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同じ名前見つけた
♠ 『だめよ、デイビッド』

デイビッド・シャノン/さく 小川仁央/やく

好奇心旺盛、思いついた事はやって見ないと気がすまない、とにかく元気な男の子デイビッド。大人の目で見ると、まさにいたずら盛りのやりたい放題。お風呂を見れば、水を出しっぱなしにして水中メガネとシュノーケルを身につけ暴れ回るデイビッド。外を見れば、裸でかけてくデイビッド。食卓を見れば、食べ物をフォークに刺して人形遊びをするデイビッド。おかげで、ママに注意されてばかり。それでも、デイビッドは止まりません。そして、とうとう大きな失敗をしてしまうのでした。それを見たママは…

この絵本の見所は、なんといってもデイビッドのやんちゃぶりですね。子供はやんちゃなくらいがちょうどいいと言いますが、デイビッドはまさに筋金入り。思わず笑ってしまいます。でも、子供がこれだけやんちゃ出来るというのは、親の愛情があればこそなんですね。大きな失敗をし、しゅんとなって反省しているデイビッドを、ママが叱らず抱きしめるシーン。普段叱っている時でも愛情を持って子供を見ているからこそ、子供の心が見える。こうでなければ、安心してやんちゃになんかなれません。

 

『いつもいっしょに』

こんのひとみ/作 いもとようこ/絵

森の中にひとりぼっちのくまが住んでいました。ある日、くまの家に寒さにふるえるかわいいうさぎがやってきました。くまはうさぎのために、あたたかいスープを作ってあげました。誰かのために何かをしてあげる、それがくまには幸せでした。次の日も、また次の日も、くまはうさぎのために料理をします。何をするのもうさぎと一緒。くまは幸せでした。ただうさぎは、何をしても一言もしゃべってくれません。いつもにこにこしているだけ。そんなうさぎの態度に、くまはだんだん不安になっていきました。僕の事が好きなんだろうか、嫌いなんだろうか…。そして、ある日とうとうくまはキレてしまうのです。

いもとようこさんのあたたかい絵がぴったりの絵本。側にいるだけで幸せ、言葉は無くたって構わない…とは、なかなかうまくいきません。やはり、しっかり言葉にして欲しい時はあります。このうさぎは口べたなのかな?それとも何か理由があってしゃべれないのかな?子供もお礼を言わないうさぎの事を不思議がっていました。内容は大人の恋愛を描いたような話なのですが、子供は子供なりに世界に引き込まれ、感じる所があった様です。やさしい絵が、子供の心をひきつけているからかもしれません。

 

『のろまなローラー』

小出正吾/さく 山本忠敬/え

この絵本の主人公はロードローラー。その重い身体で、でこぼこ道を平らにならしながら、ゆっくりゆっくり進みます。そばを走り抜けるトラックや小型車にのろまだと馬鹿にされても、ゆっくり確実に道を平らにしていくのです。確かにのろまなローラーですが、彼がいないと、でこぼこ道は平らになりません。追い越していった他の車達も、その先のでこぼこ道でパンクしてしまい、ようやく彼のありがたみがわかったようです。

働く自動車は子供にとってかっこいい存在。ロードローラーなんて実際に作業している所をあまり見かけませんが、2才の息子は一目見て「ロードローラーだ!」って…。その年でよく覚えてるなって、驚きました。好きなんですね。

 

『ぶた』

ユリア・ヴォリ/著 森下圭子/訳

絵本の表紙で、ソファに寝そべるこのぶた。彼の身の回りで起きる様々な出来事を、そこはかとなく書き綴った絵本。大体1ページに1つの話題が取り上げられています。当たり障りの無い日常の一こまから、少し哲学的な内容まで…お好きなページからどうぞ。

コマ割りが有って無いようなこの絵本。文字の位置も絵の位置も思いつくままに描かれていて、正直読みづらいです。フィンランド地方の世界が描かれている様ですが、なじみの無い言葉や世界観は、話を難解に感じさせ、読み聞かせにはまったく向いていません。…と言いたい所ですが、未知なる世界との出会いが絵本の重要な役割の一つだと考えるなら、この絵本には知らない世界をのぞいたような爽快感があります。知識欲を刺激されるコマがたくさんあります。絵もきれいで、大人向けの絵本だと言ってしまうには、もったいない気もします。

 

『あまがえる先生 まよなかのびっくりコンサート』

松岡達英/さく

あまがえる先生の夜のコンサートに招待され、4匹の虫達がやってきました。場所はあまがえる研究所。今夜は月が出ていない絶好のコンディション。蛍の光にやさしく照らし出され真夜中のコンサートは始まります。テラスから見渡す池の中、たくさんのカエルが小さな声で歌い、木に登り始めました。カエルの歌はどんどん大きくなり、やがて大合唱へと…。モリアオガエルの結婚、産卵を感動的に描き出した自然科学絵本です。

昆虫や魚などたくさんの生き物が登場します。みんなとても細かな描写で描かれていて見応え十分。側には、ちゃんと名前も書いてあります。ゲンゴロウ、タイコウチ、ミズカマキリ…中にはモツゴ、マツモムシなど聞き慣れない変わった名前も登場します。とても、勉強になりました。

 

あんなことこんなこと
『あまがえる先生 ミドリ池きゅうしゅつ大さくせん

松岡達英/さく

大変、ミドリ池がピンチ。大地震のひび割れと日照りのせいで池の水が干上がり、小さな水たまりになってしまいました。池に住む生き物達を助けるため、やって来たのはあまがえる先生。川の水を池に引き入れるため、人間が捨てたペットボトルを利用して水車を作りました。森の動物達の協力もあって、池はすっかり元気を取り戻しました。ところがしばらくすると、今度は大雨が…あまがえる先生、また出番ですよ。

紹介されている生き物の中で、特に嬉しかったのが「ホウネンエビ」。以前、子供と一緒に田んぼを見物していて偶然発見した生き物。初めて見たその姿に、思わず興奮してしまい、必死にその正体を調べたのを思い出しました。

 

同じ名前見つけた
『ないしょのゆきだるま』

角野栄子/作 大島妙子/絵

オオくんは、お父さんと一緒に雪だるまを作りました。こんな雪だるまになって欲しいと、内緒のお願いをしながら作ります。そのお願いは誰にも内緒。オオくんと雪だるま、2人だけの秘密のお願いです。その夜、オオくんの願いが通じたのか、雪だるまがぐぐっと立ち上がり…

この絵本の中で一番気に入った言葉が「雪だるまのもと」。空から降ってくる雪を、「雪だるまのもと」が降ってきたと言って外へ飛び出すお父さん。読んでいるだけで、なんだかワクワクしてくるこの言葉。子供と一緒に遊ぶ事を楽しんでいるのが、よく伝わってきます。こんな風に誘われたら、子供も嬉しいだろうなと思いました。

 

『ちびひつじ』

キャサリン・アリソン/ぶん ピアーズ・ハーパー/え 栗栖カイ/やく

さわって遊べるふわふわ絵本。主人公のちびひつじを初め、登場する動物や草花の一部がフェルトのようなもので加工されていて、とても気持ちのよい手触りの絵本です。内容は、かくれんぼを楽しんでいたちびひつじが、隠れ場所を探し歩いているうちに遠くへ行ってしまい、一人で帰れなくなってしまうという話。最後は、シープドッグの活躍でお母さんのもとへ戻る事が出来たのでした。

やわらかな色使い、ふわふわの手触り、そしてほのぼのした話。何だかやさしい気分になれる絵本です。読み聞かせした後、子供に絵本がふわふわしている事を教えてあげたら、嬉しそうにさわっていました。その後、ふわふわの場所を探すのに夢中だったのは言うまでもありません。

 

『月へミルクをとりにいったねこ』

アルフレッド・スメードベルイ/作 たるいしまこ/絵 ひしきあきらこ/訳

愛する子猫達へミルクを飲ませるために、月を目指した母さん猫の話。月の中に見えるおじいさんとおばあさんが運ぶ桶の中には、ミルクが入っている。犬から聞いた話をたよりに、お母さん猫は走ります。途中、ぶた、おんどり、子牛も加わり4匹で月を目指していましたが、くたびれただの怖いだのと帰ってしまい、最後に残ったのは母さん猫一匹。なかなか月にはたどり着けない。でも決してあきらめない。愛する子猫達のため。その強い気持ちが、奇跡を呼んだのです。

月の中に見える模様。日本では昔から「うさぎの餅つき」なんて言われていますが、ミルクを運ぶおじいさんとおばあさんというのも面白いですね。この話は、スウェーデンの児童文学者アルフレッド・スメードベルイによって書かれています。その地方では、こんな風に言われているのでしょうか。国によって月の模様に関する言い伝えは様々で、蟹や女性の顔、ライオンなんてのもあるんですよ。

 

あんなことこんなことひらがなの絵本同じ名前見つけた
『たろうのおでかけ』

村山桂子/作 堀内誠一/画

たろうが犬のちろーや猫のみーや達と一緒に、仲良しのまみちゃんのお誕生日のお祝いに行きます。プレゼントはすみれの花とアイスクリーム。嬉しくて、ついふざけながら出かけようとするたろーは、お母さんに注意されてしまいました。その後も、道を走っていてはおじさんに、黄信号を渡ろうとしたらおまわりさんに、横断歩道以外の所で道を横断しようとしたら郵便屋さんに注意されてしまいます。その度に、つまらないと言いながらも、しっかり言われた事を守って、まみちゃんの家へ向かうのでした。

繰り返しのある絵本。表紙を見てもわかるように、たくさんの車が出てくるので息子がとても気に入っているようです。それにしても1963年に発行されているだけあって、懐かしいモノがたくさん出てきますよ。道を走ってはいけないと注意したおじさんが乗っているのは「オート三輪」。実際に走っているのを見た事が無い人もいるのではないでしょうか。お母さんの後ろにはローラー式絞り機付きの洗濯機。道端には丸形ポスト。そんな年代を感じる絵が、逆に新鮮に感じました。交通ルールについて子供と話が出来る絵本という所も良いですね。

 

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