その鳴き声のせいでいじめられました。みんなの前で鳴くのをやめたジロは、やがて、けんかをしても決して鳴かない強い犬として一目置かれるようになります。ジロは、群れのボスになりました。そんなジロに訪れる悲劇。仲間を助けるために、ボスとして、そして大切な友を思う一匹の犬として彼がとった勇気ある行動に胸を打たれます。

いろいろ考えさせられる絵本。フィクションだとわかっていても、犬の世界も大変だな…なんて思ってしまいました。この絵本の中、最後にジロは本当の意味での仲間に出会うことになります。それは、彼のとった勇気ある決断、カミングアウトのおかげ。自分のことを知って受け入れてくれる真の友に出会えることは幸せなことですね。

 

♠ 『かばんうりのガラゴ』

島田ゆか/作絵

旅するカバン屋、ガラゴの話。ガラゴが持ち歩くカバンは、まるで四次元ポケット。その中には、お客さんの希望に合う素敵なカバンがいっぱい。犬の形をしたカバン、ライオンのたてがみのカバン、ピアノのカバン、やかんのカバン。どこにこんな大きなカバンが入っているのだろうというくらい、たくさんのカバンが入っています。しかも、どれも個性的で魅力的で不思議なカバンばかり。でも、本当にすごいカバンは、たくさんの商品が入っているだけでなく、ガラゴのベッドにも変身したりするガラゴ自身のカバンなのかもしれません。

「バムとケロ」シリーズでおなじみのケロちゃんが出てきます。私のお気に入りは、このケロちゃんが注文した子供達を連れて歩けるカバン。ケロちゃんはカエルなので、当然子供達と言うのはおたまじゃくしのこと。ピアノの形をしたカバンなのですが、五線譜が書かれていて、おたまじゃくしがそこを泳ぐたびにきれいな音楽を奏でるのです。何という素晴らしいアイデア。こんなカバン欲しい!

 

『うちにかえったガラゴ』

島田ゆか/作絵

ガラゴは旅するカバン屋。寒い季節になると店をしまい、山を越え川を渡り家に帰ってきます。家での楽しみはあたたかいお風呂。お風呂の中には真っ白な泡とたくさんのおもちゃ。お客さんも大勢やってきて、みんなでお風呂に入ります。ガラゴのお風呂は本当に最高!そして、お風呂の後はおいしい晩ご飯。するとその時、ドアをノックする音が。やって来たお客さんは…。

娘は最後に登場するあの二人の後ろ姿に大興奮。よく見ると、ガラゴが旅から帰って来たとき、家の前のポストに彼らからの手紙らしいものが見えていたりして、楽しませてくれます。

 

『ぶたさんちのばんごはん』

渡辺有一/作

こぶたくんとお父さんは海へ魚釣りに出かけました。狙いはタイ。「赤くてでっかいのこい」と大声を出しながらウキを見つめます。やがて竿に確かな手応えを感じたお父さん。気合い十分、釣り上げてびっくり。なんとそれは、赤くてでっかい…タコの親子だったのです。ぶたの親子とタコの親子の交流を描いた、ほのぼの感あふれる絵本。

この絵本の見所は、やはり「タコおどり」。身振り手振りを加えてリズミカルに読めば、子供も食いつかずにはいられない楽しさがあります。

 

ひらがなの絵本
『ねこざかな』

わたなべゆういち/作・絵

食べて食べられての猫と魚が合体して一つになっちゃう話。ある日、猫が釣り上げた魚の口は猫よりずっと大きくて、食べようとした猫を逆にぱっくり。魚が猫を飲み込んでしまうなんてひどい…。でも、猫は魚の口の中にいるのが段々楽しくなってきて、魚もなんだかいい感じ。こうして、ねこざかなとしての一緒の暮らしは始まったのでした。でも、猫と魚の共同生活なんて、続くわけありませんよね。

猫の最後のセリフが、心に残りました。「おれはねこだよ。ねこがさかなをたべずにいられるもんか」。発想の面白さだけではない何かを感じます。

 

『スモウマン』

中川ひろたか/ぶん 長谷川義史/え

上を目指し今日も稽古に励む、すしのねた部屋の幕下力士「スモウマン」。相撲の世界ではまだまだの彼だが、実は悪をくじき弱きを助ける我らが正義の味方「スモウマン」なのであった。ひとたび助けを呼ぶ声がすれば、マントをつけてひとっとび。今日も相撲の技が冴えわたります。

スモウマンが悪者から女の子を助け、ちゃんこをごちそうするという内容。とてもわかりやすいです。しかも文字数が少ないので、あっという間に読み終わります。ただし、絵はそうはいきません。細かなネタがあちこちにちりばめられ、さすが長谷川義史さんといったところです。

 

同じ名前見つけた
『ビリーは12さい』

相馬公平/さく 梶山俊夫/え

小型犬ビリーは12さい。犬にとって12さいといえば、もう立派な老犬。毛の色も薄くなり、身体もすっかり衰えてきました。ジャンプ力も落ちたし、ボールを投げても知らんぷりしていることもあります。そんな時、家族は決まって「ビリーは12さいだから…」と、年寄り扱いしますが、年を取ったのは家族も一緒。みんな少しずつ変わっていくんです。でも、そんな中ただ一つ家族とビリーの強い絆だけは、変わることはありません。

家族と犬の絆をこれでもかというくらいストレートに描いた作品。犬の視点から語られるあたたかな話と素朴な絵が、心にやさしい絵本です。

 

ひらがなの絵本
♠ 『だんまりこおろぎ』ー虫の音がきこえる本 (音のでる絵本)

エリック・カール/さく くどうなおこ/やく

生まれたばかりのこおろぎぼうや。「元気に生まれておめでとう」。大きなこおろぎが、羽をこすってきれいな音色であいさつしてくれました。こおろぎぼうやも小さな羽をこすってあいさつしようとしましたが、音が出ません。その後もバッタやカマキリなどたくさんの虫があいさつしてくれますが、やっぱり音は出ませんでした。だまってしずしずと飛ぶ蛾。しんみりだまっているのもいいもんだと思った時、物静かなこおろぎの女の子に出会いました。あいさつしたくて、もう一度羽をこすってみると…

とてもきれいなこおろぎの音色が聞こえてくる絵本。本当に聞こえます。音の出るしかけ絵本です。どうやっても音を出せなかったこおろぎが、上手に音を出せるようになるシーンに合わせて絵本から音が出るようになっています。最高のしかけ。素晴らしいです。子供も大喜び。繰り返しのある内容も読み聞かせに向いていて、おすすめの絵本です。

 

『魔女からの手紙』

角野栄子/著

角野栄子さん作家生活20年を記念して作った絵本。「ヤヤ」が納戸の中で見つけたひいおばあちゃんあてのたくさんの手紙。おばあちゃんに聞いた話では、ひいおばあちゃんには不思議な友達がたくさんいたらしい。手紙にはそれぞれ変わった切手が付いていて、文字もなんだか変な形。ヤヤはドキドキしながら手紙を読み始めました。この絵本は、とにかく豪華です。ディック・ブルーナ、五味太郎、長新太、スーザン・バーレイなど20人もの画家に自由に描いてもらった魔女の絵。その絵に後から角野さんが文章をつけ、絵手紙にしているんです。しかも、それぞれの手紙に描かれた20枚の切手が、魔女国特製切手シールとなって付録としてついてきます。もう本当に豪華な絵本です。

魔女からの手紙という設定だけあって、謎めいた文章が多く、小さい子供に読み聞かせてもわかりづらいかもしれません。私はたくさん質問されました。魔女に興味を持ち、その謎めいた雰囲気を楽しみながら自分で読めるくらいの子供には、自信を持っておすすめできる絵本です。

 

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