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♠ 『お月さまってどんなあじ?』

ミヒャエル・グレイニェク/絵と文 いずみちほこ/訳

お月さまの味が知りたい動物達が、高い山の上で重なり合ってお月さまを目指します。カメの上にゾウが乗って、ゾウの上にキリンが乗って…。後少しで届きそうなのですが、その度にお月さまはひょいと上へ逃げてしまいます。山の上でどんどん高くなる動物タワー。そして、ネズミが上に登った時、お月さまは油断してしまいました。「パリッ」、とうとう食べられてしまったお月さま。さて、その味とは?

お月さまを食べてみたいという発想。山の上で重なり合う動物達の姿。そして、繰り返しのある内容。子供がこの絵本を好きな気持ち、よくわかります。「お月さまって一番好きなものの味がするんだって」「梅干しが好き」。私の子供のお月さまは、すっぱそうです。

 

♠ 『さむがりやのねこ』

わたなべゆういち/作・絵

ねこはこたつで丸くなる…。そうです。ねこは寒さに弱いんです。ある日、とても寒がりやのねこは、あたたかい南の国へ行くことにしました。南の国目指し歩き続けます。身体があたたかくなってきました。もう南の国へ着いたと勘違いして、ある家の前に置かれているあったかそうな洋服のつまったかごの中で寝てしまいました。それが悲劇の始まり。それは、洗濯前の洋服だったのです。ねこは洗濯されて気絶し、洗濯物と一緒に干されてしまいました。そしてその夜、この冬一番の吹雪がやってきました。

ねこの表情が何ともみじめで、切なくなるくらいかわいいです。

 

あんなことこんなこと同じ名前見つけた
♠ 『びゅんびゅんごまがまわったら』

宮川ひろ/作 林明子/絵

事故が起きて閉鎖されてしまった小学校の遊び場。その遊び場を再び解放して欲しい子供達と、新任校長先生とのやり取りを描いた絵本。遊び場は運動場の隣にあります。そこは木や岩がいっぱいの自然のアスレチック。子供達の頼みを聞く代わりに校長先生が出した課題はびゅんびゅんごま。校長先生は子供達の前で、初めは1つから、そして最後には両手両足を使い4つのこまを器用に回してみせました。子供達は校長先生に負けないよう、そして遊び場を解放してもらえるよう必死に練習するのです。

「くさのはでっぽう」や「さやぶえ」など昔ながらの遊びがたくさん出てきます。この絵本を読んだ後、さっそくびゅんびゅんごまを作って子供と一緒に挑戦。久しぶりに回しましたが、上手に回るとやっぱり嬉しいですね。子供も夢中になって挑戦していました。

 

同じ名前見つけた
♠ 『バムとケロのおかいもの』

島田ゆか/作絵

今日は水曜日。朝からケロちゃんがはりきっています。きちんと顔も洗い、コーヒーもわかし、朝食まで作ってくれました。それもそのはず、今日は週に一度のお買い物の日。市場に着いたケロちゃん、とても楽しそう。うさぎのやおやさんやハムスターのちょっと変わったお店。部屋中、小さな扉でいっぱいの不思議なお店など、一日中買い物を楽しみました。

魅力あふれるたくさんのお店に、親子そろって、あーだこーだと大興奮。特に「ゆかいなとびら」というお店がお気に入りです。

 

♠ 『かばんうりのガラゴ』

島田ゆか/作絵

旅するカバン屋、ガラゴの話。ガラゴが持ち歩くカバンは、まるで四次元ポケット。その中には、お客さんの希望に合う素敵なカバンがいっぱい。犬の形をしたカバン、ライオンのたてがみのカバン、ピアノのカバン、やかんのカバン。どこにこんな大きなカバンが入っているのだろうというくらい、たくさんのカバンが入っています。しかも、どれも個性的で魅力的で不思議なカバンばかり。でも、本当にすごいカバンは、たくさんの商品が入っているだけでなく、ガラゴのベッドにも変身したりするガラゴ自身のカバンなのかもしれません。

「バムとケロ」シリーズでおなじみのケロちゃんが出てきます。私のお気に入りは、このケロちゃんが注文した子供達を連れて歩けるカバン。ケロちゃんはカエルなので、当然子供達と言うのはおたまじゃくしのこと。ピアノの形をしたカバンなのですが、五線譜が書かれていて、おたまじゃくしがそこを泳ぐたびにきれいな音楽を奏でるのです。何という素晴らしいアイデア。こんなカバン欲しい!

 

ひらがなの絵本
♠ 『だんまりこおろぎ』ー虫の音がきこえる本 (音のでる絵本)

エリック・カール/さく くどうなおこ/やく

生まれたばかりのこおろぎぼうや。「元気に生まれておめでとう」。大きなこおろぎが、羽をこすってきれいな音色であいさつしてくれました。こおろぎぼうやも小さな羽をこすってあいさつしようとしましたが、音が出ません。その後もバッタやカマキリなどたくさんの虫があいさつしてくれますが、やっぱり音は出ませんでした。だまってしずしずと飛ぶ蛾。しんみりだまっているのもいいもんだと思った時、物静かなこおろぎの女の子に出会いました。あいさつしたくて、もう一度羽をこすってみると…

とてもきれいなこおろぎの音色が聞こえてくる絵本。本当に聞こえます。音の出るしかけ絵本です。どうやっても音を出せなかったこおろぎが、上手に音を出せるようになるシーンに合わせて絵本から音が出るようになっています。最高のしかけ。素晴らしいです。子供も大喜び。繰り返しのある内容も読み聞かせに向いていて、おすすめの絵本です。

 

♠ 『とびきりおいしいスープができた!』

ヘレン・クーパー/さく かわだあゆこ/やく

いつも仲良し、ねことりすとあひる。3人が作るかぼちゃスープは世界一。ところが今日は、熟れたかぼちゃが見つかりません。これではかぼちゃスープが作れない。魚スープ、きのこスープ、ビーツスープ…代わりの材料でスープを作ってみるものの、ねことりすはおいしく食べたのに、気難しいあひるがどうしても納得しない。わがままなあひるにりすはカンカン。大げんかになってしまいます。はたしていつものかぼちゃ無しで、3人が満足するスープは出来るのでしょうか?

『かぼちゃスープ』シリーズの3作目。メインのストーリーの他に、本のすみで小さな虫達のサブストーリーが進行していきます。あひるのせいで次から次へと台無しになっていくスープを見つめる虫達。なんてもったいない事を…。どうせ捨てるなら、再利用しよう。3人の家の床下で虫達の工事が始まりました。穴を明けてパイプを通し、流し台へと接続したら準備完了。流し台へスープが捨てられるのを待ちますが…。

この絵本、最高に面白いです。二つのストーリーが絶妙に絡み合って、何とも言えない世界観を作り出しています。そして、その世界観を演出するのに一役も二役も買っているのが、印象深くて素敵な絵。見ているだけでも楽しめます。また、絵本の最後が虫達のストーリーで締められていて、その終わり方が何とも言えず素晴らしい。思わず笑みがこぼれました。心に残る絵本です。

 

同じ名前見つけた
♠ 『マールとジャスパーのごちそうをさがせ!』

ローラ・ランキン/さく いしづちひろ/やく

アンが描いた猫のマールと犬のジャスパーが、強い風に吹かれ画用紙から飛び出した。二人は大騒ぎ。だって、アンは食べ物を描く前にママに呼ばれ部屋を出ていってしまったから。お腹を空かしたマールとジャスパーが辺りを見回すと、周りにはおいしそうな絵が描いてある絵本がたくさんあって、なんだかいい匂いが漂ってきます。食べ物を求めて次々と絵本の中に飛び込んでいくマールとジャスパー。ごちそうにありつく事ができるかな?

画用紙にアンが描いたままの色の無いマールとジャスパーが、あたたかな色使いの絵の中を自由に動き回っていて、視覚的にとても面白いです。二人が次々に飛び込んでいく絵本。ジャックと豆の木やお菓子の家など、おなじみの話がいろいろ出てきますよ。ボストングローブ=ホーンブック賞ノンフィクション部門賞受賞。

 

同じ名前見つけた
♠ 『だめよ、デイビッド』

デイビッド・シャノン/さく 小川仁央/やく

好奇心旺盛、思いついた事はやって見ないと気がすまない、とにかく元気な男の子デイビッド。大人の目で見ると、まさにいたずら盛りのやりたい放題。お風呂を見れば、水を出しっぱなしにして水中メガネとシュノーケルを身につけ暴れ回るデイビッド。外を見れば、裸でかけてくデイビッド。食卓を見れば、食べ物をフォークに刺して人形遊びをするデイビッド。おかげで、ママに注意されてばかり。それでも、デイビッドは止まりません。そして、とうとう大きな失敗をしてしまうのでした。それを見たママは…

この絵本の見所は、なんといってもデイビッドのやんちゃぶりですね。子供はやんちゃなくらいがちょうどいいと言いますが、デイビッドはまさに筋金入り。思わず笑ってしまいます。でも、子供がこれだけやんちゃ出来るというのは、親の愛情があればこそなんですね。大きな失敗をし、しゅんとなって反省しているデイビッドを、ママが叱らず抱きしめるシーン。普段叱っている時でも愛情を持って子供を見ているからこそ、子供の心が見える。こうでなければ、安心してやんちゃになんかなれません。

 

♠ 『ちょっとだけ』

滝村有子/さく 鈴木永子/え

赤ちゃんが生まれて、お姉ちゃんになったなっちゃん。今までは、牛乳を飲みたい時も、パジャマに着替える時も、髪の毛を結びたい時も、どんな時だってママがやってくれました。でも、ママは赤ちゃんの世話で忙しそう。だから、なっちゃんは自分でがんばってみました。初めてする事は、どれも上手にはいかないけれど、なんとか「ちょっとだけ」成功したみたい。お姉ちゃんとして健気にがんばるなっちゃん。でもお昼寝の時間になると、やっぱりママに抱っこしてもらいたくて…だから、眠い目をこすりながら、ママにお願いします。「ちょっとだけでいいから抱っこして」

思わずギュッと抱きしめたくなるほど、健気でかわいらしいなっちゃん。まだ小さいのに、お姉ちゃんでいようと一生懸命なんです。赤ちゃんが生まれ、いきなりお兄ちゃんお姉ちゃんになれる子供はいません。まだ小さい子供ならなおさらで、ある意味ライバルの誕生であり、今まで以上に甘えてきたりしますよね。だから、なっちゃんはすごいなと思いました。友達のママから「赤ちゃんてかわいいでしょ」と聞かれ、ちょっとだけうなずくなっちゃん。本当は少し寂しいけれど、がんばっているんですね。最後に思いっきりママの愛情にふれたなっちゃんの幸せそうな顔が心に残ります。絵本紹介topへ

 

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