ー絵本紹介用ー
ー今日の読み聞かせ用ー
ーお気に入り絵本用ー
ヘレン・ウォード/作 ウエイン・アンダースン/絵 岡田淳/訳
街に出て大切な相手へのクリスマスプレゼントをさがす女の子。人ごみにもまれてたどり着いた所は、12月通り25番地。少し寂しい路地でしたが、そこで素敵なお店を見つけます。そのお店の中には、今まで見たことが無いほどたくさんのおもちゃがありました。ところが、一人の不思議なお客が、おもちゃを全部買っていってしまいました。悲しむ女の子。プレゼントは見つかるのでしょうか?女の子が出した一つの答えと、そこに起こった奇跡。感動的なクリスマスストーリーです。
絵がとてもきれいで、これぞ絵本という感じがします。
おちのりこ/さく でくねいく/え
熱があって寝ているひさこちゃん。いつのまにか布団の上に現れたたくさんの小人たちが、みんなで協力し合って彼女の熱を冷まそうとがんばります。この絵本には言葉がほとんど使われていません。ほとんど絵です。でも、本当にたくさんの小人があちらこちらで作業しているため、どのページをみても子供といろいろな話をしながら読めます。とてもいっぱいの物語が詰まった、読み終わるとあたたかい気持ちになる絵本です。
ミニチュア家具などを見ると嬉しくなるような「ちっちゃいもの好き」な方には最高の絵本です。
薄井理子/ぶん 夏目尚吾/え
水が苦手なけんちゃんと不思議な生き物、水もぐらのもぐりんの話。ある日、お風呂のお湯の中でもぐりんを見つけたけんちゃん。もぐりんをおいかけるうち、お風呂からつながる不思議な海へとやってきます。そこは水が苦手な子供たちが集まる不思議な海。けんちゃんは、もぐりんと一緒にその海に待ち受けるたくさんの冒険を乗り越えながら泳ぎを覚えていくのです。
このサイトの「きゅる」というキャラクターも、わが家のお風呂で生まれました。
みなみらんぼう/文 狩野富貴子/絵
男の子のお父さんは動物の治療をする森のお医者さん。ある日病院にやせたテンがつれられてきました。男の子は「てんくん」と仲良くなりますが、てんくんに「森に帰る日」がやってきます。どうしても離れられない男の子とてんくん。お父さんは男の子を家に残し、てんくんを山にかえしにいきました。男の子は泣きわめきました。その年のクリスマスイブ、窓をたたく音が…子供の優しい気持ちを育む心温まる絵本。
テンは木登り上手なイタチ科の動物です。詳しくは、こちら…「テン」をどうぞ。
しまだなおこ/ぶん しまだしんたろう/え
村出身の若者ゴロウ太が、お城へ奉公に行き、そこで手柄を立てる。そんな若者の姿を見て姫が好きになるという、話としてはよくある立身出世の昔話です。でも、この絵本は決して普通の昔話ではありません。何故か?それは、この絵本の味のつけ方が”変”なんです。ありがたいのかどうかわからない、やけに不気味な地蔵。少し異様なゴロウ太の活躍シーン。すべてにくせがあり、その魅力がたまらない絵本です。
さすが昔話風だけあって、子供は純粋に話を楽しんでいたようです。
クリスティアン・ベルク/作 カロラ・ホラント/絵 那須田淳/訳
大切な人の誕生日に送るプレゼント。本当に大切に思えば思うほど迷いますね。タミーノも大好きなナヌマ姫に送るプレゼントをさがします。南極一のデパートにも無くて、友達に相談してもわからない。そんなタミーノが、ナヌマ姫の城の前で彼女を思いながら考えついた世界で最高の贈り物とは…?絵も鮮やかで、特にペンギンが好きな子供におすすめです。
私の娘は手書きの地図をプレゼントしてくれました。道に迷わないように、早く帰って来れるように書いたそうです。宝物ですね。
筒井頼子/さく 林明子/え
ママにたのまれ、初めて一人でおつかいに行くという、とっても有名な絵本。100円玉2つ握りしめて出かけるみいちゃんの姿は、誰が見ても応援したくなりますよね。今では、小さな女の子が一人で町を歩くというのは、防犯上あまりよくないことかもしれません。でも、同名の某番組のように後ろからこっそりついていって、一人でおつかいさせてあげるのは良いことだと思います。
私の娘にも、いつかおつかいをたのもうと思っています。行ってくれるかな…
ビルヒッテ・ミンネ/さく リスケ・レッメンス/え ひしきあきらこ/やく
おばけのくせにとてもこわがりなブー。ある夜、パパとママに言われ、一人で人間をおどかしに行かなければならなくなりました。なにしろ、一人で行くのは生まれて初めてのこと。ただでさえこわがりなブーは、行く途中の道でも、着いた人間の家の中でもおどおどしています。そして最後には、その家の男の子におどかし方を教わることに…。はたして、ブーは一人前のおばけになれるでしょうか?
トイレは怪物、時計は爆弾。ブーから見た世界は怖いものだらけ。子供の頃ってそんなことありましたよね。
中川ひろたか/文 長谷川義史/絵
明日はよしふみ君の誕生日。よしふみ君と園のお友達は、生まれたときのことを家で聞いてくることになりました。そして、よしふみ君はお母さんから、自分が未熟児として生まれたことや、初めて書いた絵をお母さんが大事にとってあることなどを聞くのです。次の日、園では、みんなそれぞれ小さい頃のことを発表しました。子供と一緒に小さい頃を振り返って話をすることは、親にとっても良いことだと思います。
我が家でも、小さい頃描いた絵を見ながら子供と楽しく話をしました。
えびなみつる/〔作〕
夜、外出することがあったら辺りを見回してください。星空を見上げているネコ、いませんか?ベランダの外、屋根の上…もし見つけたらこの絵本を思い出してください。彼らにはとんでもない秘密があるんです。天文台に聞こえてきた大きな音をたよりに湖まで来てみると、そこには空飛ぶ円盤がありました。沈みかけて溺れている宇宙人を助けてびっくり!ヘルメットをとってみると…ネコが好きな方には、ぜひ読んでみて欲しい絵本です。
この先どうなるのか不安そうな顔で、座り込んでカップ麺を食べるネコの姿がたまらなくかわいいです。
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