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♠ 『いそがしいよる』

さとうわきこ/さく・え

満天の星空を見上げながら外で眠ったら…なんともロマンチックなシチュエーションですが、一体どんな気分がするのでしょうか?この絵本は、美しい星空を眺めるうちに外で寝たくなってしまったばばばあちゃんが、実際に外で寝ようとする話です。それではと、なんと家の中からベッドを出してきたばばばあちゃん。さらに、あれが足りないこれが足りないと家中の物をみんな外へ運び出し、辺りはもの凄いことになってしまいます。これでは、もう家の外なのか中なのかわかりません。でも、この辺りの豪快さは、さすがばばばあちゃんです。ところで、私はこの絵本の中でとても好きな場面があります。ベッドに寝転がって星空を見上げるばばばあちゃんが、星空の中に浮かんでいるような気分になるという場面。読んでいて、もの凄く想像力をかき立てられる話でした。

福音館の「ばばばあちゃんのはなし」シリーズの絵本。岡山県の蒜山高原へ旅行に行った際、私も試しました。夜中、辺りに何も無いベンチの上に寝転がり満天の星空を眺めたのです。すると目の前には星空しか無く、身体は星空に包まれ、まさに星空の中に浮かんでいるような気分でした。もちろん私の子供も寝転がり、素敵な星空に大満足。とても素晴らしい体験が出来ました。

 

『おおさむこさむ』

こいでやすこ/さく

きつねの「きっこ」といたちの「ちい」と「にい」は、おおばあちゃんに作ってもらった新しいマントをはおって、そり遊びに出かけました。外は雪。こんな日は、恐い雪ぼうずが出るそうです。きっこ達は大丈夫でしょうか?ところで、絵本の表紙にいる二つの雪だるま。名前を「おおさむ」と「こさむ」と言います。きっこ達は、雪山で出会ったおおさむこさむに誘われるがまま、一緒にそり遊びをすることになりました。素晴らしいそり遊びの場所に案内してもらい、かき氷までごちそうしてもらって…本当に気の良い雪だるま達。でも、何だか様子が変です。かき氷を食べるおおさむこさむの身体がだんだん大きくなって…

きつねのきっこシリーズの絵本。今作は、ドキドキの展開が待っています。子供達も雪ぼうずの迫力に引き込まれるかのように、じっと聞き入っていました。

 

『999ひきのきょうだいのはるですよ』

木村研/文 村上康成/絵

かえるのお母さんと999匹の兄弟達。春が来てもなかなか起きてこないお兄ちゃんは、お母さんに怒られ、やっと目を覚ましました。ようやくみんな勢揃い。本当にマイペースなお兄ちゃん。でも、お兄ちゃんの他にもお寝坊さんはいるようです。どこからか寝息が聞こえてきます。お兄ちゃんと弟達、999匹の兄弟は、まだ寝ているみんなを起こしにいきました。亀、とかげ、てんとうむし…そして穴の中にはなかなか起きてこない、とびっきりのお寝坊さん。そのお寝坊さんを引っぱりだそうと、お兄ちゃんを先頭に兄弟みんなで頑張りますが、中からにょろにょろっとしたひょろ長い身体が現れて…これってもしかして…お兄ちゃん、ピンチ!

『999ひきのきょうだい』の続編です。今作でもお兄ちゃんはマイペース。みんなより遅れて出てきます。そして、弟達はそんなお兄ちゃんが大好き。このシリーズは999匹の兄弟達のほのぼのとした雰囲気が好きです。途中ピンチもありますが、やっぱりゆるーい時間が流れていて、心が和みます。

 

同じ名前見つけた
『そら はだかんぼ!』

五味太郎/作

お風呂の時間になりました。猫を追いかけるライオンくんに、お母さんが声をかけます。はだかんぼうになりなさい。…えっ、ライオンが裸になる?服を着ているわけでもないのに。不思議に思いながらページを開いてびっくり。たてがみを取り外して、毛皮も脱いで、その中から服を着たクマくんが現れたのです。そうか、表紙のライオンの正体はクマくんだったんだ…と思いきや、ページを開いてさらにびっくり。そのクマくんが毛皮を脱ぎ始め、中から現れたのは、なんといたずらっこのたろうくん。おもしろびっくりの絵本でした。

意表をつかれる展開です。親子共々、絵本の中に引き込まれました。しかも、ただおもしろい絵本というだけでなく、さりげなく服を脱ぐときのコツなんかが描かれています。見返しにあるサブストーリーも、子供と話が広がって良かったです。

 

同じ名前見つけた
『てん』

ピーター・レイノルズ/作 谷川俊太郎/訳

絵を描くことが好きな子も苦手な子も、この絵本を読めば、絵などを通して何かを表現することの素晴らしさを再発見することが出来るでしょう。…絵を描くのが嫌いなワシテがお絵描きの時間に紙に描いたのは小さな点一つ。それを先生が立派な額縁に飾ってくれたのを見た時、ワシテの中で何かが変わり始めました。点なら私にも描ける。それなら、もっといい私の「点」を描きたい。今まで開けたことも無い絵の具を手に取りワシテは描きます。誰のものでもないワシテの点を。

自分を表現する喜び、楽しさ、素晴らしさ。先生の素晴らしいアシストは、一人の少女の前に無限の可能性を広げてくれました。私も、子供達に対してこんな役割を担ってあげたいなと思います。

 

同じ名前見つけた
『へんしんコンサート』

あきやまただし/作・絵

それは、世にも不思議なコンサート。ステージ上で歌を歌えば、あら不思議。違うものへと大変身。その名も「へんしんコンサート」。ジーパンをはいたお兄さんが「ジーパンジーパン…パンジー」へと変身したのを皮切りに、大トリで歌う大スター「ピエール・くま」まで、たくさんの人や物が歌い、みんな不思議な変身を見せてくれます。巻末にはアンコール劇場まで用意されていて…こんな楽しいコンサートがあったら一度行ってみたいものですね。

あきやまただしさんの「へんしんシリーズ」第5弾。言葉遊びの絵本です。さて問題。ステージの上で緊張して「びえ〜!」と泣き出してしまったのは誰でしょうか?今作の中で、私はこの変身が一番好きでした。

 

ひらがなの絵本
『はずかしがりやのれんこんくん』

二宮由紀子/文 長野ヒデ子/絵

レンコンはどうやって出来るのか?そう聞かれると意外と答えられない方が多いかもしれません。漢字で書くと「蓮根」。その文字通り「蓮(ハス)」の根っこがレンコンです。…れんこんくんはいつも自分の身体が穴だらけなのを恥ずかしく思っていました。自分に自信が持てないれんこんくん。そんなれんこんくんのために、池に住む魚や蛙達が「いい所探し」をしてくれます。その中でみんなは、池に浮かぶあのハスの葉を水の中でしっかり支えているのがれんこんくんだと知り、感心するのでした。れんこんくん、もっと自信を持っていいはずですよね。水中でハスをしっかり支え、あんな綺麗な花まで咲かせるのですから。

ハスの根がレンコン。それなら、子供がその上に乗っている写真で有名な「オオオニバス」の根もレンコンなの?調べてみると、ハスが「ハス科ハス属」なのに対して、オオオニバスは「スイレン科オオオニバス属」。どうやら、あのレンコンが出来る「ハス」の仲間ではないようです。だから当然、レンコンも出来ませんし食べれません。

 

『たこやきようちえん』

さいとうしのぶ/作

表紙にいるかわいらしいたこ焼き達が「たこやきようちえん」に行きます。たこ焼き屋のおじさんが作ってくれたとっても小ちゃなお弁当(…かわいい!)をリュックにつめ、迎えにきてくれたタコの「たこや きよこ」先生と一緒にみんなで楽しく幼稚園へと出発。…この絵本の魅力は、たこ焼きが幼稚園に行くという設定のおもしろさだけではなく、何と言ってもとても個性的で表情豊かなキャラクター達だと思います。所狭しと動き回るたこ焼き達にはみんな名前が付けられ、それぞれいろいろな個性を見せてくれます。さらには、優しさあふれるたこ焼き屋のおじさん。8本足でみんなを温かく見守ってくれる先生。読んでいるうちに自然と笑顔になってくる…そんな絵本です。

この絵本のもう一つのおすすめポイント。それはお話の中にたくさん登場するたこ焼き達の歌。「いきたいなあ、いきたいなあ、ようちえんにいきたいなあ!」など、ページをめくるたびにたこ焼き達が歌を歌っています。それぞれの歌、言葉は違いますが大体文字数は一緒。どのような音程で歌ったらいいのか巻末に楽譜が載っています。その通り歌っても良し、自分で歌いまわしを考えても良し。きっと、読み聞かせに花を添えてくれると思います。

 

同じ名前見つけた
『いちごばたけでつかまえた』

清水達也/作 土田義晴/絵

いちご畑を舞台にした、ユミとたぬき一家の友情の物語。ある日いちご畑で仲良くなった小だぬきとそのお母さんが、いちご泥棒に間違えられ、ユミのお父さんに捕まえられてしまいました。たぬきが食べたんじゃない…ユミは謝りながらたぬき達を逃がしてあげます。そんなユミの気持ちに応えるべく、たぬき一家が向かったのは山奥に住む長老「白だぬき様」。そこで白だぬき様から化け方と作戦を授かったたぬき一家。泥棒を捕まえるため畑を見張るのでした。

子供の好きないちごから始まり、動物との心あたたまるふれあい、そしてたぬき達の妖怪変化。子供の心をひきつける要素がたくさんつまった絵本です。物語の展開がしっかりしているので、読み聞かせしている親も感情移入しやすい絵本だと思います。

 

同じ名前見つけた
『おおきなきがほしい』

佐藤さとる/ぶん 村上勉/え

もしも大きな木が家の庭にあったら…。子供にとって、大きな木というのは心をひきつける何かを持った特別な存在であることが多いようです。私が子供の頃の家には、庭なんてありませんでしたから、近所の神社がその特別な場所だったと思います。神社の神木。それは上を見上げると後ろへひっくり返ってしまいそうな巨木でした。最初の枝までが高すぎて、どうやっても登れなかったもんです。この絵本は男の子「かおる」の、大きな木への憧れを描いたものです。もし庭に大きな木があったら、あんなことしてこんなことして…お母さんに思いを語るうちに頭の中の想像はどんどんふくらんでいきます。きっとこの絵本を読む子供達は、かおると一緒に頭の中で木にはしごをかけて登るでしょう。木の上に自分の部屋を作るでしょう。そして、りすや鳥達との触れ合いを楽しむでしょう。子供の無限の想像力を刺激する良い絵本です。

物語の最後、かおるは頭の中で思い描いた大きな木の話をお父さんにします。そして、「マテバシイ」という木を実際に庭に植える場面で終わります。子供の夢物語をただでは終わらせない。子供の夢と向き合い、親として出来ることを手助けする。私の教訓にもなる絵本でした。絵本紹介topへ

 

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