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同じ名前見つけた
『パンやのろくちゃん』

長谷川義史/作

絵本雑誌「おひさま」に連載中のパンやのろくちゃんの話。この絵本には、おつかいをたのまれカレーの材料を買いに行ったはずが、とんでもない物を買うことになってしまった「おつかいにいくのまき」。ボールをぶつけてしまった魚屋の大将から逃げ回るうちに、商店街の人々の優しさに触れる「しょうてんがいでおこられるのまき」。その他、「おみせばんをするのまき」「いぬをかいたいようのまき」の全部で4話収録されています。

見返し部に、ろくちゃんの4コマ漫画が4話掲載されています。

 

同じ名前見つけた
『パンやのろくちゃん うんとね』

長谷川義史/作

顔がパンパン、パンやのろくちゃんの話。この絵本には、デパートでラジコンを買ってもらって大はしゃぎするうちに迷子になってしまう「まいごになっちゃったのまき」。炊飯器が故障してしまい、楽しみにしていた遠足のお弁当のおにぎりが店のサンドイッチになってしまった「えんそくのおべんとうのまき」。その他、「ひとりでさんぱつにいくのまき」「ろくちゃんをびっくりさせるのまき」の全部で4話収録されています。

個人的に好きなのは「ひとりでさんぱつにいくのまき」。寝ている間にみじめな(?)髪型になってしまったろくちゃんの顔が笑えました。「ろくちゃんをびっくりさせるのまき」でおばあちゃんが作ってくれた、ろくちゃんの顔の太巻き。見返し部に、その太巻きのレシピが載っています。子供に作ってあげたら、喜ぶかもしれませんね。

 

ひらがなの絵本
『くんくん、いいにおい』

たしろちさと/絵

私達の周りには、いろいろな匂いがあふれています。焼きたてパンのいい匂い、果物の酸っぱい匂い、ショートケーキの嬉しい匂い、土の匂い、海の匂い…大好きなお父さんの匂いは何の匂いかな?背広の匂い?油の匂い?大好きなお母さんは石けんの匂い?それともお化粧の匂い?嬉しかったり安心したり…いろいろな匂いの中に、いろいろな物語を感じる。そんなたくさんの「嗅覚」を集めた絵本です。

グランまま社の「The Best of Sence」シリーズの絵本。この絵本では、6センスの内の「嗅覚」を取り上げています。絵本の中に出てきた言葉、「ブランコした後の手の匂い」…この言葉が大好きです。そうです。鉄棒やブランコした後の手の匂いって、強烈な印象として心の中に残っています。しばらく嗅いでいないけれど、はっきりと思い出せます。この言葉が登場した時、私は絵本を読みながら、嗅覚が刺激されたような気分になりました。いい絵本です。

 

♠ 『せんたくかあちゃん』

さとうわきこ/さく・え

洗濯が、大、大、大好きなせんたくかあちゃん。家中の目についた物を手当り次第に洗濯、洗濯。洗濯するのは服だけじゃありません。犬だって、猫だって、靴も傘も子供達も…あっという間に洗濯して、森中に張り巡らした物干の縄へ干していくのです。すべて干し終えると、かあちゃんはすっかりご機嫌。ところがそこへ、裸で干される子供達のおへそを狙って雷様がやって来たから大変。でも、かあちゃんは少しも慌てません。それどころか薄汚い雷様の首根っこをつかんで洗濯し始めたのです。このかあちゃん、本当にすごい!お母さんでもママでもない、まさに「かあちゃん」という言葉がぴったりの豪快さです。

子供が大好きな絵本。最初から最後まで、子供をひきつける魅力的な場面が満載です。服だけじゃなく、ありとあらゆる物を洗濯してしまうかあちゃん。森一面にズラーッと干された洗濯物。突然登場する雷様。洗濯されて顔が無くなってしまった雷様。そんな雷様の顔をクレヨンで描く子供達。そして最後は、空から大量に降ってきた雷様達が見開き2ページ使ってぎっしり。まさに、子供達を夢中にさせる絵本です。

 

『ちょろりんのすてきなセーター』

降矢なな/さく・え

とても寒がりなとかげの子「ちょろりん」。洋品店のショーウインドーに見つけた原っぱ色のセーターを買うため、じいちゃんのランプ作りの仕事を手伝います。足りないお金は、赤いお金2つ。眠気や寒さと戦いながら、夜通しランプを磨いて枯れ葉でくるんで…ちゃんとランプ屋に届けることが出来ました。こうして、やっと手に入れたお金を握りしめ、向かったのは洋品店。ところが、ちょろりんはそこで衝撃の事実を知ります。そのセーターはヘビのために作られたセーターで、とかげのものではなかったのです。涙があふれました。でも…ちょろりんの苦労は決して無駄にはなりません。とても素敵な結末がちゃんと待っています。

話を読み終わって表紙を見ると…なんと表紙があらすじになっていることに気付きました。最後に原っぱ色のセーターを着たちょろりんが嬉しそうに立っています。その通り、幸せそうなちょろりんの姿で終わります。ハッピーエンドです。欲しいものを苦労して手に入れることの大切さ、そしてその喜びがとてもよく伝わってきました。

 

同じ名前見つけた
『おかあさん、げんきですか。』

後藤竜二/作 武田美穂/絵

今日は母の日。学校で、お母さんに感謝の手紙を書くことになりました。友達はすらすら書いているけれど…何だか少し恥ずかしい。だから男の子は、思いきって言いたいことを書くことにしました。この手紙の内容がなかなかすごいです。お母さんの口癖のことや、部屋を勝手に掃除して欲しくないことなど、時に男の子の強い思いが飛び出してくる位のエネルギーを感じさせる手紙でした。恨み言も書いてあります。ただそれ以上に、少しがんばりすぎなお母さんへの気遣い、そして信頼、愛情がたくさん伝わってきます。手紙の内容からすると、どうやら母子家庭のようです。カーネーション1本とお茶わん洗い券が添えられたこの手紙。最後に嬉しそうに手紙を読むお母さんの表情が心に残る絵本です。

途中、学校をさぼって裏山に隠れていた男の子を、会社をさぼったお母さんが探しにきてくれる場面があります。絵だけのページになり、「がっこーさぼった、いけないなー」「かいしゃさぼった、いけないなー」と楽しそうに歌い合っています。長男(4才)はこの場面がとても心に残ったようで、そのページが近付くと一人で歌いだします。小さいながらに、何か感じていたのかな?

 

『どうする どうする あなのなか』

きむらゆういち/文 高畠純/絵

3匹の野ねずみと、お腹を空かした2匹のやまねこ夫婦。追って、逃げて…お互い必死に走っているうちに、突然目の前に深い穴が現れ、みんなその中へ落ちてしまいました。そこは、とても自力では登れないほど深い穴。出るためには、一時休戦して力を合わせないといけないようです。追う者と追われる者が協力して知恵を出し合いますが、お互い自分達に都合のいい提案ばかり。なかなかみんなが納得出来る意見は出ません。するとその時、雨が降り出し、穴の中に大量の雨水が入り込んできて…さあ、どうする?

この絵本は縦にしてページを開いて読む絵本です。おかげで深い穴の様子がとてもよく伝わってきます。やまねこが上?野ねずみが上?雨水が穴に入り込んできたせいで本当はもう穴から出られているのに、お互いの立場を忘れて、いつまでもみんなで話すことに夢中になっている動物達の姿が、子供には好評でした。

 

『まじょまつりにいこう』

せなけいこ/作・絵

隣のねこちゃんに、今夜は山の魔女のお祭りだと聞いたうさぎは、僕も行きたいと大はしゃぎ。でも、魔女のお祭りは猫しか招待されないみたい。そこでうさぎは猫に変装して、ねこちゃん達に連れて行ってもらうことにしました。山の上、たき火の前で踊る魔女達。その輪に加わって楽しく踊るうさぎでしたが、突然吹いてきた風に変装を飛ばされてしまったから大変。正体がばれ、魔女に追いかけられたうさぎを救ってくれたのは…

魔女ときたら猫。うさぎときたら、餅つきをしている姿でおなじみの…なるほど納得の結末です。この絵本に出てくる魔女、うさぎの敵として描かれていますが、結構迫力あります。そのせいか、娘は、うさぎを追いかける魔女の姿が恐かったと言っていました。最後に、ねこちゃん達に宛てたうさぎのお礼の手紙で話が締めくくられているのが、私は好きでした。

 

『真昼の夢』

セーラ・L.トムソン/文 ロブ・ゴンサルヴェス/絵 金原瑞人/訳

表紙を飾る美しい絵。よく見ると、とても不思議な絵であることに気付くと思います。この絵本は、こんな不思議で奇妙な「だまし絵」の絵本です。『真昼の夢』と名付けられたこの絵本。そでの部分には「眠りと目覚めの間の時間を描いた」と紹介されていますが、その通り、実に奇妙な世界を見せてくれます。文章は短く詩的なので、読み聞かせるというよりは、一緒に絵を楽しむ絵本だと思います。

子供は、たくさんの不思議な絵に驚き喜んでいました。と言っても、説明されないと不思議さがわからない絵や、説明されても、キョトンとしている絵もありました。まだ幼い私の子供は、だまし絵の奇妙さを楽しんでいるというよりは、間違い探しの感覚で見ていた様な気がします。

 

『あめのもりのおくりもの』

ふくざわゆみこ/さく

森に響き渡る雷の音にふるえながら、家でじっとうずくまっていたクマさんの家に、ヤマネくんがやって来ました。七色谷に咲いた満開のあじさいを見に行こう。どうやらヤマネくんは雷が平気な様子。平気どころか、雷が鳴ると「かっこいい」と大はしゃぎ。でもクマさんには無理。ヤマネくんは、あじさいの花を持ってきてあげると言い残し、一人で七色谷へと向かいました。だんだん激しくなる嵐の中、クマさんはヤマネくんのことが心配でなりません。やがて雨は激しさを増し、辺りはみるみる水浸しに。…このままではヤマネくんが溺れてしまう。クマさんは雷の恐怖と戦いながら、ヤマネくんを探し七色谷へと向かうのでした。

おおきなクマさんとちいさなヤマネくんシリーズの絵本。ラストシーンがとても印象に残りました。辺り一面に咲いたあじさいの中、雨上がりの空にかかる七色の虹を見上げるクマさんとヤマネくん。いつもお互いのことを思いやっている二人。やさしい気持ちをもらえる絵本です。絵本紹介topへ

 

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