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『モモンガのはいたつやさん』

ふくざわゆみこ/著

森で一番のっぽの杉の木にあるモモンガの配達屋さんの話。「真心込めて」をモットーに今日も森の中を行ったり来たり。今回の荷物はウサギのおばあさんが焼いたにんじんケーキ。「真心込めて」森のみんなに届けます。

木登りが得意で、おまけに空だって飛べちゃうモモンガさんは、いろいろな場所にある森の動物達の家にどんどん荷物を届けて行きます。そして森の動物達に、荷物の受け取りのサインとして、葉っぱのノートに手型をペタンとつけてもらうのです。

さて、荷物をすべて届け終えたと思ったモモンガさん。かばんの中にケーキが一つ残っているのに気が付きました。これは一体誰に届けたらいいのだろう?…さあ、このケーキは誰のために焼いたケーキなのでしょうか?

葉っぱのノートにつけられた動物達の手型ですが、この動物の手型ってこんなだったんだ…って、意外と勉強になりますよ。これもこの絵本の見所の一つだと思います。

 

『モコちゃん』

二宮由紀子/作 かわかみたかこ/絵

子羊のモコちゃんは、あるものに憧れています。それは…悪い子。悪い子になりたくてなりたくて仕方がありません。いい子なんてつまらない。

そこで、牧場に来ている子供達に「悪い子作戦」決行。まずは、子供を追いかけていじめて…ところが、子供は、僕の方に来たって大喜び。それなら子供のお菓子を横取り…ところが、子羊さんアーンしてなんて言って、逆にお菓子をたくさんくれるのです。せっかく悪いことしようとしているのに…もう本当につまらない。するとそこへ、羊を食べようと企む狼がやって来て、警戒されないように「いい人」を演じようとするもんだから、その場のやり取りがおかしなことに。

悪い子に憧れる子羊のモコちゃんと、いい人を演じる悪い狼のやり取りが、とっても面白い絵本です。

長女(10才)のおすすめ。とても面白い絵本でした。特に狼が登場してからの展開は秀逸。お互いに微妙な立場を取るモコちゃんと狼の掛け合いが絶妙なんです。最後にはしっかりオチまでついてます。もう一度読みたくなるような絵本でした。

 

同じ名前見つけた
『おにぎりがしま』

やぎたみこ/作

鬼が島ではなく「おにぎりがしま」…あの有名な昔話を連想してしまいそうなタイトルが付けられたこの絵本。読んでみると、桃太郎のような浦島太郎のような…そんな雰囲気を持ちながらも、それでいて内容はまったく別の物語。それは、なんとも不思議で楽しい昔話風の絵本でした。

浜辺を一人寂しく歩いていた少年「こたろう」は、おにぎりが一つだけ乗った不思議な小舟を見つけました。お腹を空かしていたこたろう。舟に乗り込みおそるおそるおにぎりに近付いてみると…突然、おにぎりの中からかわいい「おにぎりおに」が生まれたのです。驚くこたろうをよそに、小舟はものすごいスピードで沖へと進み、いつの間にか無人島へと流れ着きました。そこで「おにぎりおに」は、これまたものすごいスピードで米を実らせ、収穫した米からそれは見事なおにぎりをたくさん作り出したのです。そのおにぎりの美味しいこと美味しいこと。さらに残ったおにぎりから別の「おにぎりおに」も生まれ出し…

一人寂しい思いをしていたこたろうと「おにぎりおに」達の不思議で楽しい物語。最後には乙姫様と結婚までしてしまうんですよ。

子供達が楽しそうに聞いていた絵本です。特に、「たこおにぎり」や「まがりきゅうりおにぎり」などいろいろなおにぎりがたくさん紹介されたページはお気に入りで、あーだこーだと盛り上がりました。海坊主や人魚やカッパなどいろいろなキャラクターが登場するのもこの絵本の魅力の一つかもしれません。

 

♠ 『じっちょりんとおつきさま』

かとうあじゅ/作

とても小さくてちょっと不思議な生き物「じっちょりん」の生活を描いた物語。『じっちょりんのあるくみち』の続編です。

今作に描かれているのは、じっちょりんの世界の小さなお月見会。なんと、そのお月見会に新たなキャラクター達が登場します。彼らは、じっちょりん家族によく似た姿しており、さらに、花びらや葉っぱを食べ、その種も集めます。

新しいじっちょりん登場…?と思いきや、じっちょりんではありませんでした。お月見会にやって来たのは、こっちょりん家族にたっちょりん家族。ぼっちょりん家族やぶっちょりん家族なんてのもいます。ということは…「じっちょりん」というのは単なる名前?…なんだか凄い展開になってきました。

小さな生き物達による、にぎやかでかわいらしくて、ちょっと幻想的なお月見会の物語。最後に描かれた美しい月の光が心に残りました。

前作同様、いろいろな草花が丁寧に描かれています。お月見会というだけあって、秋の草花が描かれており、巻末には秋の七草の覚え方も記されていました。小さなハートを探すというおまけのお楽しみも、もちろんついていますよ。私は、物語の最後に描かれた満月の絵が大好き。心がいやされました。空気が澄んだ秋の夜におすすめの一冊です。

 

『どんぐりむらのおまわりさん』

なかやみわ/さく

どんぐりむらシリーズ第3弾。ぼうしやさん、ぱんやさんに続き、今回の主役はおまわりさんです。このおまわりさん、「オキナワウラジロガシ」という木のどんぐりがモデル。奄美大島以南に生育する木なので、見たことがある方は少ないかもしれません。

さて、この絵本には、おまわりさん以外にもう一人…いえいえ、この絵本風に言えばもう一粒、大切な主人公がいます。それが「イチイガシ」のどんぐり「いっち」。おまわりさんに憧れる小さな男の子です。将来おまわりさんになるため、いっちはすすんで掃除をしたり、元気に挨拶したり、みんなにやさしくしたり…だから、村のみんなから「こどもおまわりさん」と呼ばれていました。ある日、いっちは「まてばじいさん」が大切な杖をなくしたことを知り…

たくさんのどんぐり村の住人が、絵の中でいろいろな物語を見せてくれます。もちろん、ぼうしやさんもちゃんと描かれています。さらに、ぱんやさんのママと子供達には、ちょい役まで与えられていて何だか得した気分。長男(7才)は、あちこちで写真を撮りまくっているカシワのどんぐりカメラマンが特に気になっているようでした。いつかカメラマンの話もあるのかな?

 

『くすのきだんちのコンサート』

武鹿悦子/作 末崎茂樹/絵

野原に高くそびえ立つ10階建てのくすの木の家。その名も「くすのきだんち」。吹き荒れる嵐の中、くすのきだんちに変わったお客さんがやって来ました。全身ずぶぬれになった10羽の渡り鳥が雨宿りのために駆け込んできたのです。しかも大きな荷物を抱えて…

彼らは北の国から来た「渡り鳥混声合唱団」。手厚いもてなしを受けたそのお礼にと、くすのきだんちで一夜限りの素敵な演奏会を開くのでした。チェロ、ビオラ、バイオリンの音色に乗せた素敵な歌声。やがて、くすのきだんちの住人も加わり、その夜は忘れられない一夜となりました。

「くすのきだんち」シリーズの4作目。このシリーズは、絵本の中からやさしさや温かさがあふれてきます。今作も、ほのぼのとした読み聞かせが出来ました。

 

『くまのこのとしこし』

高橋和枝/著

もうすぐ「今年」が終わり「来年」がやってくる。「今年」が終わるって?そして「来年」が来るってどういうこと?言葉の意味が分からない小さな子供には、何が何のことだかチンプンカンプン。でも…何となくいつもと雰囲気が違うことはわかる。年賀状を書いたり、大掃除をしたり、年越しそばやおせちの準備をしたり…何となく慌ただしい。

この絵本は、そんな新しい年を迎えるくまの一家を描いた物語です。「今年」が終わるという、そんな意味さえわからなかったくまの子が、お父さんやお母さんと一緒に新年を迎える準備をします。そして迎えた大晦日。くまの子はいつもと違う雰囲気に何となくドキドキワクワクしながら「来年」がやって来るのを待つのでした。やがて訪れたその瞬間、くまの子は何を見て、聞いて、そして何を感じたのでしょうか?

私は子供の頃、冬休みになると田舎のおじいちゃんおばあちゃんの家へ泊まりにいきました。それだけでも「特別」なのに、大晦日になると夜遅くまで起きることも出来て、そばも食べて、おまけに除夜の鐘つきにまで出かけ…もう本当に特別の中の特別の日でした。

 

『ノラネコぐんだん パンこうじょう』

工藤ノリコ/著

たくさんのお客さんでにぎわうワンワンちゃんのパン工場。煙突からは煙が上がり、焼きたてパンのいい香りが漂ってきそうです。そんな匂いにつられてか…窓から中をのぞく怪しい集団がいました。絵本の表紙を見てください。そう、彼らがノラネコぐんだんです。

その店の中、レジの奥では、今まさにパン作りの真っ最中。材料を混ぜて、いっぱいこねて…パン作りって何だかとても…簡単そう?

その夜、静まり返った真夜中のパン工場に忍び込んだノラネコぐんだん。勝手にパンを作り始め…とんでもない事件を起こしてしまうのでした。

面白い絵本でした。子供達も大笑い。ちょっと声色を変えたりしながらキャラクターになりきったりして読み聞かせをしたこともあってか、この絵本がとても気に入ったようです。特に、とんでもないことをしでかしてしまったノラネコぐんだんが反省をしているシーンでは、次男(5才)の笑い声で本が読めなくなるくらい盛り上がりました。

 

『おたすけこびととハムスター』

なかがわちひろ/文 コヨセジュンジ/絵

「おたすけこびと」シリーズ第4弾。困っていることや助けてほしいことがあれば、電話一本で彼らにおまかせ。元気いっぱい、たくさんの小人達が「働く車」に乗って、みんなを手助けに来てくれます。今回は、手に怪我をしたお父さんからの依頼。ペットのハムスターのために「まわし車」を作ります。

さっそく、クレーン車やショベルカー、ブルドーザーなどたくさんの「働く車」に乗り込んだ小人達。現場(机の上)に到着すると、そこには、切り揃えられたたくさんの材料がずらっと並んでいました。さあ、ここからが腕の見せ所。いろいろな「働く車」を上手に使いこなし、器用にまわし車を組み立てていきます。途中、ハムスターがちょっかいを出さないように相手をしながら、そしてハムスターの力も上手に使いながら…さあ、どんなまわし車が出来上がったのでしょうか?

巻末に実際に作られた「まわし車」の写真が載っていました。絵本の中で小人達が作ったまわし車と同じデザインのまわし車。今回の絵本を製作するにあたり、なかがわちひろさんもコヨセ・ジュンジさんも、実際にハムスターを飼われたそうです。絵本の中の話だけではなく、ちゃんと使えるまわし車が描かれている…絵本の世界は奥が深いです。

 

同じ名前見つけた
『おとどけものでーす』

間瀬なおかた/作・絵

寒い冬、雪に覆われた山の村へ「春」を運ぶ不思議な宅配便の物語。「春」を運ぶと言うと、何か「春」のような温かい気持ちになれるものを運んでいるのかなと思うかもしれませんが、違います。文字通り「春」を運んでいます。

宅配便屋さんは、まだ雪が残る村の子供達に薄緑色の箱を届けていきます。その荷物は、かおりちゃんの家にもやって来ました。かおりちゃんがドキドキしながら箱を開けると…中から蝶や花が溢れ出し、いつの間にか外には「春」がやって来たのでした。

間瀬なおかたさんと言えば、やはり乗り物しかけ絵本シリーズの絵本が有名ですね。今作はちょっと不思議な話ですが、トンネルの部分がくりぬかれていたり、ページが山の稜線に合わせて切り取られていたりと、おなじみのしかけが登場します。絵本の中、いろいろな場所にしかけがあるので楽しめます。絵本紹介topへ

 

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