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♠ 『ちいさいいすのはなし』

竹下文子/文 鈴木まもる/絵

「ぼくはいすです」…印象的な言葉で始まるこの絵本。家具作りのおじいさんの手によって「ちいさいいす」としての命を与えられた木の半生が、やさしい口調で描かれています。ある幸せな家庭で赤ちゃんとともに歩み、その子が大きくなると物置へと追いやられ、また別の縁があって一人のおばあさんに拾われ、また別れ…くり返される出会いと別れの中、小さい子供のためにという家具職人の思いがこもった椅子は、「生きる」目的を、そして椅子としての「喜び」を求め続けるのでした。

私の小さい頃の椅子は、カエルの椅子でした。とても良く覚えています。昔、私の家が床上浸水した時、まだ幼かった私は、その椅子の上で背もたれにぎゅっとしがみつき、忙しそうに動く親と家の中の水を見ていました。床上浸水という非日常的な出来事が椅子の記憶を強くしているのかもしれません。ただ、私はそのカエルの椅子が好きでした。椅子というのが、自分の居場所として用意された特別なものだと感じていたような気がします。

 

『ぐりとぐらの1ねんかん』

なかがわりえこ/作 やまわきゆりこ/絵

ぐりとぐらの1年間が紹介された絵本。左のページに絵があり、右のページにその月の話が書かれています。1月は、明けましておめでとう。雪の中、コートを着て歩くぐりとぐら。2月は、雪の上でそり遊び。3月は、春の準備。その後も、4月、5月と楽しい絵が続きます。もちろん、ぐりとぐらシリーズではおなじみの料理シーンや、友達と一緒の食事シーンも出てきますよ。

子供が好きなのは2月と8月。楽しそうなそり遊びの絵と、テントを張って外で食事をしているぐりとぐらの絵が気に入ったようです。

 

『ぎょうれつのできるパンやさん』

ふくざわゆみこ/さく

ふっくらおじさんが山の奥にパンやさんを開きました。その名も「ふっくらパンやさん」。店の中には焼きたてのパンがたくさん並んでいます。おいしそうな香りにつられて動物達も集まってきました。そのパンのおいしいこと!やがて、評判は口々に伝わり、たくさんの動物達がやって来るようになりました。ところが困ったことに動物達は、お礼として木の実やミルクなどを置いていってくれますが、肝心のお金を払ってくれません。小麦も残りわずかとなり、ふっくらおじさんは閉店を考えるのでした。すると次の朝、遠く離れた村のペット達にも評判が伝わって…絵の中から焼きたてのパンの香りと温かさが伝わってきそうな”おいしい”絵本です。

「大きなクマさんと小さなヤマネくん」シリーズでおなじみのふくざわゆみこさんの絵本。表紙を埋め尽くすたくさんのパンにひかれたのか、子供が「読んで、読んで」とせがんできました。手に取って納得。確かに魅力的な表紙です。その期待を裏切らない温かくて、おいしそうで、やさしい絵本でした。巻末に「ニワトリさんのたまごパン」のレシピがついています。

 

ひらがなの絵本
『ぼくうまれるよ』

たしろちさと/著

カバの赤ちゃんの誕生を、その産まれてくる赤ちゃんの目線で描いた絵本。カバの出産は、ちょっと変わっています。水辺で出産し、水中で授乳するのです。「どっこんどっこん…」お腹の中で聞こえるお母さんの心臓の音。安らぎの音。その音が段々速くなり、やがてその瞬間がやって来ます。「でておいで、ぼうや」。出産の前も後も、子は親を、親は子を求めます。カバの出産を通し、親子のきずなを感じることが出来る絵本です。

巻末に「よこはま動物園ズーラシア」の園長、増井光子さんのあとがきがあります。「カバの赤ちゃん」と題されたその文章。カバのお母さんの愛情深い育児が紹介されています。

 

ひらがなの絵本
『かえるをのんだ ととさん』

日野十成/再話 斎藤隆夫/絵

腹が痛くなったとと(父)さん。和尚さんが言うには、蛙を飲み込めば腹の中の虫を食べてくれるとのこと。そこで、さっそく蛙を飲み込んでみました。すると確かに腹の痛みはおさまったものの、今度は蛙が腹の中を歩き回り気持ち悪くなってしまったのです。再び和尚さんに尋ねたところ、今度は蛇を飲めと言われました。そこで蛇を飲み込むと、蛙はいなくなったが蛇が動き回り気味が悪くなって…その後も、和尚さんに言われるがままに、キジを、猟師を飲み込んでいくととさん。一体、ととさんの腹の中はどうなってしまうのでしょうか?

表紙に日本の昔話とあります。新潟県の昔話「まわりもちの運命」という話がもとになっているようです。昔話風の語り口調と、くり返される和尚さんとととさんの愉快なやり取りが子供の心をつかみます。最後は和尚さんの鬼退治で終わるこの絵本。節分の時期に向いた絵本とも言えるでしょう。

 

『ふたごのあかちゃん』

北川チハル/作 はたこうしろう/絵

森の小さな病院で、とてもすごい双子の赤ちゃんが産まれました。何がすごいかって、産まれたばかりなのにしゃべったり立ったりするのです。一人目は男の子で、名前は「やっほー」。二人目は女の子で、名前は「うふふ」。二人とも昼間はおっぱいを飲んですやすや眠っていますが、夜になるとパワー全開。あーだこーだ言いながら、暗い病院の中をうろうろ。仕事のせいでまだ顔を見ていないお父さんを探しに行くのでした。するとそこに、赤ちゃん泥棒が現れたから大変。二人は考えます。この人はお父さん?それとも…?

実際にはしゃべったり立ったりなんてしないけど、赤ちゃんから感じるパワーってすごいですよね。まさにエネルギーのかたまり。本当に赤ちゃん泥棒くらいこらしめてしまいそうな気がします。

 

『くだもの だもの 』

石津ちひろ/文 山村浩二/絵

果物達のお出かけ。行き先は海。その表情がとてもかわいらしくて、とりこになる方もいると思います。私も、表紙に並ぶかわいい果物達にひかれて、この絵本を手に取りました。さて内容なのですが、海水浴場を舞台にした言葉遊びの連続です。「かいすいよくにはいかないスイカ」「びっくりしたクリめをくりくり」…など似た言葉を並べ、読み手も聞き手も心地よく絵本の中に引き込んでくれます。子供達も、きっと言葉のおもしろさを感じてくれるでしょう。

私のお気に入りは、カメに噛まれたミカンの表情。娘のお気に入りはスイカ。たくさんの果物が登場するので、きっとお気に入りの果物が見つかりますよ。

 

『どんなにきみがすきだかあててごらん』

サム・マクブラットニィ/ぶん アニタ・ジェラーム/え 小川仁央/やく

おやすみの時間。チビウサギとデカウサギが、互いに相手のことをどれくらい好きなのか言い合っています。チビウサギが腕を思いっきり伸ばして、こんなに好きだと言えば、デカウサギも長い腕を思いっきり伸ばして、僕はこんなに好きだと言います。チビウサギが背伸びをすれば、デカウサギも…。2匹は身体を使った同じ方法で「好き」を表しているのですが、身体の小さなチビウサギの方がいつも少し小さいのでした。もっともっと好きな気持ちを伝えたい。眠い目をこすりながら、月を見上げるチビウサギでした。

チビウサギとデカウサギの関係がはっきりと書かれていません。親子、兄弟、恋人、親友…人それぞれいろいろな感じ方が出来ると思います。

 

ひらがなの絵本
『ぞうくんのさんぽ』

なかのひろたか/さく・え なかのまさたか/レタリング

散歩に出かけたぞうくん。途中で出会ったかばくんを散歩に誘いました。背中に乗せてくれるならいいよ!ぞうくんはとっても力持ち。軽々とかばくんを乗せて歩いていきます。その後もわにくんだって、かめくんだって、背中に乗せて欲しいと言われれば軽々と…って、やっぱり少し無理をしすぎたみたいです。とうとう倒れてしまい、落ちた所は池の中。でも、今日はいい天気。だから、みんなごきげんみたいですよ。

繰り返しのある絵本。子供の頭の中でお馬さんごっこと重なるところがあるのでしょうか?かばやわにを背中に乗せるぞうくんを興味深げに見ていました。読み終わった後に「ぞうくん、すごい力持ちだったね」と私が言うと、息子(3才)が「違うよ、力持ちじゃないよ」と一言。どうやら、最後に倒れてしまったのが残念だったようです。子供ながらに理想や考えをしっかり持って絵本を聴いているんだなと思いました。

 

ひらがなの絵本
『ぞうくんの あめふりさんぽ』

なかのひろたか/さく・え

雨の中、散歩に出かけたぞうくん。途中で出会ったかばくんを散歩に誘いました。池の中ならいいよ!池の中、かばくんの後に付いて散歩するぞうくんでしたが、池は段々深くなります。すると、泳げないぞうくんをかばくんが背負ってあげたのでした。池の中ではかばくんは力持ち。ところが、池はますます深くなっていきます。そんな2匹を今度はわにくんが、さらにお次はかめくんが背負うことになり…でも、いくら水の中とは言え、やっぱり重すぎたみたい。とうとう倒れてしまい、泳げないぞうくんが池の中へ。でも大丈夫。ぞうくんの身体はふわりと浮かんで…泳げるようになったぞうくんを囲んで、みんなごきげんでした。

繰り返しのある絵本。大人気の絵本『ぞうくんのさんぽ』の続編です。今度の舞台は池の中。話の展開は基本的に前作と同じですが、重なる動物達の順番がそっくり入れ替わります。どうして重たいぞうくんを背負うことが出来るのか?水の中では浮力が働き、身体が軽くなるという、子供達には少し不思議なお話だったようです。絵本紹介topへ

 

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