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♦誕生日の絵本

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同じ名前見つけた
『まいごのどんぐり』

松成真理子/作

どんぐりが大好きな男の子「コウ」くんと「ケーキ」と名付けられたどんぐりの心の交流を描いた物語。コウくんのかばんの中には、いつもたくさんのどんぐりが入っていました。その中でも特別な存在だったのが「ケーキ」。コウくんの誕生日にケーキの上に飾られていたどんぐりです。遊ぶ時はいつも一緒。ところがある日、コウくんがどんぐり拾いに夢中になっていると、「ケーキ」がかばんの中から落っこちて…

コウくんは必死になって探しました。次の日も、また次の日も探しました。けれども、結局「ケーキ」を見つけることは出来なかったのです。離ればなれになった二人。もはや「ケーキ」は側の道を時々通るコウくんの姿を遠くから見守ることしか出来ませんでした。

月日は流れ、コウくんは少年から青年へと、「ケーキ」は立派などんぐりの木へと成長していきました。それでも、二人の心のつながり、絆は消えることはありませんでした。それは、クライマックスのシーン。大人になったコウくんが立派な木になった「ケーキ」の前にやって来る所で、感動の再会となって証明されます。時を超えて、なおつながる心と心。「ケーキ」が心の中で何度もつぶやいた最後の言葉がグッと心に残りました。

この絵本を読んで、私も小さい頃を思い出しました。私は誕生日(確か誕生日だった気がする…)に、服に見たことの無いビール(?)の王冠を付けてもらったのです。昔は、王冠の裏側がコルクになっていました。それをきれいにはがして服の表に王冠を、裏側にコルクを付けてはさんで勲章みたいにしてもらったのです。他にも何個か王冠は持っていましたが、その王冠は特に大切な宝物になりました。兄弟で王冠をビー玉みたいに指ではじいて当てっこして遊んだりもしたのですが、その王冠だけは無敵だと思い込んでいた記憶があります。この絵本を読むまで忘れていましたが、なんだか昨日のように思い出され懐かしく感じました。

 

同じ名前見つけた
『ちか100かいだてのいえ』

いわいとしお/〔作〕

ある日、クウちゃんがお風呂に入っていると、どこからともなく現れた亀に、パーティーへ招待されました。そのパーティーは家の地下100階で開かれるそうです。地下100階のパーティー…一体、どんなパーティーなのでしょう?想像は膨らみます。クウちゃんは、家の入り口があるという火山のふもとへと向かうのでした。

前作『100かいだてのいえ』を読んだ方は、大体この本の仕組みがわかっていると思います。この絵本は縦開きの絵本で、見開いたその上下2ページにわたって10階分の部屋が描かれています。階段を下りながら、上から下に読んでいき、ページをめくると次の10階へ進むのです。そして、地下1階から10階はウサギさん、11階から20階はアライグマさんというように、10階ごとに違う動物が住んでいて、それぞれの個性がいかされた部屋の造りを楽しめます。また、すべての部屋には階数を示す番号が付けられており、それぞれの部屋が階段やはしごでずーーーっとつながっています。「B1階、B2階…」と数を追いながら、クウちゃんと一緒に地下100階を目指しましょう。

おとぎの国のようなアリさん達の部屋、とっても和風なミミズさん達の部屋、金を採掘する穴堀名人モグラさん達の部屋…地下100階までの道のりには、ドキドキワクワクの発見がいっぱい。さあ、その奥の奥の、ずーっと奥にある地下100階の部屋はどんな部屋なのでしょうか?そして、そこで開かれるパーティーとは…?

子供達が大好きな絵本。一緒に読む絵本を選ぶ時、たくさんある絵本の中からこの絵本を選ぶことが多いです。この絵本は、じっくり物語を読み聞かせるというタイプの絵本ではなく、たくさんの発見をしながら、楽しい絵本タイムを子供達と共有することが出来る絵本だと思います。「ウサギさんのはしご、下の階へ行くほどだんだん人参に変わってる…」「あ、キャベツの地球儀!」…絵本の上を指でなぞりながら下の階へ向かう子供達の目は輝いていて本当に楽しそう。文章にはなっていないいろいろな物語を楽しんでいるのがわかります。

この絵本は、おもいっきり時間に余裕を持って子供と一緒に楽しみたいですね。そうしないと、地下100階までたどり着かずに読み聞かせの時間が終わってしまうかもしれませんよ。

 

『しげみむら おいしいむら』

カズコ・G・ストーン/作

福音館書店「やなぎむらのおはなし」シリーズの絵本。第1作目の『サラダとまほうのおみせ』から第4作目の『ふわふわふとん』までは、やなぎむらに住む虫達のお話がメインでしたが、今作は、やなぎむらの側にある「しげみむら」に住む虫達のお話がメインです。と言っても、「やなぎむらのおはなし」シリーズの絵本なので、やなぎむらのおなじみの面々もちゃんと登場しますよ。

野原の真ん中、白い野バラの花に囲まれたしげみにある小さな村「しげみむら」。その村は、他の虫達から「おいしいむら」と呼ばれていました。村に住む虫達は、おいしいもの作りの名人。今日は、そんなしげみむらに「のはらのおかしや」がオープンします。れんげの花粉で作る花粉団子、たんぽぽの蜜から作る密飴、乾いたのどを潤すハッカ水…おいしいものを求めて近くの村からたくさんの虫達が集まってきました。お客さんはそのおいしさに大満足。のはらのおかしやは大繁盛です。さらにやなぎむらから、ありのぼうやのバースデーケーキの注文も入ったみたい。さっそくみんなで力を合わせて素敵なバースデーケーキを作るのでした(このケーキ…とってもおいしそうですよ)。出来上がったケーキは、はちのチークリくんとチークリちゃんが配達します。ところがその道中、突然激しい雨が降り出して…さあ、無事に届けることが出来るでしょうか?

やなぎむらのまわりにある村々のお話ですが、ちゃんとやなぎむらの住人が登場して、話に絡んでくる所がいいですね。慣れ親しんだ顔や名前が出てくると、子供達も大喜び。もちろん、メインで活躍するそれぞれの村の虫達もキャラクターがしっかりしているので、それぞれの村のお話をしっかり楽しめますよ。

 

『おたすけこびと』

なかがわちひろ/文 コヨセジュンジ/絵

今日は男の子の誕生日。お母さんがどこかに電話をかけています。どうやら誰かに何かをお願いしているようですが…。実は、この電話の相手、小人達なんです。お出かけしている間に、ある「仕事」をしてくれるように頼んでいたのです。仕事の依頼を受けた小人達は、さっそくショベルカーやクレーン車などたくさんの「働く車」に乗って家へとやって来ました。それにしても、ショベルカーやクレーン車でやってくるなんて、一体どんな仕事をお願いしたのでしょう?道路工事?それともリフォーム?いえいえ、そんなものではありません。小人達が向かったのは、キッチン。そこで、「働く車」を上手に使って、卵や小麦粉などを運び始めました。これって、もしかして…

卵を割って小麦粉と混ぜたり、型に流し込んだり。「働く車」を使って料理をしている光景なんて、絵本の中でだってなかなか見れるもんではないですよ。絵本の中、所狭しと走り回るたくさんの「働く車」。その活躍ぶりに、子供の目は釘付けになること間違いなし。さあ、一体何が出来上がるというのでしょうか?

子供が大好きな「働く車」がたくさん登場します。建設機械や重機械のメーカーとしてコマツという会社はおなじみだと思いますが、そのコマツ商品のショールーム「コマツテクノセンタ」が取材協力しているそうです。どうりで「働く車」の描写が細かいはずです。かなり本格的ですよ。また、働く車とお菓子の嬉しいコラボは『ゆうちゃんのみきさーしゃ』に通じるものを感じました。子供が喜ぶ絵本だと思います。

 

同じ名前見つけた
『レアへのおくりもの』

カンタン・グレバン/作 宮本佳枝/訳

田舎ねずみのアシルは、かわいい娘レアへの誕生日プレゼントを探しに町へと出かけました。町は危険な所。田舎とは違って、車がたくさん走っています。おまけに野良猫だってたくさんいるでしょう。だからアシルの心は不安でいっぱい。絵本の表紙からは、そんなアシルのドキドキが伝わってくるようです。そして、アシルが心配していた通り、町にはいろいろな事件が待ち受けていたみたいですよ。

さて、ねずみの洋服屋さんを探していたアシルは、「どうぞご自由にお入りください」と書かれた一軒のお店へと入りました。それが、事件の始まり。そのお店は、なんとペットショップだったのです。店のおじさんに捕まり、ビンに入れられてしまったアシル。娘の誕生日まで、あと二日しかありません。このままでは、誕生日までにプレゼントを探してあげるどころか、かわいい娘に二度と会えなくなるなんてことも…

さあ、アシルは無事に逃げ出すことが出来るのでしょうか?そして、娘の誕生日までにプレゼントを手に入れることが出来るのでしょうか?

ストーリー展開がしっかりしていて、とても読み聞かせしやすい絵本でした。ハラハラドキドキしたり、ホッとしたり…話にメリハリがあるので、読み聞かせを聞く子供達もきっと楽しめたと思います。もちろん、私も楽しく読み聞かせをすることが出来ました。

 

『ピヨピヨハッピーバースデー』

工藤ノリコ/著

工藤ノリコさんの大人気「ピヨピヨ」シリーズ第4弾。今回はひよこ達の誕生日の話です。お母さんと一緒に洋菓子店にやって来たひよこ達。どれにしようか迷っちゃうくらいたくさんのケーキやクッキーが並ぶ中、ひよこ達のお目当ては大好きなプリン。せっかく年に一度の誕生日なのだから、自分たちで選んだ大好きなプリンを食べて「ハッピーバースデー!」

ところが、お母さんはもう勝手にケーキを注文しちゃっているみたい。これにはひよこ達も大ショック。プリンが食べたかったのに…でも、大丈夫。お母さんはみんなの気持ちをちゃんとわかっていますよ。その夜は、ひよこ達も大満足の素敵なパーティーになりました。

洋菓子店、おもちゃ屋…店内の様子が細かく描き込まれており、ものすごく楽しいです。おもちゃ屋では、いろいろな動物の親子がいろいろな物語を見せてくれます。今作も親子で会話が弾む楽しい絵本でした。絵本紹介topへ

 

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