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『わすれられないおくりもの』

スーザン・バーレイ/さく 小川仁央/訳

年老いたアナグマはみんなからとても慕われていました。知識豊富で優しくてみんなをいつも温かく見守ってきたアナグマ。そんなアナグマが死にました。みんなは悲しみに包まれますが、そんな悲しみを優しくぬぐい去ってくれるのも、やはりアナグマでした。アナグマの残してくれた思い出や知識は、みんなの心に確かに刻み込まれ、アナグマをそばに感じる事が出来るからです。

例えば折り紙、あやとりなど、親から子へ子から孫へと伝わっていく遊びの中に、知識があり、思い出があり、そしてぬくもりがあります。そんな優しさを大切にしたいものです。

 

♠ 『森のなかへ』

アンソニー・ブラウン/さく 灰島かり/やく

朝起きたらパパがいなくなっていました。少年は不安な気持ちのまま、ママに頼まれたおばあちゃんのお見舞いに行きます。ダメと言われた森のなかの道を通って…。白黒で描かれた不思議な森の景色。まるで少年の心が映し出されているような森のなかには、謎がたくさん隠されています。木々の間、木の上、そして森で出会う牛の模様にまで目を向けてください。色々なモノが見えてきます。

とても不思議な絵本でした。すべてが少年の夢の中のようにも思えます。個人的には、最初に登場するママの顔と最後に登場するママの顔が、まるで別人のように描かれている所にドキッとさせられました。

 

『もりでいちばんつよいのは?』

ジュリア・ドナルドソン/ぶん アクセル・シェフラー/え 久山太市/やく

頭の良いネズミの話です。身体の小さいネズミ。キツネ、フクロウ、ヘビにと、次から次へ食べられそうになりますが、その度に「グラファロ」という恐ろしい姿をした怪獣の話をします。そのグラファロと仲良しで、もうすぐここで会うのだと。もちろん、その話はネズミの考えた作り話。でも、動物達は怖がって退散していきました。ピンチを切り抜けたネズミ…と思いきや、なんと、本当はいないはずのグラファロが目の前に現れたのです。さあ、この最大のピンチをどうやって切り抜けるのでしょうか?

話に繰り返しのある内容なので、読み聞かせにも良いと思います。話の本当の面白さを知るには、ある程度の年齢が必要ですが、面白い言葉遣いをした場面があるので、おもしろおかしく読むと小さい子供にも十分楽しめる絵本です。

 

『えんぴつのおすもう』

かとうまふみ/作・絵

夜中、勉強机の上で開かれる鉛筆達の相撲大会。細い鉛筆、太い鉛筆、背の高い鉛筆、低い鉛筆。みんなお気に入りのまわしを付け、優勝目指して頑張ります。試合は進み、やがて迎えた決勝戦。…ところが、はさみのチョキチョキ兄弟が乱入してきて、鉛筆力士達を次から次へと投げ飛ばしていくから大変。そこに立ちはだかった「ちび太山」。勝負の行方はどうなる?

鉛筆だけでなく、カッター、消しゴム、はさみに定規と、いろいろな文房具がコミカルに描かれていて楽しい絵本です。

 

『しらないまち』

田島征三/作

今日は遠足。バスに乗り遅れた「ぼく」は、すぐ後からやってきた別のバスに飛び乗りました。でも、そのバスは全然知らない町へと向かっていたのです。それも、とても不思議な町へ。その町では、タンポポは歩きバナナが泳ぎ、町は野菜で出来ていて街路樹は大きな犬…この町どうなってるの?不思議な町へ迷い込んだ「ぼく」の、たった一人の大冒険です。

とても変な町の様子に、子供は「えーっ」「おかしいよ」と笑っていました。まるで子供の夢の中の世界を描いたような絵本です。

 

『がらがらやぎとかいぶつトロル』

ジョナサン・ラングレイ/お話と絵 斉藤洋/訳

このタイトルにこの表紙。どこかで見たような気が…。それもそのはず、この絵本は、あの有名な『三びきのやぎのがらがらどん』を少しアレンジした絵本なのです。ところどころ手が加えられていますが、話の大筋は原作通り。絵がかわいらしく、恐ろしい雰囲気が和らいでいたり、細かい話が付け加えられてわかりやすくなっているため、読みやすい絵本になっています。

今は手に入りにくい絵本ですが、見つけたらぜひ読んでみてください。あの有名な『三びきのやぎのがらがらどん』と読み比べるのも面白いと思います。

 

『ぼく うんてんできるんだ!』

わたなべしげお/ぶん おおともやすお/え

くまくんがいろいろな乗り物に乗ります。三輪車、自転車、スケートボード…。スケートボードやローラースケートは少し苦手みたい。でも、バスや飛行機だって運転できるんです。もちろん本物ではありませんが、少し誇らしげに運転している姿がとてもかわいらしいです。

途中、くまくんが「すってんころり」と転ぶシーン。子供が喜びそうな場面が繰り返されます。読み聞かせしやすい絵本です。

 

同じ名前見つけた
『まじょのくに』

油野誠一/作

折れてしまった魔女のほうきをなおしてあげたことから、魔女の国へと遊びに行くことになったヒロミちゃんの物語。魔女の女王からほうきをもらったら、ヒロミちゃんも魔女の仲間入り。空を飛んで楽しんだ後はごちそうの時間です。でも、普通のごちそうじゃありませんでした。だって、魔女の国のごちそうなんですから…。ヒロミちゃん、ピンチ!

小さい頃ほうきにまたがってみたことありますか?ひょっとしたら飛べるかなって。そんな子供の頃の思い出がよみがえってくるような絵本でした。

 

『わたしのいもうと』

松谷みよ子/文 味戸ケイコ/絵

子供の世界でも大人の世界でも「いじめ」は、とても大きな問題です。この絵本の中で女の子が受けた苦痛は、女の子の心をズタズタにして死へといたらしめました。いじめた側の人たちにどんな理由があったにせよ、絶対に許されてよいわけがありません。部屋の中にこもり心を閉ざしてしまった妹とは対照的に、窓の外をいじめた子供達が笑いながら通り過ぎて行く場面には、深い怒りと悲しみを感じます。

いじめは絶対に無くならない…なんてことは言わずに、いじめる側が笑い、いじめられる側が苦しむこの現実を少しでも減らせるよう、多くの子供達に読んでもらいたい、また、読んであげたい絵本です。

 

『みんなきえちゃえ!!!』

コキルニカ/さく

男の子が道端で拾った謎の箱。それは嫌なものを何でも吸い込んでくれる魔法の箱でした。嫌いな魚や耳障りな音など、少しでも嫌だと思ったものはどんどん吸い込んでくれます。調子に乗った男の子は、クラスのみんなやお母さんまで消してしまいました。でも、消してしまって初めて気付くこともあるようですよ。

この絵本を読むたびに、ドラえもんに出てくる「独裁者スイッチ」という秘密道具を思い出します。スイッチを押すだけで嫌なものは何でも消してしまえるスイッチ。これ、実は独裁者をこらしめるための道具だったのですが、大切なものを気付かせてくれるスイッチでもあるのです。この魔法の箱も、男の子に大切な何かを残してくれたでしょう。

 

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