ー絵本紹介用ー
ー今日の読み聞かせ用ー
ーお気に入り絵本用ー
いわいとしお/〔作〕
ある日、クウちゃんがお風呂に入っていると、どこからともなく現れた亀に、パーティーへ招待されました。そのパーティーは家の地下100階で開かれるそうです。地下100階のパーティー…一体、どんなパーティーなのでしょう?想像は膨らみます。クウちゃんは、家の入り口があるという火山のふもとへと向かうのでした。
前作『100かいだてのいえ』を読んだ方は、大体この本の仕組みがわかっていると思います。この絵本は縦開きの絵本で、見開いたその上下2ページにわたって10階分の部屋が描かれています。階段を下りながら、上から下に読んでいき、ページをめくると次の10階へ進むのです。そして、地下1階から10階はウサギさん、11階から20階はアライグマさんというように、10階ごとに違う動物が住んでいて、それぞれの個性がいかされた部屋の造りを楽しめます。また、すべての部屋には階数を示す番号が付けられており、それぞれの部屋が階段やはしごでずーーーっとつながっています。「B1階、B2階…」と数を追いながら、クウちゃんと一緒に地下100階を目指しましょう。
おとぎの国のようなアリさん達の部屋、とっても和風なミミズさん達の部屋、金を採掘する穴堀名人モグラさん達の部屋…地下100階までの道のりには、ドキドキワクワクの発見がいっぱい。さあ、その奥の奥の、ずーっと奥にある地下100階の部屋はどんな部屋なのでしょうか?そして、そこで開かれるパーティーとは…?
子供達が大好きな絵本。一緒に読む絵本を選ぶ時、たくさんある絵本の中からこの絵本を選ぶことが多いです。この絵本は、じっくり物語を読み聞かせるというタイプの絵本ではなく、たくさんの発見をしながら、楽しい絵本タイムを子供達と共有することが出来る絵本だと思います。「ウサギさんのはしご、下の階へ行くほどだんだん人参に変わってる…」「あ、キャベツの地球儀!」…絵本の上を指でなぞりながら下の階へ向かう子供達の目は輝いていて本当に楽しそう。文章にはなっていないいろいろな物語を楽しんでいるのがわかります。
この絵本は、おもいっきり時間に余裕を持って子供と一緒に楽しみたいですね。そうしないと、地下100階までたどり着かずに読み聞かせの時間が終わってしまうかもしれませんよ。
マーガレット・ワイルド/ぶん フレヤ・ブラックウッド/え 石崎洋司/やく
この絵本を読んで思い出したこと…それは、私がまだ小さい頃、家で飼っていた愛犬「まる」のことでした。5才の頃家にやって来たまるはとても小さくてかわいくて、それから私が小学4年生になるまでずっとずっと大好きな友達でした。
忘れもしないあの夏休みの一日。私は学校のプールへ行っていました。プールサイドにいた私の耳に、突然父親の私を呼ぶ声が聞こえたのです。道路を見下ろすと、そこにいる父親は、まじめなような微笑んでいるような不思議な顔をして「まるが死んだよ」と言いました。私は軽く返事をして平静を装っていましたが、泣いているのを見られたくなくてプールに飛び込んでバタバタしていました。
この絵本の中では、愛犬「ジャンピー」の突然の死に上手に向き合うことが出来ないでいるハリーの前に、死んでしまったはずのジャンピーが現れます。それはジャンピーへの想いというか、魂そのものというか、残像というか…真夜中、二人は一緒に遊び、それでもだんだん弱く細くなっていくジャンピーの「姿」を見て感じて、ハリーは理解するのです。ジャンピーとは「さよなら」をしなくてはならないのだと。
私がまるを失ったとき、同じようにもう一度まるに会うことが出来たら、きれいな「さよなら」が出来たでしょうか?心をえぐり取るような死に直面する機会というのは、そう多くはありません。だからこそ、じたばたもしますし、乗り越えるのに多くの時間とエネルギーを必要とします。せめて「さよなら」を言えるまで、夢でも幻でも魂でも側に感じることが出来たなら、そして側にいてあげられたら…少しは救われるのかもしれませんね。
読み聞かせを聞く子供達はどんなことを感じたのかな?まだ、私の子供達はこんな「さよなら」に直面したことがありません。子供達にとってこの絵本は、悲しい話だけれど好きな絵本だそうです。それは、この絵本の中に確かな絆があり、優しさがあり、ぬくもりがあるからだと思います。そして私にとってこの絵本は…大好きだった愛犬「まる」の顔さえも思い出させてくれるような、心の奥を揺さぶる絵本でした。
工藤ノリコ/〔作・絵〕
旅するお坊さんがやって来たのは、海からの眺めも素晴らしい「たこのくに」。そこでお坊さんは、ある不思議な力を持った「たこきち」というたこに出会いました。たこきちが吐いたすみで絵を描くと、その絵は現実の世界へと飛び出し、時間が経つとすうっと消えるのです。不思議な力にすっかり感心するお坊さん。するとその前で、なぜかたこきちが涙し始めました。実はたこきちは、たこを食べてしまうという悪い大だこに家族をさらわれていたのです。二人は、家族を救い出すため、たこきちのすみの力を使いながら、いざ大だこの住む「たこ島」へと向かうのでした。
私は、この絵本を読み進めるうちに、どんどんこの絵本の世界へとひき込まれていきました。この絵本の魅力…それは、一言で言うなら「ミスマッチの妙」とでも言えるのではないでしょうか。まるで説法でも始めるかのように落ち着いた口調で語るお坊さんと、そんなお坊さんを敬い丁寧な言葉で話すたこきち。「こわいかな、たこきち」「いいえ、こわくありませぬ」。たこ島にある真っ暗な洞穴の奥へと向かう二人の会話ですが、そんなやり取りを…絵本の表紙にいるこの二人がしているんです。こんな個性的な顔をしているのに…うーん、最高!
みんなの会話、文章、話の展開、どれをとってもしっかりしていて読み応えも十分。それでいて、登場するキャラクターは工藤ノリコさんが描く絵本だけに、みんな個性的。こんな緊迫したシーンなのに、このたこ達の表情と言ったら…絵本を読みながら、顔は自然とにやけてきます。物語の最後の方では、お坊さんが描く絵の中から悪い大だこを懲らしめるために観音様が現れるのですが、ものすごいクライマックスなのになぜか少しだけ笑えてしまう。このバランス感は本当に見事です。ミスマッチを超えたベストマッチ。…もう一度言います。物語がしっかりしているので読み応え十分。ハラハラドキドキ、そして、とても楽しい読み聞かせが出来ました。
私は、工藤ノリコさんの描く顔が好きです。頭の形、ほっぺた、唇、そして…何より目が好きです。この絵本は、その目が作り出す雰囲気が最高にいい味を加えてくれていました。何だか次回作の登場を予感させるような終わり方だったので、期待して待っていたいと思います。
ティエリー・ロブレヒト/作 フィリップ・ホーセンス/絵 野坂悦子/訳
お父さんやお母さんが大切にしているものを壊してしまった。そんな時、子供の心の中はドキドキでいっぱい。ちゃんと謝れる時だってあるけれど、どうしたらいいかわからなくなって、ついつい壊してしまったものを隠して後は知らないふりなんてこともあるもんです。ちゃんと言わなければいけないことはわかっているけれど、どうしても本当のことを言えない。だから思わず、嘘をついてしまう。私は知らないよ…。この絵本に登場する女の子サラもそうでした。
触ってはいけないと言われていたお母さんの真珠の首飾りを壊してしまったサラ。引き出しの奥に隠して本当のことは言えないまま。お母さんに声をかけられて、みんな話してしまいたい気持ちになったけれど、やっぱり言えなかった。するとその時、サラの口からオバケが飛び出したのです。それは内緒にしたい言葉を繰り返す「ないしょオバケ」。自分にしか見えないし声も聞こえないけれど、ことあるごとに心の秘密をしゃべり出すのです。
本当のことを言えないまま時間は過ぎ、嘘が重なり秘密が増えて…そのたびにオバケの数も増えていくのでした。お母さんと話したくても、お父さんに甘えたくても、オバケはサラの周りで騒ぎ立てます。最初はオバケに反発していたサラでしたが、ある日とうとう心が耐えきれなくなり…
「ないしょオバケ」は、嘘をついてしまった時のうしろめたさや心の葛藤そのもの。正直に本当のことを言わない限り消えてはくれません。だから、絵本の中でとてもかわいらしく描かれてはいますが、サラの味方ではありませんし、助けてもくれません。サラが自分の力で切り開くしかないのです。だんだん嘘が重なって心が追い込まれていったサラが、真実を話すことで道を切り開く。そして、ちょっとだけ成長する。そんなサラの心情の変化と成長が、とてもよく描かれていると思いました。
カンタン・グレバン/作 ふしみみさを/訳
ある日、町中をパニックに陥れるようなとんでもない事件が起こりました。何が起きたのかというと、なんと木の枝からオレンジが一つ落ちたのです。…オレンジが一つ落ちようが大したことないように思うかもしれませんが、そうではありません。この話には…「まだまだつづきがあるのです」
さて、日本には「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがあります。全く関係のないような意外な所に影響が出ることを例えたもので、風が巻き上げた土ぼこりが目に入ることで盲人が増え、増えた盲人は三味線で生計を立てようとし、三味線に使う猫の皮の需要が増え、猫が殺されネズミが増え…というように話が続いていきます。この絵本では、まさにオレンジが木の枝から落ちたことをきっかけに、いろいろな出来事が連鎖して起こり、最後にとんでもない事件が起こるというわけです。
さらに、話はそこで終わりません。この絵本の面白い所は、人々から苦情を受けた王様が、犯人を懲らしめるため、その「とんでもない事件」がどうして起きたのかをさかのぼって解明していくのです。最後にたどり着いた犯人は…えっ?オレンジ?。さあ、王様、この犯人をどうやって懲らしめるというのでしょうか?
「まだまだつづきがあるのです」という決まり文句とともに、次から次へといろいろな出来事が起こっていきます。繰り返しのある内容で、どんどん世界にひき込まれていきました。しかも、とんでもない事件が起きた後、今度はその犯人を捜すためにいろいろな出来事をさかのぼっていくではありませんか。この展開はとても新鮮で、心の底から楽しめました。絵も素晴らしく、訳文も読みやすいので、何度でも読み聞かせしたくなるような絵本だと思います。
シゲリカツヒコ/作
またまた、ものすごくインパクトのある絵本に出会ってしまいました。なにがインパクトがあるかって…このカミナリこぞう、でかすぎっ!絵本の表紙に描かれたカミナリこぞう、頭に角らしきものがあったり、虎柄のパンツを身に付けていたりする以外は何ともかわいらしい笑顔をした普通の子供に見えますが、とにかく大きいんです。頭だけで、おそらく直径1mはあるでしょう。しかも絵が細かく描き込まれているので、とにかくリアル。目の前に、身長3mくらいの3頭身の赤ん坊がいるのを想像してみてください。笑えてくるくらい迫力があると思いますせんか。この絵本には、その想像したままの世界が描かれているのです。
もちろん、この絵本の魅力はインパクトのあるカミナリこぞうだけではありません。主人公の少年がカミナリこぞうと出会うきっかけとなった落雷に遭遇した時、少年の頭は、所々煙が立ち上るちりちりのアフロになってしまいます。しかも髪の毛の一本一本が描かれているかのように細かく描写されているので、これまたリアル。その姿を見た時、思わず心の中で「ドリフかっ!」って、つっこんでしまいました。きっと読み聞かせをしている私の顔は、にやにやしていたと思います。
ちなみに、物語の内容は…これが、驚くほどしっかりとしていて、重ねてびっくり。この絵本、間違いなくインパクトだけの絵本ではありません。物語の展開も素晴らしく、最後は自然の偉大さ、力強さ、摂理などを感じさせる終わり方まで見せてくれます。絵本を手にした瞬間から読み終わるまで世界観にひき込まれっぱなしの、心に残る絵本でした。
とにかく心に残る絵本でした。カミナリこぞうの父である雷様は、緑色の身体をした恐ろしい鬼のような姿で描かれているのですが、物語の最後、暗雲と同化するようにして去っていきます。暗雲と一体化した雷様の絵…絵本ならではの奥行きの広さを感じさせてくれました。この絵本は、作者シゲリカツヒコさんにとって初めての絵本だそうです。次回作があれば、ぜひ読んでみたいと思いました。
みやこしあきこ/著
白黒モノトーンの絵の中、所々に赤色や黄色が彩色された印象的な絵本です。モノトーンの部分と色が付けられた部分のバランスが場面ごとに違っているので、雪の日の静けさや冷たさだけでなく、その場の雰囲気や主人公の女の子の心情までも伝わってくるような感じがしました。
主人公は、キッコちゃんという女の子。ある日、お父さんがおばあちゃんの家の雪かきをしに出かけました。ところが、手みやげに持っていくはずだったケーキをお父さんが忘れて行ったものだから、キッコちゃんはお父さんを追いかけ一人でおばあちゃんの家へと向かうことになりました。雪が積もった森の中、お父さんと思われる黒いコートを着た後ろ姿を追いかけるキッコちゃん。すると目の前に今まで見たことが無い家が現れ、お父さんはその見知らぬ家へと入って行ったのです。不思議に思い、中をのぞいてみると…なんとそこには黒いコートを着たクマが立っていました。お父さんじゃない…
実は、その家の中では、森の動物達のお茶会が開かれていたのです。ヒツジの子に家の中へと誘われたキッコちゃんは、そこで不思議な体験をするのでした。
お茶会が開かれている家の中へキッコちゃんが入って行く場面。音楽がピタリとやみ、動物達はじっとキッコちゃんを見つめます。その絵は、色の無い完全なモノトーンで描かれ、時間が止まったかのような張りつめた空気感が伝わってきました。キッコちゃん目線で描かれた構図からも、動物達に一斉に見つめられた緊張感を感じます。突然の見知らぬ女の子の入室に一瞬戸惑う動物達と、思いもせず動物達のお茶会に参加することになったキッコちゃんとの間にある距離感が見事に描かれていると思いました。
ひがしちから/作
初めてこの絵本を読んだとき、私は小学校の頃の自分を思い出しました。小学校からの帰り道、道ばたに落ちていた石を蹴りながら、もしこの石を家まで蹴り続けなければ自分は死んでしまうだろう…なんて勝手な決まりを自分に作って、しかもいったん心にそう決めてしまったものだから、妙に真剣に蹴り続けていたのを覚えています。影のある所は地獄、だから影を踏んではいけない。1から数えながら歩いて、1000になるまでに家に着かなければ大変なことが起きるなどなど…みなさんもそんな経験があるのではないでしょうか?
絵本の中でそらくんは、目の前の白線の上を歩いて帰ろうと心に決めました。決めたからには何としてでもやり抜かなければいけません。くだらないかもしれませんが、そういうものなのです。でも…何の問題も無く簡単に家までたどり着けるかというと、なかなかそうはいかないもんで…やっぱり白線が途切れていたり、障害物があったりするのでした。
目の前の困難を、ばかばかしくも一生懸命乗り越えていくそらくんの姿に、少年の頃の自分が重なって見えた、そんな絵本でした。
子供が大好きな絵本。同じくらい私も大好きな絵本です。子供の頃の記憶…というか想像力を思い出して嬉しい気分になりました。そうなんですよね。踏んだらいけないと決めた所は絶対踏めないんですよね。だって、そこは深い穴だったり地獄だったり悪魔が棲んでいたりするんですから。ひがしちからさんの絵は、そういった子供独特の世界観をものすごく見せつけてくれました。おかげで、その想像力がうらやましいと思うくらいドキドキしながら読みました。やっぱり子供の中に広がる世界は、くだらないこともあるけど…すごいな。
西原みのり/作
赤や黄色に色付いた落ち葉、おいしそうな木の実、どんぐり…この絵本の中には秋の「ワクワク」がたくさん詰まっています。絵本を読んだら、森や林へ「秋探し」にいきたくなること間違いありません。
それは、とある広場にある小さな市場。そこには、小さな虫や小動物達が営む素敵な店がたくさん並んでいます。もみじの天ぷらやピーナッツ弁当など味覚を楽しませてくれそうなのは、とかげの「ごちそうやーちょろり堂」 雑貨好きなら要チェック。もぐらのモグじいさんの雑貨屋「モグよろずや」では掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。他にもマダム・ガガのブティックで衣装やアクセサリーを探したり、落ち葉で出来た魚達がずらりと並ぶ魚市場を見学したり…もしも本当に行くことが出来たなら一日中楽しめそうな、楽しみどころ満載の市場なんです。
そんな、小さな世界に入り込んでしまった女の子さっちゃんと一緒に、「おちばいちば」を心行くまで楽しんでみてはいかがでしょうか?
絵、文章ともに絵本の隅々まで楽しめました。私は500グリで買える「おちばのギター」が欲しいです。どんな音がするのかな?ほかにもおしゃれでかわいい商品がたくさん登場します。こんなに落ち葉に魅力を感じたのは初めて。いろいろな落ち葉を集めてみたくなりました。文章のリズムもよく、思わず口ずさんでしまいそうな言葉が色々登場します。秋に読みたい素敵な絵本でした。
市川里美/作
それは月がきれいな夜のこと。どこからかお月様を見上げてささやく声が聞こえます。不思議に思ったお月様が声のする方をよく見てみると、なんとそこにはたくさんの人形達がいたのでした。
絵本の表紙を見てください。窓辺から空を見上げる色とりどりの人形達。ペルーの人形がいます。ロシアの人形も。アフリカ、フランス…家の人が集めたのでしょう。それはいろいろな国からやって来た人形達でした。人形達はみんなそれぞれの国で見てきたお月様の記憶、そして思い出を語り始めます。暗い夜を明るく照らしてくれたお月様に感謝する人形、お月見の時に見た透き通る絹のようにきれいなお月様を思い出す人形、真っ黒なお月様を見た時の怖い思いを語る人形…人形達の思いは実に様々。そして、そんな人形達の話を聞きながら、お月様も微妙にその表情を変えていくのです。
人形達の記憶を通して、いろいろな表情を持つお月様を、そして、世界中の空に思いを馳せることが出来る絵本です。
この絵本はタイトルが示す通り「月」がテーマの絵本です。月のいろいろな側面を見ることが出来ます。ただ、あくまでも主役は魅力あふれる人形達だと思います。アメリカの人形が語った大きな夢に対して他の人形達から拍手が起こった時は、ぞくぞくっとしました。人形としての自我、その存在意義の昇華を感じさせる物語の展開でした。絵も秀逸で、絵本の構成としては、左ページで人形が語り、その人形達の「思い」のシーンが右ページに描かれていきます。いろいろな国の人形が語っているだけあって、ページをめくるごとに、違う雰囲気を持ったそれぞれの世界の景色が描かれていきます。きれいでした。魅せられました。読み聞かせをしながら…また一冊、いい絵本に出会えたなと思えた絵本です。絵本紹介topへ
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