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♠ 『しゅくだい』

宗正美子/原案 いもとようこ/文・絵

学校でちょっと変わった宿題が出ました。それは、家の人に「抱っこ」をしてもらうというもの。みんな「やだー」とか「恥ずかしいよー」とか言っているけど、本当はとても嬉しいみたい。もぐらのもぐくんも喜んで家へと帰りました。ところが、もぐくんのお母さんは赤ちゃんの世話や家事でとても忙しそう。なかなか抱っこしてと言い出せません。すっかりしょんぼりしてしまったもぐくん。はたして抱っこしてもらうことが出来るかな?

大丈夫です。もぐくんはちゃんと抱っこしてもらいます。しかもお母さんだけではなく、お父さんやおばあちゃんにまで。とても嬉しそうな表情が心に残ります。そして…私ももちろん抱っこしてあげました。絵本の中のワンシーンになぞらえて、赤ちゃんの頃よく歌っていた子守唄を歌いながら抱っこしてあげました。子供も嬉しそうでしたが、私も幸せな気分になりました。「抱っこ」はいいもんです。

 

同じ名前見つけた
♠ 『おっきょちゃんとかっぱ』

長谷川摂子/文 降矢奈々/絵

きよという名の女の子。あだ名はおきよちゃんが縮まって「おっきょちゃん」。裏の川で出会ったかっぱのガータロに誘われ、水の底で開かれているかっぱのお祭りに行きました。そこでもらった祭の餅を口にしたおっきょちゃん。たちまちお父さんの事も、お母さんの事も忘れてしまい、ついにはガータロの家の子供になって水中で暮らすことになるのでした。さて何日も過ぎたある日の事、おっきょちゃんは小さな布人形を見つけます。それは、本当のお母さんが作ってくれたおっきょちゃんの人形でした。記憶がよみがえり家へ帰りたいと泣くおっきょちゃん。すでにかっぱの子になってしまったおっきょちゃんを人間の世界へ戻してあげたい。ガータロは別れの悲しみを乗り越えがんばるのでした。

長谷川摂子さんと降矢奈々さんのコンビによる絵本は、『きょだいなきょだいな』『めっきらもっきらどおんどん』など素晴らしい作品ばかりです。この絵本も物語と絵がマッチしていて、世界観もしっかりしているので、少し長めの話ですが、その長さをまったく感じさせません。私も子供もおっきょちゃんとガータロの住む世界にすっかり入り込んでしまいました。

 

ひらがなの絵本
『だるまさんが』

かがくいひろし/さく

「だるまさんが…」ときたら次にくる言葉は?もちろん「ころんだ」と言いたい所ですが、この絵本の中では違います。「だるまさんが」というお決まりのフレーズに続くのは、おもしろい言葉と共に、いろいろなアクションを起こして笑わしてくれるだるまさんです。しかもどれも子供が喜びそうなものばかり。空気が抜けたように縮んだり、ぐーんと伸びたり、おならをしたり…。もちろん転ぶ事もあります。でも言葉は「ころんだ」ではなくて「どてっ」なのです。

「ぷしゅーっ」「ぷっ」「びろーん」。「だるまさんが」の後にこんな言葉を並べられて子供が笑わないわけがありません。とくに息子(3才)は大爆笑でした。

 

『ねえとうさん』

佐野洋子/作

くまの父さんが久しぶりに家へ帰ってきました。くまの子は大喜び。もちろん、くまの母さんも喜んでいます。さっそく父さんと一緒に散歩に出かけたくまの子は、もう嬉しくてしょうがありません。手をつないでもいい?肩車してくれる?泳いでくれる?ここぞとばかりに甘えるくまの子と、優しく応えるくまの父さん。今日は橋が流されていても大丈夫。だって父さんと一緒。大きな木を力強く折って橋にしてしまう父さんの姿に、くまの子はますます父さんの事が好きになるのでした。

久しぶりに帰ってきたくまの父さんに「ねえ、とうさん」「ねえ、とうさん」と何度も話しかけるくまの子。やはり親子一緒の時間は大切ですね。くまの子の幸せな気持ちがたくさん伝わってきます。「熊」らしく自然体で生きているくまの父さん。そんな父親の「熊」らしさを見て、目を輝かせるくまの子。親子で過ごす大切な時間は、間違いなく子供を成長させ、絆を深めていくのだと思いました。

 

ひらがなの絵本
『とりかえっこ』

さとうわきこ/作 二俣英五郎/絵

遊びに出かけたひよこが、出会った動物達と次々に「あるもの」をとりかえっこしていきます。その「あるもの」というのは…鳴き声。ねずみ、ぶた、かえる…他の動物達に会うたびにひよこの鳴き声が変わっていくのです。そんなひよこを猫が食べようとしてびっくり。それもそのはず、逆にひよこが犬の鳴き声で吠え立ててくるのですから。これには、猫も背中を丸めて逃げ出していくしかありませんね。

最初読み聞かせした時、息子(3才)の反応はいまいちでした。鳴き声をとりかえっこする場面の後、ページをめくるとねずみとひよこの絵があって、言葉は「ぴよ」と「ちゅう」。なるほど、まだ文字がしっかりとわからない聞いているだけの息子には普通に聞こえるのかも。そこで、ひよこを指差しながら「ちゅう」、ねずみを指差しながら「ぴよ」というふうにして読んでみたら…大笑いでした。そんなにおもしろいんだ、とびっくりするくらい笑っていました。

 

ひらがなの絵本
『ながいながいへびのはなし』

風木一人/文 高畠純/絵

この絵本はページが上下2段に分かれて構成されています。上段はへびの頭の物語。下段はしっぽの物語。このへび、頭としっぽが同じページに収まりきらないくらい長いんです。だって頭が町にいるのに、しっぽはまだ山の中。頭が昼ならしっぽは夜。とにかく本当に長い長いへびなんです。おかげで今ではお互いに相手のことを、すっかり見なくなりました。小さい頃は振り向けばそこに相手がいたのに…。頭としっぽは遠路はるばる会いに行く決心をしたのでした。

頭と出会った男の子が、しっぽまでたどり着く頃にはおじいさんになっているくらい長〜いへび。おもしろい発想の絵本だと思います。

 

『あしにょきにょき』

深見春夫/作・絵

食べたことの無いごちそうは無いというくらいごちそう好きなポコおじさん。何か珍しいものを食べたい…。そんなある日、家を訪ねてきた男の人から、今までに見たことも無い大きな空豆を買いました。それは、世にも不思議な空豆。味は最高!でも…食べ終わった途端に、足がにょきにょきと伸びてしまうのです。足は家を飛び出し、村を抜け、やがて町まで伸びていきました。町は突然現れた足に大混乱。はたして足は元に戻るのでしょうか?

空豆を売りに来たおじさん。緑色の顔をした、いかにも怪しい雰囲気のこのおじさんがとても気に入ってしまいました。足がどんどん伸びていくという話は、子供にとってもとても楽しい話だったようで、かなり気に入っていました。

 

同じ名前見つけた
『でこちゃんとらすたくん』

つちだのぶこ/さく・え

でこちゃん、本当は名前を「てこ」といいます。前髪が短くおでこが丸見えなので、あだ名がでこちゃん。ある日、でこちゃんの家にいとこの「らすたくん」がお泊まりにやってきました。家族みんならすたくんばかりちやほやするので、でこちゃんはおもしろくありません。ところが、さすがいとこ同士というか、次の日のおやつの時間、ケーキの食べ方がそっくりでお母さんに笑われてしまいました。らすたくんが私と似ている…その瞬間、でこちゃんの気持ちが明らかに変わりました。よくよく話をしてみると、好みが本当に一緒。最後はでこちゃんの家族も加わって、二人の大好きな忍者ごっこ。とても仲良しになったでこちゃんとらすたくんでした。

『でこちゃん』の続編です。最初は警戒心むき出しの二人(特にでこちゃん)が、ちょっとしたきっかけで大の仲良しになります。まるで、わたしの娘といとこの女の子を見ている様な気がしました。そうです。私の家でもこんな感じでした。妙に納得してしまいました。

 

同じ名前見つけた
『へんしんとびばこ』

あきやまただし/作・絵

とても不思議な「へんしんとびばこ」を使って、跳び箱大会が開かれました。1段に挑戦した「てつこ」ちゃんは、「てつこーてつこー…こうてつこうてつ」鋼鉄のロボットに変身。続いて2段に挑戦するのは蝶を追っかける男の子。「ちょうだちょうだ…だちょうだちょう」だちょうに変身。その後もいろいろな挑戦者が跳び箱に挑戦していろいろなものに変身します。そしてクライマックス。跳び箱20段に挑戦するのは、なんと小さな赤ちゃん。「おぎゃーおぎゃー」と泣きながらやって来て…

あきやまただしさんの「へんしんシリーズ」第6弾。言葉遊びの楽しさあふれる絵本です。

 

同じ名前見つけた
『雪窓』

安房直子/作 山本孝/絵

山のふもとの村にあるおでんの屋台「雪窓」。そこでは、妻子を亡くしたおやじさんが、ひょんなことから助手をすることになったたぬきと一緒に、愛想良くお客を迎えるのでした。さて雪の多いある晩、雪窓に一人の女のお客がやって来ます。おやじさんはその顔を見てびっくり。死んだ娘「美代」にそっくりだったのです。山の向こうにある野沢村から峠を越えてやって来たというその娘は、「また来ます」と言い帰っていきました。それ以来、おやじさんはその娘のことで頭がいっぱい。思いはつのれど、その娘はそれっきり姿を現してくれません。そしてある晩、おやじさんは決心します。峠を越えて野沢村に行こうと。鬼やら天狗やら、いろいろな物の怪が出るというその峠を、おやじさんとたぬきは屋台を引っぱります。娘に会いたい一心で…

心あたたまる物語です。長めのお話なので、時間に余裕をもって読み聞かせしてあげたい絵本です。なんといっても印象的なのは、たぬきが初めて雪窓にやってくる場面。おでんのことをよく知らないたぬきは、こんにゃくが食べてみたいのに名前がわからないので…「三角のぷるぷるっとしたやつください」。その姿がかわいいんです。子供のお気に入りは、屋台を引っぱり、峠を越える場面。雪がどんよりと降る夜、天狗や鬼の子達といった物の怪が次から次に現れます。絵本紹介topへ

 

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