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♠ 『ウエズレーの国』

ポール・フライシュマン/作 ケビン・ホークス/絵 千葉茂樹/訳

その町の人達は、みんな同じような家に住み、同じような髪型をし、同じような作物を育てていました。でも、ウエズレーだけは違っていました。好きな食べ物だって違うし、髪型だって他の子達とは違う。だから、友達はいないし、みんなからは仲間はずれ。そんなウエズレーが家の庭に夏休みの自由研究として創り上げたウエズレーの国「ウエズランディア」。自分だけの作物を育て、機械を発明し、服を作り、遊びを創造する。そこでは新しい時間の概念や、文字、言葉までもが存在します。それは、まさに新しい文明の誕生と呼ぶにふさわしいものでした。

とてもスケールの大きな物語です。読んでいる親の私がドキドキしてしまいました。自分の国を創る話なんて、子供には少し難しいかなと思いましたが、長女(6才)には、とても魅力的な話だったようです。今度、家が作れそうな木を探しにいきたいと、目を輝かせていました。その後、段ボールでなら作れそうという話になり…今、子供部屋には、たくさんの段ボールを斬ったり貼ったりして作った家があります。中に入れる大きさに出来たので、喜んでいました。

 

♠ 『ちいさいいすのはなし』

竹下文子/文 鈴木まもる/絵

「ぼくはいすです」…印象的な言葉で始まるこの絵本。家具作りのおじいさんの手によって「ちいさいいす」としての命を与えられた木の半生が、やさしい口調で描かれています。ある幸せな家庭で赤ちゃんとともに歩み、その子が大きくなると物置へと追いやられ、また別の縁があって一人のおばあさんに拾われ、また別れ…くり返される出会いと別れの中、小さい子供のためにという家具職人の思いがこもった椅子は、「生きる」目的を、そして椅子としての「喜び」を求め続けるのでした。

私の小さい頃の椅子は、カエルの椅子でした。とても良く覚えています。昔、私の家が床上浸水した時、まだ幼かった私は、その椅子の上で背もたれにぎゅっとしがみつき、忙しそうに動く親と家の中の水を見ていました。床上浸水という非日常的な出来事が椅子の記憶を強くしているのかもしれません。ただ、私はそのカエルの椅子が好きでした。椅子というのが、自分の居場所として用意された特別なものだと感じていたような気がします。

 

♠ 『ピヨピヨスーパーマーケット』

工藤ノリコ/著

今日はスーパーでお買い物。かわいらしい5羽のひよこが、にわとりのお母さんに連れられて…と言うよりも、お母さんより先に立ってスーパーへと向かいます。このひよこ達、かなり”やります”。お母さんが少し目を離したすきにかくれんぼを始め、挙げ句の果てには、カートを勝手に押して自分達の欲しいお菓子を山ほど詰めてレジへ直行。もちろんお母さんが買ってくれるはずもなく、お菓子は戻され、お買い物は終了。「そんなの買ってもつまんない」。まるでお菓子の方が大事だと言わんばかりのひよこ達。余程、悲しかったのか、悔しかったのか、その夜お父さんとお風呂に入っている時も何やらぶつぶつ…。でもお母さんが買った材料で作った晩ご飯を見た途端、ひよこ達も大満足。やっぱりお母さんが大好きなひよこ達でした。

ひよこ達はもちろん、登場する動物達の表情やしぐさがとてもかわいいです。子供と買い物をする時のドタバタも、とてもよく描かれています。読み聞かせしながら、思わず笑ってしまいました。スーパーでかくれんぼをしている場面では、子供達も一緒にひよこ探し。なかなかうまい所に隠れていますよ。それにしても、お風呂上がりにベビーパウダーをつけてもらっているひよこの姿って…なんか好きです。

 

♠ 『しゅくだい』

宗正美子/原案 いもとようこ/文・絵

学校でちょっと変わった宿題が出ました。それは、家の人に「抱っこ」をしてもらうというもの。みんな「やだー」とか「恥ずかしいよー」とか言っているけど、本当はとても嬉しいみたい。もぐらのもぐくんも喜んで家へと帰りました。ところが、もぐくんのお母さんは赤ちゃんの世話や家事でとても忙しそう。なかなか抱っこしてと言い出せません。すっかりしょんぼりしてしまったもぐくん。はたして抱っこしてもらうことが出来るかな?

大丈夫です。もぐくんはちゃんと抱っこしてもらいます。しかもお母さんだけではなく、お父さんやおばあちゃんにまで。とても嬉しそうな表情が心に残ります。そして…私ももちろん抱っこしてあげました。絵本の中のワンシーンになぞらえて、赤ちゃんの頃よく歌っていた子守唄を歌いながら抱っこしてあげました。子供も嬉しそうでしたが、私も幸せな気分になりました。「抱っこ」はいいもんです。

 

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♠ 『おっきょちゃんとかっぱ』

長谷川摂子/文 降矢奈々/絵

きよという名の女の子。あだ名はおきよちゃんが縮まって「おっきょちゃん」。裏の川で出会ったかっぱのガータロに誘われ、水の底で開かれているかっぱのお祭りに行きました。そこでもらった祭の餅を口にしたおっきょちゃん。たちまちお父さんの事も、お母さんの事も忘れてしまい、ついにはガータロの家の子供になって水中で暮らすことになるのでした。さて何日も過ぎたある日の事、おっきょちゃんは小さな布人形を見つけます。それは、本当のお母さんが作ってくれたおっきょちゃんの人形でした。記憶がよみがえり家へ帰りたいと泣くおっきょちゃん。すでにかっぱの子になってしまったおっきょちゃんを人間の世界へ戻してあげたい。ガータロは別れの悲しみを乗り越えがんばるのでした。

長谷川摂子さんと降矢奈々さんのコンビによる絵本は、『きょだいなきょだいな』『めっきらもっきらどおんどん』など素晴らしい作品ばかりです。この絵本も物語と絵がマッチしていて、世界観もしっかりしているので、少し長めの話ですが、その長さをまったく感じさせません。私も子供もおっきょちゃんとガータロの住む世界にすっかり入り込んでしまいました。

 

♠ 『チュンタのあしあと』

おくはらゆめ/作

すずめのチュンタは、ウメコばあさんが掃き掃除した庭に足跡をつけるのが日課でした。そして、ウメコばあさんがチュンタのために撒いてくれる米粒を食べるのです。チュンタは知っていました。いつも、ウメコさんが家の中からこっそりチュンタを見ているのを。チュンタは疑問に思います。ウメコさんはいい人なんだろうか悪い人なんだろうか?そして、こっそり自分を見ているその家の中で、ウメコさんは一体何をしているのだろうか?ある日、チュンタが家の中をこっそりのぞいてみると…そこにはチュンタもびっくりの素敵な光景が広がっていたのでした。

朝早く起きてすずめにえさをあげたくなってしまうくらいかわいらしくチュンタが描かれています。チュンタがウメコさんの部屋で見た光景には、私も思わず感動してしまいました。チュンタ、嬉しかっただろうな…。そして、最後までこの絵本を読んだ時、『チュンタのあしあと』というタイトルの素敵な意味がわかりますよ。

 

♠ 『せんたくかあちゃん』

さとうわきこ/さく・え

洗濯が、大、大、大好きなせんたくかあちゃん。家中の目についた物を手当り次第に洗濯、洗濯。洗濯するのは服だけじゃありません。犬だって、猫だって、靴も傘も子供達も…あっという間に洗濯して、森中に張り巡らした物干の縄へ干していくのです。すべて干し終えると、かあちゃんはすっかりご機嫌。ところがそこへ、裸で干される子供達のおへそを狙って雷様がやって来たから大変。でも、かあちゃんは少しも慌てません。それどころか薄汚い雷様の首根っこをつかんで洗濯し始めたのです。このかあちゃん、本当にすごい!お母さんでもママでもない、まさに「かあちゃん」という言葉がぴったりの豪快さです。

子供が大好きな絵本。最初から最後まで、子供をひきつける魅力的な場面が満載です。服だけじゃなく、ありとあらゆる物を洗濯してしまうかあちゃん。森一面にズラーッと干された洗濯物。突然登場する雷様。洗濯されて顔が無くなってしまった雷様。そんな雷様の顔をクレヨンで描く子供達。そして最後は、空から大量に降ってきた雷様達が見開き2ページ使ってぎっしり。まさに、子供達を夢中にさせる絵本です。

 

♠ 『家缶』

早川純子/作

缶の中に住むヒックリーとカエルーの話。二人が住むこの缶の家、ただの空き缶ではありません。ベッド、食卓、お風呂にトイレ、何でもそろっていて、まるで本物の家みたい。しかも、缶を転がせば家を簡単に動かすことが出来ます。家にいながらどこにだって好きな所へいけるのです。缶の家って最高!でも、缶だけにいろいろなトラブルに巻き込まれることもあるようです。今日も、缶を転がしていると…

とてもおもしろい絵本でした。子供達もこの缶の家がすっかりお気に入り。しかもこの絵本、何がすごいかって、ヒックリーとカエルーの家缶がペーパークラフトになっておまけで付いてくるんです。もちろん、ベッドやお風呂も付いています。親も子供も大喜び。大満足の絵本です。

 

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♠ 『まあちゃんのながいかみ』

たかどのほうこ/さく

まあちゃんは、長い髪が自慢のはあちゃんとみいちゃんとおしゃべりをしていました。はあちゃんとみいちゃんは、背中が全部隠れるくらいもっと髪を伸ばすんだと少し得意気です。するとおかっぱ頭のまあちゃん、そんなのぜんぜんすごくないと言わんばかりに、こう言いました。私はもっとずっとずーっと伸ばすんだと。それは橋の上からお下げをたらして魚が釣れるくらい長い髪。柵の外からお下げのロープで牛をつかまえられるくらい長い髪。…どんどん想像をふくらませていくまあちゃんの話に、はあちゃんとみいちゃんもぐいぐい引き込まれていくのでした。

この絵本は、読み手も聞き手も絵本の中に、どんどん引き込まれてしまう絵本だと思います。まあちゃんの話は、「それにね…」という言葉でページが締めくくられており、次のページをめくる時に思わず見入ってしまいます。しかもそれが何回も繰り返されるのです。さらにページをめくると、まあちゃんの楽しくてスケールの大きな話が待っています。とても読み聞かせしやすい絵本でした。

 

♠ 『11ぴきのねこふくろのなか』

馬場のぼる/著

ある晴れた日、とらねこ大将率いる11ぴきのねこ達は遠足に出かけました。すると彼らの前に次から次へと立て札が現れます。そこには「花をとるな」とか「危険!橋を渡るな」という注意書きがありました。でも彼らは、そんなことおかまいなし。やりたい放題し放題。ところが調子に乗り「袋に入るな」という言葉を無視して袋に入った途端…なんとその袋は、山の城に住む巨大な化け物「ウヒアハ」の仕掛けた罠だったのです。袋につかまえられた11ぴきのねこ。山の城へと連れて行かれ、奴隷の様にこき使われ…はたして、無事に逃げ出すことが出来るでしょうか?

注意書きを守らなかったばかりに、痛い目にあってしまった11ぴきのねこ。これにこりたのか、最後は車が走る大通りに立てられた「わたるな」という立て札の言葉をしっかり守って、大通りを横切らずに歩道橋を渡ります。ちょっとタメになる終わり方でした。絵本紹介topへ

 

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