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♦クリスマスの絵本

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『おくれてきたクリスマス』

ノルベルト・ランダ/文 マルリス・シャルフ=クニーマイヤー/絵

山口文生/訳

こぐまのテディーは、雪を知りません。クリスマスも知りません。当然サンタさんに会った事もありません。何故?それは、くまは寒い冬の間、冬眠していて起きてこないから。どうにかしてサンタさんに会いたいと思ったテディーは、クリスマスに目を覚ますために、まだ冬眠には早い時期からたくさん眠っておいたり、ママにばれないように目覚まし時計をセットしてクリスマスを待ちます。そして、待ちに待ったその日がやってきました。

この絵本で一番好きなのは、テディーが描いたサンタさんの似顔絵。サンタさんは赤い服を来て白いひげをはやしているらしい。ママから聞いた数少ない情報を頼りに描いた絵が、部屋の壁に何枚も貼付けられています。その姿は、くまだったり、おじいさんだったり…。絵を描くシーンは絵本の中にでてきませんが、夢を膨らませて絵を描くテディーの姿が見えてくるみたいで、とても好きです。

 

同じ名前見つけた
『サンタさんのいたずらっこリスト』

ローレンス・デイヴィッド/作 デルフィーヌ・デュラン/絵 石津ちひろ/訳

クリスマスが近づくとサンタさんの家ではリストを作るのに大忙し。何のリストか?それは、世界中の子供達を「いいこ」と「いたずらっこ」に分けたリスト。今年一年間、いい事とイタズラのどちらを多くしたのか。イタズラの方が多い子にはプレゼントがありません。サンタさんの息子ピーターも、去年いたずらっこリストにいれられて寂しい思いをしました。いたずらっこ達を何とかしてあげたい。そこで、パパサンタに内緒でいたずらっこを集め、もう一度チャンスをもらえるようパパサンタにお願いするのでした。

おしゃれな雑貨屋を見ているような気分になる絵本でした。というのも、すごくかわいい小物がたくさん描かれているんです。一番のお気に入りは、小人達(?)のおもちゃ工場。棚に並べられたたくさんのおもちゃを見ているだけで、嬉しくなってきます。

 

『ゆきだるまのクリスマス!』

キャラリン・ビーナー/ぶん マーク・ビーナー/え せなあいこ/やく

クリスマスイブの夜、雪だるま達はイルミネーション輝く町へ向かって走り出します。広場では雪のボールを吊るしたツリーが飾られ、集まった雪だるま達がパーティーをしています。雪だるまのママ達ご自慢のひんやり冷たい手作りお菓子がふるまわれ、バイオリンの音に合わせてダンスも始まりました。お待ちかねの雪だるまサンタが登場すれば、パーティーは大にぎわい。最後はみんなで大合唱。こうして、雪だるま達のクリスマスパーティーは夜明けまで続くのでした。

前作『ゆきだるまはよるがすき!』に続き、今回も絵の中に隠し絵がたくさんあります。ねこ、うさぎ、ティラノサウルス、サンタの顔、小さなねずみ。これがまた、見つけにくい所に上手く隠れているんです。だから、楽しい!全部見つけたら、やったという気分になります。子供も前作と同じにおいを嗅ぎ付けたのか、表紙を見た途端「いろいろな絵が隠れている本でしょ」と大喜び。読み聞かせしていても、話を聞いているのかどうか。ページをめくるたびに明らかに目はキョロキョロ、何かを探している様子。子供がとても好きな絵本だそうです。

 

『わたしクリスマスツリー』

佐野洋子/作・絵

雑木林の中に立つ一本のもみの木。夢は、きれいな町へ出てクリスマスツリーになること。まわりの木は、生まれた所へ根を広げ、倒れるまでそこにいるのが木というもんだと言うけれど、そんなのは嫌。誰が何と言おうと、きれいな町へ行きクリスマスツリーになる。もみの木は、自ら根っこを引き抜き走り出しました。しかし夢は叶わず、元の場所へ帰ってきます。そんなもみの木を、みんなはあたたかく迎えるのでした。そして、もみの木の夢は少し形を変えて叶うことになるのです。

もみの木にとって、雑木林はまさに故郷。育ての親のような年とった木や、どんぐりのおばさん、そしてやさしく見守る仲間がいる。帰る場所があるというのはいいもんです。夢をつかみ取るため上京する若者のようなもみの木。彼女が最後につかんだ幸せは、決して華やかではないけれど、大きな幸せであったと思います。

 

『とんがとぴんがのプレゼント』

西内ミナミ/さく スズキコージ/え

サンタクロースのニコラスおじいさんと暮らしている2匹のはりねずみ「とんが」と「ぴんが」。世界中の人々にプレゼントを配っているのに、自分はプレゼントをもらえないニコラスおじいさんのために、心からのプレゼントをすることにしました。穴が空いた靴下をはくニコラスおじいさんに赤い毛糸の靴下を…。それは、1年かけて準備をする、とびっきりのプレゼント。来年のクリスマスまでしばらく留守にするという手紙を残し、2匹は旅に出ました。羊の毛を集めることから始まり、紡ぎ、毛を染める。大好きなニコラスおじいさんのため、一生懸命がんばる「とんが」と「ぴんが」なのでした。

スズキコージさんの絵が、クリスマスの寒くて温かい独特な雰囲気をとても良く演出しています。力強くて、迫力があって、お洒落で、綺麗で…すっかり魅せられました。スズキコージさんの絵の魅力を再確認させてくれた絵本です。

 

『まどからおくりもの』

五味太郎/作・絵

今日はクリスマス。サンタさんがプレゼントを背負ってみんなの家にやって来ました。サンタさんは、窓から見える家の中の様子をたよりにプレゼントを配ります。窓から見えるあの顔はねずみさん。窓から見えるあの模様は、しまうまさん。あのたくさん並んだ歯は、きっとわにさん。でも、本当に家の中にいたのは…サンタさんの勘違いに、思わず笑みがこぼれる楽しい絵本です。

窓の所が切り抜かれたしかけ絵本。そこから家の中が少しだけ覗けるようになっています。サンタさんが勘違いするのも納得。確かに、家の中には「しまうま」や「わに」がいるように見えます。ページをめくる前の想像とめくった後の実際の様子との違いが、とてもおもしろかったです。言葉の選び方もシンプルでわかりやすい絵本だと思います。

 

『バスでおでかけ』

間瀬なおかた/作・絵

今日は家族でおでかけ。お父さんが「すてきなところ」へ連れて行ってくれるそうです。子供達も嬉しそう。さあ、バスに乗って出発。ところで、「すてきなところ」って…?スケート場に着いても、動物園に着いても、遊園地に着いても、お父さんはバスを降りようとしません。バスを乗り換え、デパートを通り過ぎ、町を通り抜け、着いた所は山の中。そこには、一軒のレストランと、とても素敵なもみの木があるのでした。

しかけ絵本。ただのもみの木が、ページをめくるとクリスマスツリーに大変身。クリスマスにぴったりのしかけです。最後にクイズも用意されています。絵本のどこかに煙突から入ろうとするサンタさんの絵が描かれていて、それを探すというもの。結構小さく描かれているので、難しいですよ。

 

同じ名前見つけた
『ハモのクリスマス』

たかおゆうこ/さく

ハムスターのハモがソファの下で出会った小さな女の子。銀色の棒を持ったその女の子は、自分が誰なのか、どこから来たのか思い出せなくて泣いていました。僕が君を助ける!ハモの優しさによって、徐々に女の子は記憶をよみがえらせていきます。木から落ちた…大きい木で…そこにはたくさんの仲間がいて…てっぺんには大きなお星様が光っていて…。必死に「自分」を探し続ける女の子と、それを優しく力強く助けるハモ。そんな二人が答えに辿り着いたのは、ある静かな夜のことでした。真夜中、ドアのすきまから漏れてくる明かりに引き寄せられるように部屋へ入っていくと…

ハモと女の子が身体を寄せ合って星空を見上げる姿は、とてもロマンチック。何だか恋人同士にも見えてきます。心が温かくなるストーリーでした。

 

『オリビア クリスマスのおてつだい』

イアン・ファルコナー/作 谷川俊太郎/訳

今日はクリスマスイブ。買い物を済まして、ツリーを用意して、ライトを飾って、ディナーの準備をして…やる事はたくさんあるけれど、心はウキウキ。食事の後はみんなでクリスマスキャロルを歌って、暖炉の前に靴下を飾って…とても楽しそうなオリビア。もちろん今回もオリビアパワー全開!ちょっとはしゃぎすぎて、とんでもない事をやらかしたりもします。そして迎えたクリスマス当日。プレゼントにスキー板をもらったオリビアは、さっそく雪の中へと飛び出していくのでした。

ところどころにページが開くしかけがあります。そのしかけが話に合わせて効果的に使われているので、読み聞かせも盛り上げてくれました。オリビアの「ぶっとび」パワーがたくさん伝わってきますよ。クリスマスキャロルのコーラスを本気で歌う…そんなオリビアが好きです。

 

『クリスマスの ふしぎな はこ』

長谷川摂子/ぶん 斉藤俊行/え

縁の下で見つけた小さな箱。それは、今まで見たことが無い不思議な箱。男の子が蓋を開けると…なんと、その中にはサンタさんがいたのでした。今日はクリスマス。どうやら、箱の中はサンタさんの世界とつながっているみたい。男の子が蓋を開けるたびに、箱の中の様子が変わっていきます。寝ているサンタさん。森の中、そりを走らせるサンタさん。知らない町の上を飛ぶサンタさん。…そして、その夜。布団から身を乗り出しこっそり箱の蓋を開けてみると、箱の中には男の子の住む町の景色が広がっていました。ちゃんと寝ている子の家にサンタさんはやってくる…急いでぎゅっと目をつぶる男の子でした。

裏表紙を見ると箱をそりに乗せて持って帰るサンタさんの姿が描かれています。サンタさんの目印だったのかな?箱の中に広がる景色の美しさに心を奪われました。絵本紹介topへ

 

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