…「きゅる」の物語と大好きな絵本を紹介しています…

サイトマップ | 著作権について

home きゅるの話 絵本紹介 プロフィール リンク メール
Yahoo! JAPAN
サイト内検索

テーマ別絵本

テーマを決めて絵本を探すなら…
>テーマ別絵本
ひとりでよめるかな?

ひらがなのえほん

ひらがなだけで読める絵本を集めました。
>ひらがなのえほん

同じ名前見つけた!

絵本に出てきた同じ名前の子…なんだか気になっちゃいます。
>同じ名前見つけた!

作家で選ぶ絵本

お気に入りの作家を見つけよう!
>作家で選ぶ絵本
絵本の中のあんなこと、こんなこと絵本の中の「気になるモノ」を特集します。
>絵本の中のあんなこと、こんなこと
特集ページ一覧

星のマークの絵本

特にお気に入りの絵本を紹介します。
>星のマークの絵本

今日の読み聞かせ

読み着かせで読んだ絵本&ちょっと一言…
>今日の読み聞かせ
タイトルから絵本を探すときは、下の一覧から選んでください。

ー絵本紹介用ー

タイトル一覧

ー今日の読み聞かせ用ー

タイトル一覧

ーお気に入り絵本用ー

お気に入り絵本一覧
前の10件 次の10件

 

同じ名前見つけた
♠ 『ウエズレーの国』

ポール・フライシュマン/作 ケビン・ホークス/絵 千葉茂樹/訳

その町の人達は、みんな同じような家に住み、同じような髪型をし、同じような作物を育てていました。でも、ウエズレーだけは違っていました。好きな食べ物だって違うし、髪型だって他の子達とは違う。だから、友達はいないし、みんなからは仲間はずれ。そんなウエズレーが家の庭に夏休みの自由研究として創り上げたウエズレーの国「ウエズランディア」。自分だけの作物を育て、機械を発明し、服を作り、遊びを創造する。そこでは新しい時間の概念や、文字、言葉までもが存在します。それは、まさに新しい文明の誕生と呼ぶにふさわしいものでした。

とてもスケールの大きな物語です。読んでいる親の私がドキドキしてしまいました。自分の国を創る話なんて、子供には少し難しいかなと思いましたが、長女(6才)には、とても魅力的な話だったようです。今度、家が作れそうな木を探しにいきたいと、目を輝かせていました。その後、段ボールでなら作れそうという話になり…今、子供部屋には、たくさんの段ボールを斬ったり貼ったりして作った家があります。中に入れる大きさに出来たので、喜んでいました。

 

同じ名前見つけた
『ジュマンジ』

クリス・バン・オールスバーグ/さく へんみまさなお/やく

「ジュマンジージャングル探検ゲーム」…ピーターとジュディーが木の下で見つけたそのゲームは、一見どこにでもありそうなありふれたゲームに見えました。退屈していなければ、手に取ることも無かっただろうそのゲーム。ところがそれは、今までに見たことも聞いたことも無いとんでもないゲームなのでした。ルールは簡単。サイコロを振り、出た目の数だけ進み、止まったマスの指示に従う。ただ普通のゲームと違うのは、マスに書かれていることが現実に起こってしまうこと…。そう、部屋にライオンやサイの群れが現れたり、溶岩が流れてきたりで、もう大変なゲームなんです。

この物語は1995年にアメリカで映画化され、翌年日本でも公開されています。知っている方も多いでしょうね。映像とは、またひと味違う絵の美しさ。絵本には絵本の魅力があるのを感じると思います。

 

『とんがとぴんがのプレゼント』

西内ミナミ/さく スズキコージ/え

サンタクロースのニコラスおじいさんと暮らしている2匹のはりねずみ「とんが」と「ぴんが」。世界中の人々にプレゼントを配っているのに、自分はプレゼントをもらえないニコラスおじいさんのために、心からのプレゼントをすることにしました。穴が空いた靴下をはくニコラスおじいさんに赤い毛糸の靴下を…。それは、1年かけて準備をする、とびっきりのプレゼント。来年のクリスマスまでしばらく留守にするという手紙を残し、2匹は旅に出ました。羊の毛を集めることから始まり、紡ぎ、毛を染める。大好きなニコラスおじいさんのため、一生懸命がんばる「とんが」と「ぴんが」なのでした。

スズキコージさんの絵が、クリスマスの寒くて温かい独特な雰囲気をとても良く演出しています。力強くて、迫力があって、お洒落で、綺麗で…すっかり魅せられました。スズキコージさんの絵の魅力を再確認させてくれた絵本です。

 

『まどからおくりもの』

五味太郎/作・絵

今日はクリスマス。サンタさんがプレゼントを背負ってみんなの家にやって来ました。サンタさんは、窓から見える家の中の様子をたよりにプレゼントを配ります。窓から見えるあの顔はねずみさん。窓から見えるあの模様は、しまうまさん。あのたくさん並んだ歯は、きっとわにさん。でも、本当に家の中にいたのは…サンタさんの勘違いに、思わず笑みがこぼれる楽しい絵本です。

窓の所が切り抜かれたしかけ絵本。そこから家の中が少しだけ覗けるようになっています。サンタさんが勘違いするのも納得。確かに、家の中には「しまうま」や「わに」がいるように見えます。ページをめくる前の想像とめくった後の実際の様子との違いが、とてもおもしろかったです。言葉の選び方もシンプルでわかりやすい絵本だと思います。

 

『バスでおでかけ』

間瀬なおかた/作・絵

今日は家族でおでかけ。お父さんが「すてきなところ」へ連れて行ってくれるそうです。子供達も嬉しそう。さあ、バスに乗って出発。ところで、「すてきなところ」って…?スケート場に着いても、動物園に着いても、遊園地に着いても、お父さんはバスを降りようとしません。バスを乗り換え、デパートを通り過ぎ、町を通り抜け、着いた所は山の中。そこには、一軒のレストランと、とても素敵なもみの木があるのでした。

しかけ絵本。ただのもみの木が、ページをめくるとクリスマスツリーに大変身。クリスマスにぴったりのしかけです。最後にクイズも用意されています。絵本のどこかに煙突から入ろうとするサンタさんの絵が描かれていて、それを探すというもの。結構小さく描かれているので、難しいですよ。

 

同じ名前見つけた
『ハモのクリスマス』

たかおゆうこ/さく

ハムスターのハモがソファの下で出会った小さな女の子。銀色の棒を持ったその女の子は、自分が誰なのか、どこから来たのか思い出せなくて泣いていました。僕が君を助ける!ハモの優しさによって、徐々に女の子は記憶をよみがえらせていきます。木から落ちた…大きい木で…そこにはたくさんの仲間がいて…てっぺんには大きなお星様が光っていて…。必死に「自分」を探し続ける女の子と、それを優しく力強く助けるハモ。そんな二人が答えに辿り着いたのは、ある静かな夜のことでした。真夜中、ドアのすきまから漏れてくる明かりに引き寄せられるように部屋へ入っていくと…

ハモと女の子が身体を寄せ合って星空を見上げる姿は、とてもロマンチック。何だか恋人同士にも見えてきます。心が温かくなるストーリーでした。

 

『おかあさんおかあさんおかあさん…』

大島妙子/著

風邪で熱を出した女の子。布団の中で、お気に入りの人形達と一緒に、風邪薬を買いに行ったお母さんの帰りを待ちます。すると、熱があるせいか、うとうとしてきて…気が付いた時には、辺りは真っ暗。人形達は、何故か窓の外を見ています。人形達に誘われ窓の外を見た女の子はびっくり。なんと外は大雪だったのです。お母さん大丈夫かな?お母さんを心配するあまり、女の子の想像はどんどんふくらんで…

熱がある時って、いつも以上に不思議な夢を見ますよね。この絵本も、女の子の夢の話なのでしょう。女の子の想像の中で、お母さんがとんでもないことになってしまいます。不安な気持ちがふくらんで、「お母さん、お母さん…」と何度も連呼するシーンは、思わずぐっときます。風邪を引いた時の甘えたい気持ちもよく表れていると思います。お母さんのことが本当に好きなんですね。また、女の子の話に絶妙な相づちをいれる人形達もいい味出してます。そのかけ合いも必見です。

 

『いたいのいたいのとんでいけ!』

山岡ひかる/作

ころんでぶつけたおでこ。男の子が痛くて泣いています。そんな時は、あのおまじない。「いたいのいたいのとんでいけ」。すると、あら不思議。おでこの「いたいの」が本当に飛んでいって、犬のおでこにぺったんこ。あわてて犬もおまじない。「いたいのいたいのとんでいけ」…すずめに、猫にと次から次へと飛んでいくおでこの「いたいの」。最後には、空の上にいる雷様のひたいへ飛んでいき、雷様がその「いたいの」を「ぱくり」と食べてしまうのでした。

繰り返しのある絵本。私のおでこにも、子供の「いたいの」が、よく飛んできます。「いたいのいたいのとんでいけ」。その言葉と共に私のおでこを「ぺちん」と叩いておどけてみせると、少し機嫌が直るみたいです。もちろん本当に痛みがひどい時は別ですが、よく考えたらそれ程痛くないような痛みの時は、このおまじないが良く効きます。それにしても誰が考えたのか?本当に不思議な言葉ですね。

 

『はっきよい畑場所』

かがくいひろし/作

大相撲畑場所千秋楽。「呼び上げ」の声と共に土俵上に現れたのは、東は「かれえ部屋」の「たまね錦」と、西は「さらだ部屋」の「にんじ岩」…力士に扮する野菜達が熱く激しい取り組みを見せてくれます。みんな気合い十分。そして、見所は何と言っても結びの一番。横綱同士の対決。「でざあと部屋」の「すい海」と「おろし部屋」の「だいこの嵐」。手に汗握る好勝負を制したのは?

子供達にもなじみの深い野菜がたくさん登場します。かわいらしく、そして力強く描かれた野菜達。相撲に興味のある子はもちろん、そうでは無い子にも楽しく読める絵本になっていると思います。

 

同じ名前見つけた
『モチモチの木』

斎藤隆介/作 滝平二郎/絵

豆太はとても臆病な5才の男の子。夜に一人でおしっこに行けません。何故なら、夜中に見る家の前の大きなトチの木が怖いのです。豆太はその木を「モチモチの木」と呼んでいました。秋になると、おじいさんがトチの実でおもちを作ってくれます。今日は十一月二十日。おじいさんが言うには、今日は、夜中モチモチの木に不思議なことが起こる日なんだそうです。それは、モチモチの木に「ひ」が灯る日。そしてそれは、勇気のある一人の子供しか見ることが出来ない不思議な光景。でも、豆太は臆病だから、夜一人で見にいくなんて出来るはずありません。そしてその夜…真夜中に目を覚ました豆太が見たのは、枕元で病に倒れる大好きなおじいさんの姿。豆太はおじいさんを助けるため、恐怖と必死に戦いながら、夜道へと飛び出していくのでした。そんな豆太が見たものとは?

滝平二郎さんのさんの切り絵の魅力があふれる絵本です。目の中に飛び込んでくるような強烈な力強さを持ちながら、それでいてどことなく優しい余韻を心に残してくれる。子供の心にもきっと残ることでしょう。絵本紹介topへ

 

このページの先頭へ 前の10件 次の10件
home
©Daisuke.All Rights Reserved.