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♠ 『もぐらさんのいびき』

角野栄子/ぶん 佐々木洋子/え

もぐらさんは五つ子のもぐらちゃん達のお父さん。仕事は穴ほり屋さん。土の中にみんなの家を掘っています。仕事から帰ってごはんを食べると、すぐに大いびきをかいて寝てしまいます。もぐらちゃん達と遊んであげたいけど眠たくてたまりません。そこで考えました。子供達をおなかの上に乗せて出発進行!動くおなかと汽笛のようないびきは、まるで汽車ぽっぽ。背中に乗せて手を広げたら、その姿は飛行機。子供達も大喜びでした。

やさしいもぐらさんと子供達のやりとりに親子の愛情を感じます。もぐらさんが穴を掘っている場面は、誰の家を作っているのかというクイズになっていて、楽しんで読む事が出来ました。

 

♠ 『おまえうまそうだな』

宮西達也/作絵

ひょんなことから親子として暮らす事になったティラノサウルスとアンキロサウルスの赤ちゃん「うまそう」の話。「うまそう」というのは名前。どうしてこんな名前になったのか?ひとりぼっちで生まれてきたアンキロサウルスの赤ちゃんが、「おまえ"うまそう"だな」と言われたのを、お父さんが自分の名前を呼んでくれたのだと勘違いしたからなのです。「お父さん」としがみつく愛らしい姿に、ティラノサウルスは思わずお父さんのふりをしてしまったのでした。当然、肉食恐竜と草食恐竜の暮らしが長く続くわけがありません。やがて来る別れを知りながら、ティラノサウルスは親としてやさしく、力強く見守るのでした。

最後はそれぞれ帰るべき所に帰ります。文字のないそのシーンに、多くの想いをもらう事が出来ました。とても素晴らしい絵本です。

 

ひらがなの絵本
♠ 『たまごにいちゃん』 

あきやまただし/作・絵

なかなかたまごの殻から出ようとしない、たまごにいちゃん。何故?たまごの中にいればお母さんも甘えさしてくれるし、みんなもやさしくしてくれる。だってまだ、たまごだから。弟のひよこはとっくにたまごから出て、たまごにいちゃんよりずいぶん大きいみたい。でもそんな事気にしません。たまごのままがいいんです。ずっと甘えていたい…。ところがある日、とうとうからが割れてしまって、覚悟を決める日が来ました。でも一度心を決めれば、やっぱりおにいちゃん。立派な姿のにわとりへと変身!水たまりに映る自分の姿にまんざらでもないお兄ちゃんでした。

出来なかった事が出来るようになったり、自分から弟や妹の面倒を見るようになったり…子供が少しずつ殻を破りながら成長していく。自然に無理なく殻を破っていってもらいたいものです。

 

♠ 『はらぺこあおむし』

エリック・カール/さく もりひさし/やく

とても人気の高い絵本。食欲おう盛なはらぺこあおむしが、たくさん食べて、大きくなって、やがてさなぎになり、蝶になるというシンプルな話です。あおむしが食べたあとに穴があけられていて、月曜はリンゴが一つ、火曜はなしが二つと段々穴が増えていきます。絵本にあいたたくさんの穴。子供は指を入れたりのぞいたり。そのエネルギーは絵本の中のあおむしと一緒です。そして、もう一つ素晴らしいのがエリック・カールの鮮やかな色使い。色が目に飛び込んできます。有無を言わせず、絵が目から脳へと伝わっていくような感じがします。子供の好奇心をくすぐり育てる、まさに「知育」にふさわしい絵本です。

『はらぺこあおむし』はビッグサイズやミニサイズ、英語と日本語の二カ国語で書かれたものなどたくさんありますが、おすすめはボードブックです。厚紙で作られているので一番遊びやすいですし、長持ちします。

 

♠ 『14ひきのおつきみ』

いわむらかずお/さく

人気の14ひきシリーズ。今日は満月です。14ひき家族は、高い高い木の上に登り、木の枝でお月見台を作ってお月見をします。たくさんの実りとやさしい光をくれるお月さまに感謝しながら、おだんごや栗の実を食べ、楽しい語らいのひとときを過ごすのでした。

14ひきシリーズの中でも特に好きな一冊。緑いっぱいの森が夕焼け色に染まり、やがてやさしい月の光にてらされる夜の森になります。奥行きのある絵と淡い色使い。そして何よりも、ページいっぱいの満月に心が吸い込まれていくようです。その中、お月さまに手を合わせる家族の姿は、忘れてはいけない大切な気持ちを伝えてくれます。

 

♠ 『おとうさんはウルトラマンーおとうさんの休日』

みやにしたつや/作・絵 円谷プロダクション/監修

大きくて、強くて、やさしくて…おとうさんはウルトラマン。時にお調子者で、子供より子供っぽかったりする事もあるけれど、おとうさんは一生懸命生きてます。そして、そんな姿を見て子供は成長していくのです。働いている姿、料理している姿、一緒に遊んでいる姿。同じ父親として自信を持って自分の背中を子供に見せていきたいものです。

『おとうさんはウルトラマン』シリーズ、人気ありますね。私は、シリーズの中で、この絵本を一番最初に読みました。どの絵本も、親子共々楽しめる良い絵本だと思います。

 

♠
同じ名前見つけた
『さっちゃんの まほうのて』

たばたせいいち/〔ほか〕共同制作

さっちゃんの右手には生まれつき五本の指がありません。さっちゃんは幼稚園のままごとでお母さんになりたいと思いました。でも、友達に「手の無いお母さんなんて変」と言われました。その言葉は、まだ小さいさっちゃんには受け止めきれないほど重いものでした。泣きました。そして、自分のこの指の無い手ではお母さんになれないのかな、と不安になりました。…周囲、そして自分自身が障害を個性としてとらえ、どのように向き合っていくか。さっちゃんは、お父さん、お母さん、園の先生や友達のやさしさの中で、また元気な自分を取り戻していきます。

偏見は、知識の無さ、関心の無さによって生まれると思います。子供は自分の気持ちに正直で、時には恐ろしくなるくらい自分中心的です。その中心にある子供自身の心に知識を与え、鍛え育ててくれる絵本だと思います。

 

ひらがなの絵本
♠ 『どうぞのいす』

香山美子/作 柿本幸造/絵

うさぎさんは木のいすを作りました。そして「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に木の側に置いておきました。すると通りかかったロバさんは、親切ないすだと喜んで、拾い集めたどんぐりをいすに置き一休み。そのまま木にもたれて寝てしまいました。次にやって来たのはくまさん。「どうぞ」と書いてあるもんだから、どんぐりを全部食べてしまいます。そのかわりにはちみつを置いていきました。その後も次から次へと動物達がやって来て…ロバさんの知らぬ間に、どんぐりはいろんな物へ変わっていくのでした。

とても面白い絵本。最後のしめ方には、思わず「上手い」と納得してしまいます。大人も楽しめる絵本ですが、繰り返される内容とかわいらしい絵は、読み聞かせにもぴったりです。

 

♠ 『おおきな木』

シェル・シルヴァスタイン/さく・え ほんだきんいちろう/やく

ある一人の男の一生を見守ったりんごの木の話。その姿には母親の持つ母性愛に似た深い愛情を感じます。原題は『THE GIVING TREE』。直訳すれば『与える木』。その言葉通り、木は与え続けました。少年の頃には遊びの場・憩いの場を。そして彼が大きくなるにつれ、その実を、その枝を、その身体を、求められるがままに与えます。喜んで与えます。見返りなどありません。ただ好きな相手のためにしてあげられる事がある…それが木には嬉しいのです。

この絵本に付けられた『おおきな木』という和訳。それは、木の心の大きさであり、ふところの大きさであり、偉大さを現しているとても良い訳だと思います。別の見方をすれば、見返りなしに与え続ける事の難しさを表しているとも言えるでしょう。母性愛と言ってしまえば簡単ですが、とても難しいことです。だから、『おおきい』と感じます。子供、親、そして大切に想う相手がいる人にもおすすめできる絵本。

 

♠ 『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』

いわむらかずお/作

もうすぐ廃線となる小さな田舎町のローカル線。最終列車に乗り込んだ旅人が眠りから目を覚ますと、乗客は彼一人。…と思ったら、小さな話し声が聞こえてきました。そっと覗いてみると、なんと4匹のねずみの乗客が座っていました。驚いた事に人間の言葉をしゃべっています。その後もいろいろな動物達が乗車してきて、何やら難しい話を始めます。どうやら彼ら動物達は、人間の横暴ぶりに怒っているようです。気付かれないよう聞き耳を立てる旅人。そんな中、彼の存在に気づいた動物がいました。…奇妙な乗客達を乗せて最終列車は走ります。

人気の14ひきシリーズとは、また一味違った雰囲気を持った、いわむらかずおさんの絵本。大人が読んでも十分読み応えのある内容です。サンケイ児童出版文化賞受賞作品。絵本紹介topへ

 

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