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♠ 『つみきでとんとん』

竹下文子/文 鈴木まもる/絵

積み木3つを重ねてベンチ。さらに4つ重ねたらきりんになりました。その隣では、たくさんの積み木を重ね、何かを作っています。山?家?車?いえいえ、そんなものではありません。とても大きな怪獣、積み木ザウルスです。突然追いかけてきた積み木ザウルスを止めたのは、積み木の壁。他にも、積み木の公園、お城…。積み木の楽しさがいっぱいつまった絵本です。

遠くの方がかすんで見えるくらいたくさんの積み木で作られた、積み木の国の絵が圧巻です。その絵を見た途端、子供は「行ってみたい!」。子供の目にも、かなり魅力的に映っていたようです。

 

♠ 『くまのこうちょうせんせい』

こんのひとみ/作 いもとようこ/絵

くまの校長先生は身体も声も大きくて、いつも元気にみんなを出迎えてくれます。みんな先生が大好き。ひつじくんも大好きな校長先生みたいに大きく元気な声で挨拶したいけれど、出てくるのは小さい声ばかり。そんなひつじくんに、勇気を出してごらんと言っていた校長先生でしたが、ある日、病気で入院して、大きな声が出せなくなってしまいました。それでも、校長先生は無理をしない約束で、病院から学校へと向かいました。その痛々しい姿にひつじくんは、ますます声が出てきません。その日の帰り道、校長先生はひつじくんにやさしく語りかけました。大きな声を出したくても出せない時があるんだね。大きな声を出そうって言って悪かったと。ところがその時、校長先生が突然倒れて…思わずひつじくんは大きな声で叫びました。「助けてー!」

くまの校長先生には実在のモデルがいます。神奈川県茅ヶ崎市浜之郷小学校の大瀬敏昭校長先生です。余命三ヶ月と診断された後も「命の授業」を続けた大瀬先生。この絵本のあとがきでは、作者のこんのひとみさんが大瀬先生との思い出を語っています。子供達は小さくて、かよわくても当たり前。校長先生のあたたかさが絵本の隅々から伝わってくる素晴らしい作品です。

 

同じ名前見つけた
♠ 『あしなが』

あきやまただし/作・絵

のら犬のけんとその仲間は、「あしなが」のことばかり話していました。あしながとは、最近町へやって来たすらりとした美しい犬のことです。「あしながは、でっかい家に住んで、毎日ごちそうを食べているらしい」「あしながは、生まれたばかりの子犬を誘拐して食べてしまったらしい」…町を飛び交う、あしながの噂。かっこいいかもしれないけど、お高くとまった最低の犬。けんは、みんなの話を聞いて、そう心に決めつけていました。ところがある日、あしながとばったり出くわして知った彼の本当の姿。彼はけんと同じのら犬でした。そして、お母さんのいない子犬を拾い育ててあげている優しい犬だったのです。あしながは、みんなが言うような犬じゃない。けんの心は、明らかに今までとは変わっていました。

優れたモノの中に欠点があって欲しい願う嫌な気持ち。ねたみ、やっかみが、時にいわれもない噂を生み出します。人を見た目だけで判断してはいけない。噂に振り回されず、自分で見て感じて判断する。この絵本にはいろいろな教えが込められています。大事なことがわかりやすくまとめられた、とても良い絵本でした。物語としては、あしながが、誹謗中傷に気付くこと無くみんなの仲間になれてとてもよかったです。ハッピーエンドです。感動的な終わり方ですよ。

 

♠ 『おんがくかいのよるー5ひきのすてきなねずみ』

たしろちさと/さく

ある満月の美しい夜に、5匹のねずみが見たカエルの音楽会。それは今までに見たことも無いような素敵な音楽会でした。歌う曲は『つきのかなたに』。それは、心に染み込む素敵なメロディー。感動した5匹は、自分達も音楽会をすることにしました。カエル達のように上手には歌えない。でも楽器なら出来るかも。一生懸命練習して迎えた音楽会当日。カエル達と同じく満月の晩。5匹の素敵な演奏に、会場は拍手の嵐。最後の曲は、あの『つきのかなたに』。ねずみに混じってこっそり演奏を見に来ていたカエルも加わり、それは忘れられない音楽会になったのでした。

鉛筆を並べて作った木琴。ストローに穴をあけた笛。空き缶に布をかぶせて並べたドラム。スティック代わりにねずみが手にしているのはチュッパチャプス。マッチの箱を細工して作ったギター。…素敵すぎます。ねずみの手作りの楽器を見ているだけでワクワクしてきます。絵も雰囲気があって、世界に引き込まれていきました。

 

♠ 『よるくま』

酒井駒子/作・絵

夜、ベッドの中で男の子がお母さんに「よるくま」の話をしています。よるくまというのは、夜みたいに真っ黒な子ぐま。いなくなったお母さんを捜して、昨日の夜男の子の家にやって来たのです。男の子は一緒にお母さんを捜してあげました。お店、公園、よるくまの家の中…どこにもいません。それもそのはず、よるくまのお母さんは、お魚釣りの仕事に出かけていたのでした。お母さんに会えてほっと一安心のよるくま。お母さんの優しさに包まれながらおやすみなさい。そして、そんなよるくまの話をしながら、男の子もお母さんのぬくもりに包まれ眠りにつくのでした。

よる眠る前のひと時。男の子とお母さんの会話で話は進んでいきます。文章が、それぞれの話口調で書かれているので、思わず男の子の話に聞き入ってしまうような感覚で、絵本を読みました。一生懸命話をする男の子と、真剣に話を聞くお母さん。そこにあるのは、間違いなく親子の愛と絆。最後までやさしさにあふれています。寝る前に読み聞かせてあげたい名作です。

 

♠ 『せんろはつづく』

竹下文子/文 鈴木まもる/絵

6人の小さな子供達が、楽しそうに何かを作っています。枕木を並べてレールを敷いて…そう、子供達が作っているのは線路。つないでつないで、線路はどんどん長くなっていきます。山があればトンネルを掘り、川があれば鉄橋を架ける。レールを敷くその先に何か困難があっても、その度にどうしたら良いか考え、困難を乗り越え線路は長くなっていきます。全部つながったら、駅を作り列車に乗って出発。

「いっしょにあそぼうよ!」シリーズの絵本。「やまがあったらどうする?」「かわがあったらどうする?」そんな言葉の後、ページをめくると、6人の子供達がどうやって線路をつなげていったのかが描かれています。絵本を読んで絵本の中の子供達と一緒に考える。そういえば山にはトンネルがあったな、川には橋が架かっているな。そんな学習を、子供達に身近な線路遊びのような感覚で、自然にすることが出来る良い絵本です。

 

同じ名前見つけた
♠ 『きつねのかみさま』

あまんきみこ/作 酒井駒子/絵

りえちゃんは、置き忘れた縄跳びのひもを取りに公園へと向かいました。弟のけんちゃんも一緒。ところが、かけておいたはずの木の枝には何も無くて、かわりに風に乗って楽しそうな笑い声が聞こえてきました。声がする方へ行ってみると、なんとそこには楽しそうに縄跳びをするきつね達が。きつね達に誘われ一緒に遊ぶりえちゃんが目にしたのは、持ち手に書かれた「りえ」という名前。それは、りえちゃんのひもだったのです。遊び終わってひもを持ち帰ろうとするりえちゃんでしたが、「きつねのかみさま」にもらったと嬉しそうに話す一匹のきつねの顔を見ているうちに…

とてもよく出来た物語でした。きつねの名前が主人公の女の子と同じ「りえ」であるという、ちょっと出来過ぎのように感じる設定を、嫌味無くさらっと仕上げてあるので、とても後味の良い物語になっています。登場する動物がきつねであること、「きつねのかみさま」というキーワード、そして主人公の女の子と弟が着ている服の色が黒であること。すべてが、この絵本の不思議な空間、魅力につながっていると思います。親子共々、この世界に見事に引き込まれてしまいました。

 

同じ名前見つけた
♠ 『まゆとりゅう』

富安陽子/文 降矢なな/絵

まゆは、山のてっぺんの小さな家に住むやまんばの一人娘。雪がとけ始めたある春の朝。まゆは、やまんばかあさんと一緒にお客様を迎える準備をしていました。毎年、同じ時期にやって来るお客様。それは、山を、大地を冬の長い眠りから目覚めさせる竜。今年は竜の子供もやって来ました。やまんば特製のやまもものお酒をたっぷり飲んだ竜は、空の上で大暴れ。春一番の雨を降らせるのでした。

「やまんばのむすめ、まゆのおはなし」シリーズの絵本。竜の親子が、まゆとやまんばかあさんを背中に乗せ空から雨を降らせるシーンは大迫力。読み聞かせしていて、思わず声に力が入ります。子供達も真剣に聞き入っていました。読み聞かせ向きのとても良い絵本です。

 

ひらがなの絵本同じ名前見つけた
♠ 『にゃーご』

宮西達也/作・絵

ここは、ねずみの学校。せっかく先生が猫の恐ろしさについて教えてくれているのに、話を聞かずにおしゃべりしている3匹のこねずみがいました。それは、そんな3匹が桃をとりに行こうとした時のことです。突然目の前に恐ろしい顔をした大きな猫が「にゃーご」と現れました。ところが、猫の怖さを知らない3匹は、この知らない「おじさん」に普通に話しかけていったのです。「おじさん、だあれ?」予想外の反応に猫の方も調子が狂ってしまい、何故か一緒に桃をとりに行くことになりました。食べるタイミングをうかがう猫と、何の疑いも無く楽しいひと時を過ごす3匹のこねずみ。その絶妙なやり取りと猫の心の変化から目が離せません。

何が良いかって、話の内容はもちろんのこと、この表紙のインパクトが最高です。この絵は本文の中にも出てきます。こねずみたちの前で精一杯怖い表情を作ろうとしている猫の絵。迫力満点なのに、なんかかわいくて心に残ります。この迫力をもっと味わいたい人は「大型絵本」もあります。おすすめの絵本です。

 

同じ名前見つけた
♠ 『めっきらもっきら どおんどん』

長谷川摂子/作 ふりやなな/画

遊ぶ友達が見つからない「かんた」が腹いせに大声で歌っためちゃくちゃの歌「ちんぷくまんぷく……めっきらもっきらどおんどおん」。このへんてこりんな歌に誘われて現れたのは、これまたへんてこりんな妖怪3人組。木の穴の中に広がる不思議な夜の世界で、ふろしきを首に巻いてももんがのように空を飛んだり、お餅のなる木でお餅を食べたり…かんたは妖怪達と共に楽しい時間を過ごしたのでした。ところが、お餅を食べてお腹いっぱいになった妖怪達が眠りについてしまうと、ひとりぼっちになったかんたは心細くなってしまいます。そして、思わずこう叫ぶのでした。「おかあさん」。すると…

印象的なタイトルに印象的なストーリー。登場する3人の妖怪「しっかかもっかか」「おたからまんちん」「もんもんびゃっこ」も、とてもかわいらしく、そして個性的に描かれています。言葉のリズム感が良く、読み聞かせもしやすいです。バランスのとれた名作だと思います。絵本紹介topへ

 

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