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『やまこえ のこえ かわこえて』

こいでやすこ/さく

きつねのきっこは、稲荷山の秋祭りに出すいなり寿司を作るため、山のふもとのお豆腐屋さんに油揚げ100枚を買いに行きました。きっこのいなり寿司はお祭りの名物なんです。それは真夜中のお買い物。辺りは真っ暗。そこし怖いけれど、道中お月様やふくろうの「ろくすけ」、いたちの「ちい」と「にい」に出会い、みんな買い物に付いて来てくれたので大丈夫。無事買い物を済まし家へと向かうきっこちゃん。すると、暗闇の中から「油揚げを置いていけ」という声が聞こえて来て…

きつねのきっこシリーズの絵本。繰り返しがあり読み聞かせ向きです。買い物の帰り道、何回も油揚げを置いていかせようとした犯人の正体は?…最後にちゃっかりみんなと一緒にいなり寿司を食べていました。よく見ると物語の最初の方からずっと付いてきていたみたい。絵のあちこちに隠れていました。

 

『おなべおなべ にえたかな?』

こいでやすこ/さく

きつねのきっこはおおばあちゃんの家で留守番をすることになりました。いたちの「ちい」と「にい」も一緒。おおばあちゃんは山のお医者さんです。急に往診することになったので、スープの番をたのまれたのです。「おなべおなべにえたかな?」おなべと話をしながらの楽しいスープ番。塩を入れ、バターを入れ、味見を繰り返すうちに、もう一杯もう一杯と止まらなくなって…大変、スープが空っぽに。でも、替わりにおなべがとても素敵なスープを教えてくれました。春の味がするタンポポ入りの豆スープ。それは、往診から戻ってきたおおばあちゃんも大満足の一品なのでした。

きつねのきっこシリーズの絵本。前作同様、繰り返しがあり読み聞かせ向きです。おなべと会話しながら料理をするという楽しい内容。おしゃべりするおなべの表情がとても豊かに描かれているので、子供の心をひきつけると思います。

 

『ふわふわ、ぽかぽか』

ふくだじゅんこ/絵

動物達と一緒にいろいろな「触覚」をみてみましょう。羊の毛って「ふわふわ」していて「ぽかぽか」あたたかい。タコは「くねくね」しているし、亀の甲羅は「かちんかちん」。「さらさら」の砂、「べちゃべちゃ」の土。「つるつる」「ぎざぎざ」…寒い時は何て言うのかな?熱い時は?…この絵本を読んだ後は、実際に手で身体でたくさんの感覚を味わいましょう。きっと、身の回りにたくさんの「触覚」を体験することが出来ます。

グランまま社の「The Best of Sence」シリーズの絵本。この絵本では、6センスの内の「触覚」を取り上げています。作者のふくだじゅんこさんは『あまいね、しょっぱいよ』で「味覚」も担当しています。今作も貼り絵の魅力満載。動物達がとてもかわいいです。

 

ひらがなの絵本同じ名前見つけた
『そらいろのたね』

なかがわりえこ/文 おおむらゆりこ/絵

空色の種って見たことありますか?私はありません。多分、実際に見ることは無いと思いますが、絵本の中には存在します。それも、とびっきり不思議な種。ある日ゆうじは、宝物の模型飛行機ときつねの持っている空色の種を交換しました。庭に植えて水をやると…なんと次の日、空色の家が生えてきたのです。水をあげるたびにぐんぐん大きくなっていく家。いろいろな動物が集まってきて、家の中はどんどんにぎやかになっていきます。これには、きつねもびっくり!するとそのきつね、うらやましくなったのか…模型飛行機は返すから家を返せと言いだしてみんなを追い出してしまいます。こんな自分勝手なきつねには罰が…当たらないわけありませんよね。

娘(7才)は、もしこんな種をくれるなら一番素敵な宝石と交換してもいいと言って、おもちゃの宝石を見せてくれました。空色の種は、宝物と交換したくなるくらい魅力的な種だったようです。

 

『ぷかぷか』

石井聖岳/作

素晴らしい海の青さと空の青さ。それは、海と空の境目がわからなくなってしまうくらい青々と晴れ渡った日のことでした。そんな日はいろいろなことを考えてしまうものです。海に浮かぶタコならなおさら。空の色と海の色が重なり合って、何だかこのまま空も飛べてしまいそうな気分です。もし空が飛べたら、どうやって飛ぼう…。あんな風?こんな風?波にぷかぷかと漂いながら、のんきにいろいろなことを想像するタコ。その姿はまさに「平和」そのもの。ところが突然、そんなタコの側に大きな船がやって来て、大波を受けたタコは勢いよく空へと投げ出され…

この絵本に漂う「平和」な雰囲気が、とても気に入ってしまいました。表紙で空を漂うタコの表情くらい平和です。おもいっきり肩の力を抜いて、読みたい絵本です。…と言っても、きっと自然に力が抜けてくると思います。最後に一波乱(?)ありますが…やっぱり平和なんですよね…

 

『おばあちゃんのひなまつり』

計良ふき子/作 相野谷由起/絵

今日は、ひな祭り。そして、おばあちゃんにとっては誕生日でもありました。ごちそうの準備も出来て、さあ楽しい一日の始まり…のはずが、孫のまこちゃんが怪我をして来れなくなり、一人きりの誕生日に。その夜、一人でごちそうを食べるおばあちゃん、何だか寂しそう。するとその時、突然ふすまが開いて知らない女の子が現れたのです。不思議に思いながらも、誰かが来てくれたことが嬉しくて一緒にごちそうを食べることになりました。その後も、ふすまの向こうからたくさんの子供達が…。おばあちゃん、とても楽しそう。それにしても、この子供達は一体…?次の日その答えを知ったおばあちゃん。嬉しそうなおばあちゃんの表情が心に残ります。

まったく関係ありませんが、漫画「こち亀」の主人公、両津勘吉を思い出してしまいました。両さんも誕生日がひな祭りの日だったような…。

 

『さいしゅうれっしゃのあとで』

市川宣子/作 柿本幸造/絵

山奥の小さな駅。最終列車を見送った駅長さんは、駅長室でホッと一休み。その日は特別に冷える夜でした。帰る前に一杯のコーヒーをと、ストーブにやかんをかけた時、何やら列車の近付く音が聞こえてきます。最終列車はもう出たはずなのに…。それは、秋の終わりの不思議な出来事。やって来たのは、ふもとの町まで大急ぎで冬を届けに行くという謎の列車。運転するのは男の子。客席にいたのは木枯らし。その後も女の子が運転する列車が現れ、その客席には粉雪が。…「冬」の訪れは、そんな不思議な夜の列車が運んでいるのでした。

人や荷物を載せて目的地まで運ぶのが列車の役目。その列車が、まさかこんなものまで運んでいるとは…「冬」を乗せて走る列車。秋から冬への季節の移り変わりを、素敵な発想で描いた絵本だと思います。冬から春へは?春から夏へは?一体何を運んでいくのだろう?…想像はふくらみます。

 

♠ 『ビロードのうさぎ』

マージェリィ・W.ビアンコ/原作 酒井駒子/絵・抄訳

心から大切に大事にされたおもちゃは「ほんもの」になれる…。クリスマスの日、一人の男の子の家へやって来たビロードのうさぎも、そんな「ほんもの」に憧れるおもちゃの一つでした。ある偶然から、たくさんあるおもちゃの中で、男の子のお気に入りになることが出来たうさぎ。男の子にとってそのうさぎは、おもちゃ以上の存在。そう、まさに「ほんもの」なのでした。うさぎは「ほんもの」になれて、幸せでした。ところがある日、森の中で生きたうさぎに出会い、彼らと自分は違うことに気付かされるのです。動けない…自分だって「ほんもの」のはずなのに…。悲しみを感じました。そして、さらなる悲劇が。男の子が重い病を患い、消毒のために本やおもちゃがすべて焼かれることになったのです。もちろん、うさぎも同じです。突然やって来た「終わり」の日。嘆き悲しみました。涙が流れました。…そしてその夜、奇跡は起こりました。心から大切に大事にされたおもちゃだけがなれるという「ほんもの」…それは、愛され大切にされたおもちゃだけに起こる大きな奇跡なのでした。

おもちゃにとって幸せとは何?その答えをおもちゃに聞くことはもちろん出来ません。私の子供にも、お気に入りのおもちゃがあります。小さい頃からいつも一緒。二人はまるで「ほんもの」の友達みたい。この物語のように本当の意味での「ほんもの」にはなれなくても、そのおもちゃはきっと幸せだと思います。私の子供は、一緒に遊んだりお買い物したりしたいから動けるようになって欲しいと言っていました。動けるようになったらどこかへ行ってしまうかもしれないなんてことはまったく考えてもいません。ともかく、おもちゃの中に心を感じたり、おもちゃを心から大切にすることはとても大事なことだと私は思います。たとえ自己中心的で一方向的な思いだとしても、子供にはそんな相手が必要で、それが「ほんもの」のおもちゃだと思うからです。自己中心的なその中心にある「自己」を優しく豊かにしてくれる「ほんもの」のおもちゃとの出会い。そんな大切な役割を担うことが出来るお気に入りのおもちゃは、やはり幸せなのではと思います。この絵本は、そんなことを考えさせてくれる絵本でした。

 

『終わらない夜』

セーラ・L.トムソン/文 ロブ・ゴンサルヴェス/絵 金原瑞人/訳

少し怖い雰囲気が漂う表紙の絵。水際でカンテラを持つ女性の後には、何人もの女性達が並んでいます。その姿をたどると、いつの間にか水面と一体化して…この絵本はこんな不思議で奇妙な「だまし絵」の絵本です。キーワードは、本の袖に書かれたこの言葉「眠りと目覚めの間の時間」。混沌としていて、境界は曖昧で不鮮明。そんな「夢うつつ」の世界を見事に描いたこの絵本。奇妙な「だまし絵」の世界を親子で一緒に楽しみましょう。

以前紹介した『真昼の夢』と同じ作者の絵本です。今作でも、たくさんのだまし絵を楽しむことが出来ます。夜がテーマなだけあって、『真昼の夢』に比べると全体的に薄暗く、少し怖さを感じる子供もいるかも…

 

同じ名前見つけた
『へんしんマラソン』

あきやまただし/作・絵

とても楽しく、すごく不思議なマラソン大会。何が不思議かと言うと、このマラソンを走ると何故か変身してしまうのです。その名も「へんしんマラソン」。緑のカマキリが「カマッカマッ…」と走っていると「…マッカマッカ」真っ赤なカマキリに大変身。なおとくんは「なおとなおと…おとなおとな」大人になっちゃうし、屋台はタイヤだけになっちゃった。こんな不思議なマラソン大会ですが、優勝したのは…もちろん「ゆうしょうゆうしょう…」もう、わかっちゃいましたか?

あきやまただしさんの「へんしんシリーズ」第3弾。言葉遊びの絵本です。優勝したのは?確かにこの選手ならどんな大会でも、絶対優勝間違いなしです。絵本紹介topへ

 

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