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♠ 『きつねのかみさま』

あまんきみこ/作 酒井駒子/絵

りえちゃんは、置き忘れた縄跳びのひもを取りに公園へと向かいました。弟のけんちゃんも一緒。ところが、かけておいたはずの木の枝には何も無くて、かわりに風に乗って楽しそうな笑い声が聞こえてきました。声がする方へ行ってみると、なんとそこには楽しそうに縄跳びをするきつね達が。きつね達に誘われ一緒に遊ぶりえちゃんが目にしたのは、持ち手に書かれた「りえ」という名前。それは、りえちゃんのひもだったのです。遊び終わってひもを持ち帰ろうとするりえちゃんでしたが、「きつねのかみさま」にもらったと嬉しそうに話す一匹のきつねの顔を見ているうちに…

とてもよく出来た物語でした。きつねの名前が主人公の女の子と同じ「りえ」であるという、ちょっと出来過ぎのように感じる設定を、嫌味無くさらっと仕上げてあるので、とても後味の良い物語になっています。登場する動物がきつねであること、「きつねのかみさま」というキーワード、そして主人公の女の子と弟が着ている服の色が黒であること。すべてが、この絵本の不思議な空間、魅力につながっていると思います。親子共々、この世界に見事に引き込まれてしまいました。

 

『いやだあさまであそぶんだい』

ヘレン・クーパー/さく ふじたしげる/やく

おやすみの時間になっても、ずっと遊んでいたい男の子。お母さんの言うことを聞かず、おもちゃの車に乗ってどこかへ行ってしまいました。そんな男の子が迷い込んだ不思議な場所。虎がいて、兵隊さんがいて、汽車が走っていて…男の子はみんなと遊びたかったのに、みんな眠ってしまいました。お月様さえ眠りについた暗闇の中、男の子はひとりぼっち。そんな男の子のもとへ近づいてきたのは…

最後のおやすみのシーン。よく見ると、物語の途中に出てきた虎や兵隊など、どこかで見覚えのあるおもちゃがたくさん。どこに何があるか探してみましょう。1997年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞した絵本です。

 

『としょかんライオン』

ミシェル・ヌードセン/さく ケビン・ホークス/え 福本友美子/やく

ある日、図書館に変わったお客さんがやって来ました。それは一頭の大きなライオン。驚いた図書館員はあわてて館長に報告したのですが、図書館の決まりさえ守れば問題は無いと館長は言ったのです。その日から、ライオンの図書館通いが始まりました。みんな初めのうちは少し怖がっていましたが、お話の時間に静かに話を聞いている姿や、お利口に館長の仕事を手伝っている姿を見るうちに、だんだんライオンのことが好きになっていくのでした。そんなある日のことです。踏み台から落下した館長の助けを呼びにいくため、ライオンは図書館の決まりを破って大声を出してしまうのでした。決まりを守らなかったことに責任を感じ図書館を出ていくライオン。再び図書館に戻ってくることが出来るのでしょうか?

こんなライオンが本当にいたら、きっと子供達に大人気でしょうね。少し長めの文章ですが、話がしっかりしているので、子供も最後までじっと聞き入っていました。読み終わった後、こっちを見て「ふふっ」と優しく微笑む子供の顔。その顔を見ただけで、この絵本が気に入ったことがわかりました。

 

『給食番長』

よしながこうたく/さく

わんぱく小学校の1年2組には番長がいます。いつも給食の時間になると番長の声がこだまします。「嫌いなものなんか残して、さっさと遊びにいくぜ」。だから、1年2組のみんなは、ちゃんと給食を食べたことがありません。この絵本は、そんな番長一味と給食のおばちゃん達との闘い、そして涙の記録です。怒りと悲しみのあまりどこかへ行ってしまった給食のおばちゃん達の代わりに、給食を作ることになった番長一味ですが、一生懸命作った料理をみんなに「まずい」と言って残されてしまいました。そのとき感じたもの。それは間違いなく番長一味の心を成長させたのでした。

料理を作る人は食べる人のことを一生懸命考えて作っています。だから食べる人は、しっかり感謝の心を持って食べなければいけません。子供には、心のこもった「いただきます」を自然に言えるようになって欲しいものです。この絵本を読んであげるのも、子供向けの食育の一つだと思います。そして、この絵本には「お楽しみ」がたくさんあります。巻頭巻末に「給食番長双六」と「とんとんずもう」がついています。さらに、本文とは別に博多弁で書かれた文章までページの下についています。なんとも楽しめる絵本でした。

 

『あしたのぼくは…』

みやにしたつや/作・絵

今日は出来なかったけど、今日は失敗しちゃったけど、明日になればきっと…嫌いなものだって何でも食べれちゃうし、犬に吠えられたって怖くない。頭も一人で洗えるし、重い荷物だって軽々と運べちゃう力持ちになっている…はず?

今は出来なくても、やる気があれば、きっと出来る日が来るはず。そんな前向きな明るさがたくさんつまっています。「明日の僕は、今日とはちょっと違う」。でも、大好きなお母さんに甘えたい気持ちだけは、明日になっても変わらないようです。

 

『くまとやまねこ』

湯本香樹実/ぶん 酒井駒子/え

仲良しの子鳥が死んでしまいました。くまは、綺麗に飾り付けた小箱に小鳥を入れ、いつも一緒にいました。小鳥との思い出から離れられないくま。森の動物達は、励ましてくれるけど、くまの心はますます沈んでいきます。そんなある日、気持ちの良い天気に誘われ、くまは川べりの土手までやってきました。そこでくまは運命的な出会いをするのです。バイオリンを弾くやまねこ。彼の言葉、そして彼の奏でるバイオリンの音はくまの心をやさしく包み込み、光をともしてゆくのでした。

モノトーンで描かれた絵から、くまの重い心が伝わってきます。小鳥のいない世界は、くまにとって色の無い現実感の乏しいものだったでしょう。それが、やまねことの出会いによって、心が開いていく。思い出の中に、そして現実の世界に色が戻っていく。その様は、絵本の絵に色が付けられることによって表現されていました。印象に残る絵本です。

 

『ちびうさぎ』

キャサリン・アリソン/ぶん ピアーズ・ハーパー/え 栗栖カイ/やく

さわって遊べるふわふわ絵本。主人公のちびうさぎや登場するたくさんの動物達が、フェルトのようなもので加工されていて、とても気持ちの良い手触りの絵本です。うさぎ家族の末っ子「ちびうさぎ」は、あんまり構ってくれない家族の愛に疑問を感じ、新しい家族探しの旅に出ます。野ねずみやカワウソなど、いろいろな家族の輪の中に加わろうとしますが、その度に自分の本当の家族の素晴らしさに気付いていくのでした。

ちびひつじ』を読んだ時もそうでしたが、動物達がふわふわしていることを知った後の子供達は、その場所を探すのに夢中。確かに気持ちがいいです。

 

同じ名前見つけた
『ポチポチのとしょかん』

井川ゆり子/文・絵

いつも行く図書館で出会った不思議な子犬。名前は「ポチポチ」。読む本が無くて退屈していたら、ポチポチくんについていきましょう。ポチポチ図書館へと連れて行ってくれます。そこは、動物達の動物達による動物達のための図書館。ねずみさんが読んでいるのはとても小さな本。キリンさんが読んでいるのは、首のように長い本。今まで見たことも無いような不思議な本を読む動物達。そしてそれらの本の中でも、特別に不思議な本を見つけました。それは人間に変身出来る呪文が書かれた本。動物達も興味津々なこの呪文。ポチポチくんが唱えた途端、ものすごい煙が出てきて…

愛の本を読んでうっとりしているカエルのカップル。ペンギンが飛び出すしかけ絵本を読んでいるペンギン。「やさいをたべなさい」なんていうダジャレのような本を読んでいるサイ。細かな所まで描き込まれていて、見ているだけで楽しくなってきます。主人公の男の子の語り口調で文章が書かれているので、子供も聞きやすそうです。読み聞かせ向きの絵本だと思います。

 

同じ名前見つけた
『ポチポチのレストラン』

井川ゆり子/文・絵

今日のごはんは、女の子の大嫌いなにんじんや玉ねぎがゴロゴロ入ったクリームシチュー。見るのも嫌…。するとそこへ、コックさんの格好をした不思議な子犬「ポチポチ」が現れ、おいしいものがたくさんあるという彼のレストランへ連れて行ってくれました。そこは、動物達の動物達による動物達のためのレストラン。キッチンで料理の手伝いをした女の子はお腹ペコペコ。そんな女の子のためにと出されたクリームシチューは、あんなに嫌っていたはずなのに、お替わりする程おいしく感じたのでした。そして、女の子がお替わりのシチューのふたを開けた途端、ものすごい煙が出てきて…

ポチポチくんシリーズの絵本。この本も主人公の女の子の語り口調で文章が書かれていて、読み聞かせしやすいです。動物達の楽しい料理シーンなど、描き込まれた絵も素晴らしいと思います。

 

同じ名前見つけた
『ポチポチのきかんしゃ』

井川ゆり子/作

男の子は、駅で電車を待っていました。初めて一人でおばあちゃんに会いにいくので不安いっぱい。するとそこへ、大きな音とともに蒸気機関車がやって来て、中から不思議な子犬「ポチポチ」が現れました。機関車「ポチポチごう」。それは、動物達を乗せて運ぶ動物達のための機関車。最初は不安と緊張でいっぱいの男の子でしたが、動物達とのふれあいの中でときほぐされ、やがて笑顔いっぱいに。動物達とお弁当を一緒に食べておなかいっぱいになった男の子は、いつの間にかウトウトしてきて…

ポチポチくんシリーズの絵本。私の長男(3才)は、見開き2ページ使って描かれた機関車「ポチポチごう」の絵がとても気に入った様子。読み終わった後もページをめくって、その絵を見ていました。みんなでお弁当を食べるシーンは、さすがに細かく描き込まれていて、楽しさがいっぱい伝わってきます。読み聞かせしやすい文章もおすすめです。絵本紹介topへ

 

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