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『おひるねネコさん』

ふくざわゆみこ/作・絵

ネコさんはお昼寝が大好きでした。ところが、住んでいたアパートの前に大きな道路が出来てうるさいのなんのって。もう昼寝どころではありません。気持ち良く昼寝がしたい。そんなネコさんが引越したのは静かな田舎の一軒家。これでゆっくり昼寝が出来る…と思いきや、そこにはにぎやかな友達がたくさんいたのです。家の中にはねずみの家族。隣の池には大合唱をするかえる達。木の上には大騒ぎする小鳥の赤ちゃん達。何度も昼寝を邪魔され、とうとうネコさんはキレてしまいます。驚いて逃げ出すみんな。すると、誰もいなくなった部屋の中には、ネコさんがうとうとしている間に、歓迎パーティーの準備がしてあったのでした。それを見つけたネコさんは…

最初はうるさくてしょうがなかった友達の出す音。そんなただの騒音だった音が、仲良くなった途端、ネコさんにとって子守唄のようになっていました。気持ちの持ちようで感じ方が変わる事ってありますね。

 

『14ひきのさむいふゆ』

いわむらかずお/さく

雪が降る寒い冬。家の中では14ひきの家族が、そりを作ったり、手作りのボードゲームを作ったり、おまんじゅうを作ったり…みんなとても楽しそう。出来上がったおまんじゅうを食べて、ゲームで遊んでいるうちに、どうやら雪もやんだみたいです。外は一面の雪景色。作ったばかりのそりを片手に外へと飛び出すみんなでした。

いわむらかずおさんの人気の14ひきシリーズ。この絵本には、物語の中に出てくる「とんがりぼうしゲーム」の作り方、遊び方が書かれた紙が付録としてついてきます。雪や雨のせいで外で遊べない日は、実際に「とんがりぼうしゲーム」を作って遊ぶというのもいいですね。

 

『ねっこぼっこ』

ジビュレ・フォン・オルファース/作 秦理絵子/訳

「ねっこぼっこ」とは何でしょうか?表紙には木の根っこに横たわる不思議な子供が二人。この子達が「ねっこぼっこ」なのかな?想像がふくらみます。さっそく絵本を読んでみました。…冬が終わり春の訪れとともに色付いていく自然。それは大地を彩る花の色であり、活動を始める虫達の色。やがて秋が来て木枯らしが吹き始めると再び眠りにつきます。「ねっこぼっこ」はそうした自然の営みを支える妖精達…というよりも、むしろそんな自然の営みそのものとして描かれています。春が来て大地の母さんに起こされた「ねっこぼっこ」達は、色とりどりの春の服を自分で仕立て、土の中から外の世界へと飛び出していくのでした。

ドイツで1906年に出版され、以来1世紀にわたって読まれ続ける名作です。絵が美しく、特にねっこぼっこ達の表情の豊かさが心に残りました。原題は『Etwas von den Wurzelkindern』(根の子供達のこと)。この題を「ねっこぼっこ」と最初に訳したのは、故・生野幸吉さんという方だそうですが、この邦題も見事だと思いました。

 

『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう』

間瀬なおかた/作・絵

「やまのえき」から「うみのえき」へと電車が走ります。トンネルを抜けると、そこは雪の野原。再びトンネルを抜けると、そこは雪の山。トンネルの部分がくり抜かれたしかけ絵本になっており、次の景色が少しだけ見えているので気分も盛り上がります。海辺の丘、菜の花畑を通り過ぎ、電車は終点の「うみのえき」へと到着するのでした。…ところがこの絵本、これで終わりではありません。最後のページには「でんしゃでかえろう」というタイトルがつけられています。なんとこの絵本は後ろからも読めるように構成されているのです。今度は「うみのえき」から「やまのえき」へと電車が走っていく驚きの絵本です。

前から読めば「でんしゃでいこう」。後ろから読めば「でんしゃでかえろう」。おもしろいアイデアだと思いました。さらに一つこの絵本で素晴らしいと思ったのは、電車の走る音。ページごとに違うのです。「デデ ドド」「デデデン ドドドン」「デデン ゴゴー」など雪の上や鉄橋の上などで音が変わっていきます。電車の音と言えば「ガタンゴトン」、それだけでは無いおもしろさ。当然子供もその違いを感じていたようで、「デデ ドド」と口に出して、その響きを楽しんでいました。むしろしかけよりも、その電車の音が気に入っていたくらいです。

 

『あめのひのえんそく』

間瀬なおかた/作・絵

今日は遠足。ぶどう狩りの日。ところが朝からあいにくの雨。雨止まないかな?子供達を乗せて雨の中をバスが走ります。街を、山を、田んぼを、牧場を…トンネルをくぐり抜けるたびに移り変わる景色を眺めながら、ぶどう山を目指します。すると、だんだん雨も小降りになり、ぶどう山に到着する頃には、すっかり上がったようです。

しかけ絵本。本にトンネルの穴が開けられ、本当にバスに乗って道を走っている気分になります。そしてきわめつけのしかけが、一番最後に登場します。空に現れる大きな虹。このしかけは、ページをめくるたびに段々と空に完成していくので、子供は途中で気付くと思います。「あ、虹!」。途中でわかったとしても、最後のページで完成した虹を見ると、「おーっ」と思ってしまいますよ。

 

『むしのおんがくがっこう』

青山邦彦/作・絵

虫の町にある音楽学校。そこは鳴く事の出来る虫だけが勉強する事を許される学校。鳴く事が出来なければ入れません。だから、たとえ音楽が大好きで、毎日足を運んでいたとしても、鳴く事が出来ないテントウムシは勉強させてもらえないのでした。そんなテントウムシの姿を見て、鳴く事が出来る虫達は笑います。そんなある日、テントウムシはゴミの山に捨てられたおもちゃの太鼓と出会いました。その上で飛び跳ねるととても良い音がする太鼓。それは、彼が自分の音楽と出会った瞬間でした。彼が奏でるリズムは周りの虫達を巻き込んで、やがて町中を包み込む大合奏へと変わっていきました。するとそこへ、あの音楽学校の校長先生が現れ…奇跡が起こったのでした。

音楽はみんなのもの。…とてもよくわかります。音楽は一人でやるのも楽しいですが、みんなで楽しむともっとおもしろいです。私はギターが好きです。子供が一緒に手を叩いたり歌ったりしてくれると嬉しいです。以前、「となりのトトロ」の「さんぽ」という曲を弾いていた時、子供がリズムに合わせるようにテーブルの周りを行進し始めました。その足音は正確なリズムではありませんでしたが、その場に生まれる一体感は、まさに音「楽」だったと思います。わざと速く弾くと子供の行進も速くなり、遅く弾けば遅くなる。何だか楽しくなって速くしたり遅くしたり…子供も大笑いして楽しそうでした。音楽はやっぱり最高です。

 

『ぷしゅ〜』

風木一人/作 石井聖岳/絵

「いちにちたっぷりあそんだら、あとかたづけをいたしましょう」…海でたっぷり遊んだこの家族も後片付けを始めたようです。浮き輪やゴムボールは空気栓を抜いて「ぷしゅ〜」。シャワーを浴びて着替えたら更衣室も「ぷしゅ〜」…えっ?更衣室がしぼんじゃった?その後も乗ったバスが、電車が、夕食を食べたレストランが、次々にしぼんでいきます。もしかしたら…そうです。この絵本は最後まであらゆるものがしぼんでいきます。まさに「ぷしゅ〜」の絵本なのです。

おもしろい発想の絵本です。本当にいろいろなものがしぼんでいきます。まさかあんな所にまで空気栓がついているとは…思わずびっくりする所についていました。

 

『へんしんオバケ』

あきやまただし/作・絵

くぐり抜けるとお化けに変身しちゃうという恐〜い洞窟。大砲が「たいほうたいほう…」と叫びながらくぐり抜けると、「ほうたいほうたい…」なんと、包帯ぐるぐる巻きのミイラに変身。竹が「タケタケタケ…」とふるえながらくぐり抜けると、「ケタケタケタ…」なんと、ケタケタ笑うガイコツお化けに変身。極めつけはゴンドラ。「ゴンドラゴンドラ…ドラゴンドラゴン」、大迫力のドラゴンになって洞窟から出てくるのでした。

あきやまただしさんの「へんしんシリーズ」第4弾。言葉遊びの楽しさがつまった絵本です。今回は巻末に「かくれんぼオバケをさがせ」というおまけがついています。本文のあちこちに小さなオバケが隠れているので、探しましょう。

 

『エドワールとアルマン ひるねのぼうけん』

アンネ・エルボー/作 木本栄/訳

とても眠そうなくまのエドワールとうさぎのアルマン。…エドワールの思いつきで、世界一周の旅に出ることになりました。空には羊の雲が浮かんで、地面がひとりでに前へと動いているかと思ったら、それは車の上に乗った象の背中で、いきなり水の中へと振り落とされた二人が陸地を見つけてひと安心と思ったら、それは気球で…何だか様子が変ですね。これって、もしかして…

そうです。これは「夢」の世界を描いた絵本です。夢だから何でもあり。不思議なことが次々に起こります。エドワールとアルマンが登場する絵本は、他に『エドワールとアルマンうみへいく』があります。

 

♠ 『ピヨピヨスーパーマーケット』

工藤ノリコ/著

今日はスーパーでお買い物。かわいらしい5羽のひよこが、にわとりのお母さんに連れられて…と言うよりも、お母さんより先に立ってスーパーへと向かいます。このひよこ達、かなり”やります”。お母さんが少し目を離したすきにかくれんぼを始め、挙げ句の果てには、カートを勝手に押して自分達の欲しいお菓子を山ほど詰めてレジへ直行。もちろんお母さんが買ってくれるはずもなく、お菓子は戻され、お買い物は終了。「そんなの買ってもつまんない」。まるでお菓子の方が大事だと言わんばかりのひよこ達。余程、悲しかったのか、悔しかったのか、その夜お父さんとお風呂に入っている時も何やらぶつぶつ…。でもお母さんが買った材料で作った晩ご飯を見た途端、ひよこ達も大満足。やっぱりお母さんが大好きなひよこ達でした。

ひよこ達はもちろん、登場する動物達の表情やしぐさがとてもかわいいです。子供と買い物をする時のドタバタも、とてもよく描かれています。読み聞かせしながら、思わず笑ってしまいました。スーパーでかくれんぼをしている場面では、子供達も一緒にひよこ探し。なかなかうまい所に隠れていますよ。それにしても、お風呂上がりにベビーパウダーをつけてもらっているひよこの姿って…なんか好きです。絵本紹介topへ

 

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