…「きゅる」の物語と大好きな絵本を紹介しています…

サイトマップ | 著作権について

home きゅるの話 絵本紹介 プロフィール リンク メール
Yahoo! JAPAN
サイト内検索

テーマ別絵本

テーマを決めて絵本を探すなら…
>テーマ別絵本
ひとりでよめるかな?

ひらがなのえほん

ひらがなだけで読める絵本を集めました。
>ひらがなのえほん

同じ名前見つけた!

絵本に出てきた同じ名前の子…なんだか気になっちゃいます。
>同じ名前見つけた!

作家で選ぶ絵本

お気に入りの作家を見つけよう!
>作家で選ぶ絵本
絵本の中のあんなこと、こんなこと絵本の中の「気になるモノ」を特集します。
>絵本の中のあんなこと、こんなこと
特集ページ一覧

星のマークの絵本

特にお気に入りの絵本を紹介します。
>星のマークの絵本

今日の読み聞かせ

読み着かせで読んだ絵本&ちょっと一言…
>今日の読み聞かせ
タイトルから絵本を探すときは、下の一覧から選んでください。

ー絵本紹介用ー

タイトル一覧

ー今日の読み聞かせ用ー

タイトル一覧

ーお気に入り絵本用ー

お気に入り絵本一覧
前の10件 次の10件

 

『ライオンのしごと』

竹田津実/作 あべ弘士

タンザニアの草原にある大きな岩。コビエと呼ばれるその岩の周りに動物達が集まっています。これから裁判が始まるのです。お母さんを殺されたヌーの子供がライオンを訴えました。両者の弁護士の立ち会いのもと、たくさんの証人が呼ばれ、ライオンによるヌー殺しの真実、そしてそこに隠された重要な意味が明らかにされていきます。さて、裁判の決着は?動物達が導きだした答えとは?

ライオンの狩りには、食料を得るという目的以外にも重要な意味があるようです。自然がライオンに与えた大きな役割。私もこの絵本を読んで始めて知りました。やはりテーマが裁判だけあって、証人、弁護士、判決といった難しい言葉も出てきます。今までに無い独特な雰囲気を感じてか、子供達は真剣に聞いていました。ちょっと小さな子供には難しかったかな?とも思ったのですが、数日後、ニュースで「裁判」という言葉が出てきた時、息子(3才)が「裁判って言ってるよ」と教えてくれました。絵本の力はすごいです。

 

『タンチョウは悪代官か?』

竹田津実/作 あべ弘士/絵

北海道の東の外れにある広い湿原。そこにはキラコタンと呼ばれる小さな丘があり、今日そこで裁判が行われます。毎年たくさんの仲間が食べられて困っているヤチウグイが、タンチョウを訴えました。両者の弁護士の立ち会いのもと、たくさんの証人が呼ばれ、それぞれが置かれた状況、そして抱える問題点が明らかにされていきます。その中で浮かび上がってきた真実…それは、人間にとって、決して他人事では済まされないものだったのです。

「どうぶつさいばん」シリーズの絵本。この裁判のテーマには、人間のエゴがとても深く関わっています。ここで裁かれなければならないのは、どうやら人間だったようです。この絵本も、上で紹介した『ライオンのしごと』同様、難しい言葉、言い回しが出てきます。…『ライオンのしごと』以上に難しいような気もします。

 

『ぼく、おへんじは?』

ヤニコフスキ・エーヴァ/文 レーベル・ラースロー/絵 いせきょうこ/訳

男の子は疑問に思いました。何で大人は答えるのに困ってしまう質問ばかりするのだろう?「何か変わったことは?」「明日の昼、何が食べたい?」「学校は好き?」…。小さい頃は名前とか年齢とかすぐに答えられる質問ばかりだったのに。どうやら男の子は、大人の質問にちゃんと返事がしたいのに、答えが見つからなくて困っているようです。そんな男の子に、お父さん、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃんが優しく語りかけます。どうしてそんな質問をしているのか。その理由を聞いた男の子は、一人思いを巡らせ…そしてまた少し大きく成長したようです。

大人が何気なく聞いていることでも、子供には重荷に感じることがあるのかもしれません。ちゃんとお返事したいけれど、答えが見つからない。質問しているのにだまっている子供に対して、それをむやみに責めるのではなく、そのわけを考えてみるゆとりが大人の側にあると子供は救われるのでしょう。内容的には親のための絵本という気がしました。

 

『ねむれないひつじのよる かずのほん』

きたむらさとし/えとぶん

どうしても眠れない羊のウーリィは野原を散歩することにしました。ところでこの絵本の表紙には「かずのほん」と書かれています。ウーリィが眠くなるように何かを数えるのかな?でも、ウーリィは何も数えません。野原を歩いている間にいろいろなものに出会ったり、途中で見つけた家の中で絵を描いたり料理をしたり…いったいどこが「かずのえほん」なんだろう?その答えは最後のページにありました。ちょうが1、てんとうむしが2…ものの名前と数の一覧表があったのです。改めて絵本を見直してみると、確かにその数だけ描かれていました。納得です。

子供はこの絵本の謎がわかった後も、はしごが7のページの意味が少し難しかったようです。しばらく考えてから気付いたようでした。

 

『えんにち奇想天外』

斎藤孝/文 つちだのぶこ/絵

四字熟語絵本。縁日に出かけたおじいちゃんと子供達の会話の中に、これでもかというくらい四字熟語が登場します。「意気投合」「取捨選択」「優柔不断」などなど、裏表紙に出てくる「百発百中」も合わせたら、その数なんと29語。四字熟語の絵本と聞くと小難しい印象を受けるかもしれませんが、巻末に絵本に登場するすべての四字熟語とその意味がまとめられているので安心。わかりやすく、そしてとびっきり楽しい四字熟語の絵本です。

表紙に「声に出すことばえほん」とあります。作者、斎藤孝さんは後書きで次のように書いていました。読み聞かせの時に、何度か読み聞かせした後、四字熟語の部分を子供に大きな声で声に出して言ってもらいたいと。声に出して何度も言えば、ちょっと難しいかなと思える言葉も、子供は案外すんなり覚えてしまいます。普段聞き慣れない呪文のような言葉の数々を、楽しんで使えるようになれば、言葉の世界も広がって素敵ですね。

 

同じ名前見つけた
『ポルカちゃんとまほうのほうき』

たむらしげる/作

ポルカちゃんがほうきで部屋を掃除しようとしたら、ほうきが逃げ出してしまいました。だってこのほうき、魔法のほうき。そんじょそこらのほうきと一緒にされるのはプライドが許しません。言うことを聞かずにあちこち逃げ回ります。ところが調子に乗って飛び回るうちに、木にぶつかって折れてしまったのです。魔法のほうきは泣きわめきました。でも、ポルカちゃんに治してもらうと、態度をころっと変えすっかりご機嫌。さっそくポルカちゃんを乗せてテスト飛行へ。少しお調子者の魔法のほうきにまたがり、ポルカちゃんは雲のお城へ飛んでいきました。

『まじょのケーキ』の続編です。魔法のほうきに乗って空を飛んでいる場面が好きです。奥行き感があり、きれいにかわいらしく描かれています。ポルカちゃんのピンチを、お母さんが実に魔女っぽく救うところもいいですね。

 

同じ名前見つけた
『まあちゃんのまほう』

たかどのほうこ/さく

まあちゃんが魔法の本で見つけた不思議なおまじない。それは、誰かを動物に変えてしまうというもの。さっそくお母さんで試してみると…なんと、お母さんがたぬきに大変身。恐くなったまあちゃんは元に戻す呪文を唱え、元通りのお母さんの姿へと戻しました。ところがこのお母さん、何かが変。つまみ食いはするは、おもちゃはちらかし放題で遊びまくるは…普段なら怒りそうなことをして、子供のように大はしゃぎするお母さん。まあちゃんは喜んで一緒に遊んでいるけれど、どうやらこのお母さんには秘密があるようです。ほらよく見ると、スカートの下に茶色いものが…

よーく絵本を見てみると、いろいろなことに気付きます。なるほど、ここにたぬきがいて、まあちゃんが目をつぶっている間にこうなって、ああなって…いろいろな発見に思わず私が喜んでしまいました。タヌキのしっぽを見つけた時は、子供も喜んでいました。さらにこの絵本で子供に好評だったのが、おまじないの言葉。「れろれろ、ぷぷんぷん、ぺぺんぽん…」とわけのわからない言葉が並べられています。響きがおもしろかったのか、子供の心に残ったらしく、しばらく遊びで使っていました。

 

ひらがなの絵本
『あまいね、しょっぱいよ』

ふくだじゅんこ/絵

とても表情豊かなこぶたくんがいろいろな味覚を教えてくれます。甘い、すっぱい、辛い、しょっぱい…。それだけではありません。食感や見た目、食べた時の音だって味覚に影響します。きんきん冷たい、つるつるおいしい、ぱりぱり、ぺろぺろ、ねばねば、ぱらぱら…。さらに、家族で食事を楽しむシーンや友達と誕生日パーティーをしているシーン、一人でさみしそうに食べるシーン、大勢で嬉しそうに食べるシーンなど、いろいろな雰囲気だって食べ物の味を変えます。まさに、いろいろな「味覚」の絵本です。

グランまま社の「The Best of Sence」シリーズの絵本。この絵本では、6センスの内の「味覚」を取り上げています。ただ甘い、すっぱいだけではなくて、同じ物でも状況によって味が変わって感じるということまで描かれています。貼り絵のこぶたくんが表情豊かでとても魅力的なので、子供が感情移入しやすいと思います。きっと、この絵本を読みながら自分の体験と重ね合わせて味覚を思い起こしてくれるでしょう。

 

『きゅっきゅっきゅっ』

林明子/さく

スープが入った4枚のお皿。一番大きいのは赤ちゃんのスープ。一番小さいのはねずみさんのスープ。うさぎさんやくまさんも一緒に仲良く並んでいただきます。みんなおいしそうにスープを飲んでいるけれど、どうやら手や足にこぼしてしまったみたい。でも心配しないで。動物達は赤ちゃんがきゅっきゅっと拭いてくれました。そして、その赤ちゃんの口は、やさしいお母さんがきゅっきゅっと拭いてくれたのでした。

福音館あかちゃんの絵本。みんなの中であかちゃんが一番上手にスープを飲めました。それもそのはず、動物達がスプーンを上から握り、お皿の部分が親指側にきているのに対して、あかちゃんだけ下から握り、しっかりと箸を持つ時と同じ持ち方になっています。発達の段階まで描かれている。なかなか細かい所にこだわっているなと思いました。

 

『11ぴきのねことぶた』

馬場のぼる/著

11ぴきのねこは、旅の途中、一軒の古い家を見つけました。勝手に空き家だと決めて掃除を始める11ぴきのねこ達。するとそこへ、ぶたくんがおじさんの家を探してやって来ました。ところが11ぴきのねこはこの家は自分達の家だと言い張り、ぶたくんを追い出してしまったのです。確かにおじさんの家はここのはずなのに…。その後も、隣で家を建て始めたぶたくんの手伝いをしてあげたかと思ったら、あまりに立派に出来たその家を自分達のものにしてしまったりとやりたい放題。すると次の日、台風がやって来て…11ぴきのねこに天罰が下るのでした。

この絵本では、まさにやりたい放題、わがまま放題の11ぴきのねこ達です。最初は純粋に親切でしていたはずなのに、欲求に負けてしまって…悪気があるのか無いのか?でも、やっぱり憎めません。だって子供みたいで本当にかわいいんですよね、このねこ達。絵本紹介topへ

 

このページの先頭へ 前の10件 次の10件
home
©Daisuke.All Rights Reserved.